せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

「ガールズ&パンツァー劇場版」を見ました

1月18日に、「ガルパンはいいぞ」で話題の「ガールズ&パンツァー劇場版」を見てきました。
もちろん立川シネマシティの極上爆音上映で。

昨年11月21日に公開されたこの作品ですが、あまりの評判の良さに、立川では毎回満員。
んで、1週間限定で上映回数を大幅に増やしてくれて、僕も行くことができました。
22日まで増やしてるみたいです→こちら
 

以下、感想とかもろもろ。
ネタバレはないようにします。
 

雪による交通機関の乱れがあったものの、約400人キャパの劇場はまぁまぁの混み具合。
音の良い中央付近はぎっちり入っていました。

劇場最前列中央付近、スクリーンの下には、なにやらデカいアンプみたいなのがありました。


ということらしい。


10分間の予告編を挟んで、18:20から上映開始。
予告編とか映画泥棒は極爆してなかったです(当たり前)。



まず、ストーリー。

内容ざっくり分けると、作品紹介(3分ちょい)→戦車道パート→日常パート→戦車道パートといった感じ。

戦車道の作戦も各チームの個性が出てたし、戦闘のカメラワークもすごかったです。
 
キャラがとにかくたくさん出てきて、お祭り感が満載でした。
その分あんこうチームの陰は薄かったけど、それは仕方ないかな。

最後の決戦シーンはシビれた…かっこよかった…ナイス演出だった…。
まほ(西住姉)の、みほ(西住妹)への戦闘最後のあの視線が完全に最高のお姉ちゃんって感じで、もうヤバかった…。
みほまほで言うと、EDテーマがかかってるときのあの口パクの会話シーンも、すごくよかった。

あとカチューシャかわいい。フフッヒ。


次、音響。

最初の砲撃音で「なんじゃこりゃ」と。
内蔵に響くというか、「音」を「空気の振動」として感じるというか、そんな感じ。

もちろん音響以外の面も素晴らしい作品だったけど、立川に行ける人は絶対に立川に行くべき。
そして、できれば音の良い席(後ろやサイドではない所)で見るべき。
そのほうが、この作品をちゃんと味わえると思いました。
立川はスクリーンもそれほど大きくないので、前方の席でもちゃんと見られると思います。

日本の映画文化の発展のために、立川シネマシティみたいなスーパー設備を全国に普及させるべき。
それが難しいなら、日本全国が立川になっちゃえばいいと思う(錯乱



今回のタイトルが「ガールズ&パンツァー劇場版」ということで、つまりガルパンTVシリーズ(とOVAの「これが本当のアンツィオ戦です!」)を知ってる前提での作品なんだろうなと思っていました。
んで、その予想はだいたい合ってました(登場キャラ数の多さとか)。

僕はTVアニメのガルパンをそれほどガッツリ見ていたわけではなくて、「まぁまぁ好きな作品」くらいに思ってたんですが、一応キャラと高校と乗ってる戦車くらいは覚えてんたんで、ついていけました。

でも、劇場版からガルパンに触れるには、冒頭の3分間では多分説明が足りないかな。
面白さは伝わると思うけど。

※劇場版からでも入れる、「TVアニメ→劇場アニメ作品」だと、真っ先に思い浮かぶのは「たまこラブストーリー」です(どちらも吉田玲子さんが脚本)。
これは「たまこまーけっと」の劇場版にあたる作品ですが、「たまこまーけっと劇場版」ではなく、「たまこラブストーリー」という一本の映画として、ある意味独立して成り立っているとも言えます。



あーだこーだ書きましたが、TVアニメのガルパンを一通り見た人なら絶対楽しめる作品だと思います。
ガルパンはいいぞ

「TVアニメ見てないと楽しめない」っていうのはあるけど、ガルパンは「TVアニメを見てたら楽しめる」。
深夜アニメ→劇場版の流れが多くなってる中で、これが断言できる作品ってそう多くないと思います。
たまこのようなものも良いし、ガルパンのようにコア層に向けて狙うのもまた良い。
そもそも、アニメタイトル的に、一般層は「パンツかよ」ってなるだろうし、オタク向けになるのは必然かもしれない。

各感想サイトを見ると、何度も見るともっと面白くなるスルメ作品らしい。まじかよ。