せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20240303/保険、映画ドラえもん

  • 日曜。休日。
  • 8時に起きてご飯を食べて出発。嫁さんと2人で電車に乗って、生命保険の説明を聞きに行きました。
  • 保険にまつわる諸々、本当に知識と興味がないので、住宅ローン契約に伴う手続きの中で銀行に勧められるがままに進めています。こういう客をカモと言うんでしょうね。
  • とりあえず今日は店舗で保険のイロハを教えてもらう日。来週末にプランの提案をしてもらう予定です。ある程度プロに任せつつ、人を信じすぎないようにしたい。

 

  • その後は麺。「まぜそばは文化」という名前から、「夢を語れ」系の店を想像していたのですが、めちゃくちゃおしゃれで爽やかなお店でした。拍子抜け。

  • お味は大変美味しかったです。まぜそばは久しぶりだったけど、ラーメンより健康に良いらしいし、アラサー男性としては頻度を増やしていったほうがいいのかもしれない。

 

『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』公式サイト

  • めっちゃ良かったです。

  • 昨年のは俺に刺さる内容だったので最早「特別枠」として、今年も相当な傑作だったと思う。

今回のテーマとして私が受け取ったのは、「僕らはひとりひとり違うということ」「自分の足りないところも、他人の苦手なところも、お互いに受け止め合うこと」「そんな世界だから素晴らしいということ」というメッセージでした。

そして、これこそがツイートに書いた「豊崎愛生さんやUNISON SQUARE GARDENに通じるマインド」、つまり私の人生を形成する根本的な考え方です。

20230312 - せーはくの備忘録

  • 以下、今作について。ネタバレ嫌な人は良きようにしてください。回避用に相棒が50レベルに達した時のスクショを貼っておきます。

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  • 監督:今井一暁/脚本:内海照子/音楽:服部隆之/主題歌:Vaundy『タイムパラドックス
  • キャッチコピー:響き合う!ぼくらの「音」の大冒険
  • ざっくりストーリー:のび太が軽い気持ちで未来日記に書いた文章の影響で、音楽が失われかけた世界。その隙に忍び込んだ「ノイズ」が、地球や音楽エネルギーが動力となる「ファーレの殿堂」を襲う。のび太たちは各々の楽器を手に取り演奏することでノイズを追い払い、世界の危機を救うのだった。
  • みたいな感じでした。いやぁ、「音楽」でしたねぇ。良かったポイントを忘れぬように書いておこう。
  • 良かったところ1。前半のセッション。のび太・しずか・ジャイアンスネ夫の4人と、ドラえもんが連れてきたおもちゃの楽団と、異世界から来た少女であるミッカが、河原で即興のセッションをするんだけど、それがめちゃくちゃ良かった。楽譜もルールもなくて、ただ楽しいという感情をお互いに送り合うというね。
  • しかもこのシーン、元は「のび太のリコーダーが下手すぎて4人で練習をする」というところから始まっていて、セッション中も下手なままなんですよ。それでもいいと。なぜなら楽しいから。音楽ってこうだよな。
  • 良かったところ2。故障した(というかノイズにやられた)ドラえもんを助けたいという一心で、のび太がリコーダーを演奏するところ。これも1と同じだけど、音楽は上手い下手じゃなくてパッションなんすよね……。そしてその熱量に感化されてみんなの気持ちがひとつになり、ドラえもんは助かるという。アチィ!結局、最後までのび太はリコーダーが下手なままだったけど、それが味となって世界を救うことに繋がるわけですから。みんな違ってみんないい。大事なのは技術ではなくハートです。
  • 良かったところ3。クライマックスの演奏シーンで『夢をかなえてドラえもん』が一瞬流れるところ。いつも前半で使われるのに今回は無くて、あれ〜?と思ってたらこれですよ。さすがに沸きます。『劇場版 ハイスクール・フリート』で『High Free Spirits』が流れたときくらい沸いたぜ。
  • 良かったところ4。しずかちゃんの風呂が新解釈に突入したところ。映画ドラえもんといえばしずかちゃんの風呂ですが、今回はそのシーンが無いまま最終決戦が終わってしまって。「ところで、なんで宇宙なのに音が響いたんだろう?」「それはね、ひみつ道具の力で、宇宙がお風呂に入ってしまっていたからだよ」というロジックだったわけですが、これ、つまり「しずかちゃんは宇宙の一部として風呂に入った」ということなんですね。いわば「スケールがデカすぎる混浴」です!!

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  • マジで天才かて。
  • あとはまぁ、世界には音楽が溢れていることの演出とか、音楽が視覚的にも表現されているところとか、逆に無音のシーンが素晴らしかったとか、音楽が太古の昔から人間を結んできたことの示唆とかも良かった。音楽があるから今の私たちがあるんですよね。

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  • おまけ映像のスタッフクレジットからして、次回作はおそらく寺本幸代さんが監督です。2013年以来……楽しみ!

 

  • 買い物して帰って、ご飯(鮭のホイル焼き)(初めてやったけど上手くできてよかった)を作って食べて、テレビを見て、風呂に入って、今。明日は音楽をやりに行きます。おわり。