せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20240218/ #オードリーANN東京ドーム

  • 日曜。休日。
  • 今朝4時ごろ。スヤスヤと寝ていたところ、嫁さんが「脇腹が痛い」と呻いていて目覚める。ネットで調べていたら大丈夫なやつっぽかったのと、30分ほど経ったら落ち着いたのでとりあえず安心。焦ったぜ……。
  • 8時に起床。朝ごはん(昨日買って食べなかったメロンパン)を食べてから買い物に行き、いったん帰宅して支度をしてから出発。行くぜ、東京ドーム!

オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム

 

  • 昨晩OAされた回を聞きながら電車に揺られています。
  • 私はオードリーのANNをそれほど熱心に聞いてきたわけではないです。聞く番組がなくなったな〜となったらタイムフリーで再生するくらい。イベントのチケットをゲットできてから(つまりここ1ヶ月くらい)は毎週聞いていましたが、まぁそんなもんです。
  • たぶん、もっと熱心に応援してきても、会場チケットを購入できなかった方がたくさんいらっしゃるんだろうなぁと思いつつ、そこに負い目や場違い感を抱くのも違うんだろうなと思っている。そういう、いろんな立場のリトルトゥースが集まる特別な日なのでしょう。と、自分に都合のいい言い訳をしています。
  • ところで。イベントのテーマソングが本当にいい曲なんだよな。星野源の『おともだち』。

どこまで行けるかわからないのに

心踊り 続けてきたんだ

闇の中もくだらない話だけが

僕ら 続く理由だから

  • 「おーどりー続けてきたんだ」のダブルミーニングはサイコーだなぁという歌詞だけど、星野源にとって「踊ること」が「生きること」と同義である、という前知識を踏まえると更にアツいものがあります。オードリーとは生きることなんですよね。

運命なんてクソだわ

別に好きとかじゃない

波の数が

たまたま合うだけ

  • いやー、ラジオ好きにしか書けない歌詞だろ。本当に。
  • こんな歌詞たちが、華やかじゃない、それでもあたたかいサウンドに乗せて紡がれるのが素敵だなぁと思う。ドームライブのテーマソングがこんなに等身大なことあるかよ。ラジオだねぇ。星野源にはやっぱり勝てない。
  • 駅に着いてちょうど番組を聞き終えた。麺を、啜ります。

 

  • 啜りました。うんまかった〜。

 

  • 東京ドームに到着。これは、アゲです。

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  • みんながグッズを身につけている様子に触発されてキャップを購入してしまった……。

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  • 国内最大のイベント会場で、スピーカーから流れる「ビタースイートサンバ」を聞くの、めちゃくちゃ違和感がありますね。ひとりイヤホンで聞いてきた音楽なのに!

 

  • 入場。ポテチやらチュリトスやらを買って着席です。
  • 席位置としては、レフトポール際、最高階層の最前列。モニターは見切れるけど、会場全体を見渡せるので良いですね。

 

  • 21時12分。終わったぜ……。連番者と軽めの打ち上げをして帰宅中です。

『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』ラジオ界史上最大規模! その挑戦に、合計16万人が歓喜の番組15周年記念イベント! – ニッポン放送 NEWS ONLINE

  • 徹頭徹尾、本当に「ラジオ」だったな。愉快でした。

  • センターステージにラジオブースが出てきた時はウワ〜!となったし、「東京文京区の東京ドームをキーステーションに〜」の口上を聞いた時は鳥肌が立ちました。
  • それ以降、何か中身のあることをやっていたかというとそうではなかった、と私は思っていて(もちろん、プロレスもDJもライブも周到な準備のもとに成立していたけど)(星野源、お前はなんでそんなにカッコいいんだよ)、それ故に「ラジオだったなぁ」と思っています。
  • こうして帰っている今も、後味としては普段のラジオで貰っている感情と同じような味わいで、ただその規模がデカいだけ、というか。延長上にあるんですよね。ドームだからこんなことをやろう、ではなくて、いつものことをドームでやろう、みたいな。
  • だから、「あー、楽しかった。明日からも楽しく生きよ」みたいな、カラッとしたやさしい気持ちが胸にあるわけですが、そこに感傷的なものを付与してくれているのは、やはり最後の漫才で。
  • ラジオとしての催しが全て終わったあと、気づいたらセンターステージにサンパチマイクがあって。やがてメインステージに現れたのは、漫才師としてのファッションに身を包んだオードリーのふたりでした。
  • 長い長い花道を、そこに記された年号を噛み締めるようにゆっくり歩くふたりを見ながら思い出していたのは、人生をかけてお笑いをする「たりないふたり」……オードリー若林さんと南海キャンディーズ山里さんの姿でした。それに近いものが今から繰り広げられるのでは。そういう予感があったんです。
  • ただ、実際に披露されたのは、それよりも少し軽やかな漫才で。でも、それがすごくいいなぁと思いました。純粋に漫才を楽しんでいるようで、自分で自分を認めているように見えて。
  • 他人への感謝はちゃんと言えないくせに、自分への感謝はすらすらと言えて。そうやって手にしたバットを力いっぱい振って、観客席に特大のホームランを届けるふたりは本当にカッコよかった。
  • イベントが決まってから1年間……いや、コンビを結成してから24年間、きっとものすごく頑張ったんだろうなぁと。それを自分で認めたことが、リトルトゥースへのプレゼントであるこのイベントに繋がったんだなぁと。それがカッコいいなぁと思うわけです。
  • 楽しかったな。ラジオが好きで良かったな。これからもお互いトゥースでやっていこうぜ。

 

  • 最寄りに着いたので終わり。夜風を楽しみながら帰ります。