■LAWSON presents 雨宮天ディナーショー 2023 | TrySail Portal Square (トライセイルポータルスクエア)
- 大磯プリンスホテル(とても素敵なホテル)で食事を頂きつつ、雨宮さんによるショーを楽しむイベントです。
- 雨宮さんはたぶん歌ったりするはず。過去に披露してきた歌謡曲の投票なんかもしていましたからね。ちなみに私は『飾りじゃないのよ涙は』に投票しています。あわよくば橘哲夫のディナーショーになることを願って……。
「LAWSON presents 雨宮天ディナーショー 2023」開催記念 歌謡曲リクエスト投票のお知らせ https://t.co/rkKjzkrRN5
— せーはく (@sehaku_) 2023年10月6日
『飾りじゃないのよ涙は』にした(哲夫の主張強めイケイケコーラスが忘れられなくて……)
- ディナーショー、本当に楽しみですね。チケット価格もイイお値段だし、場所も都心からは離れているし、どうなるんだろう……と思っていたのですが、蓋を開けてみたらそれなりの倍率だったみたいで。素敵なことですね。
- 彼女が、これまで挑戦や企みを届けつづけてきたからこそ、私たちも安心してそれに乗っかることができるし、そしてこういう今があるんだなぁと思ったりして、既に勝手に嬉しくなっています。
- その一方で、私はずっと豊崎愛生さんのことを応援していて、豊崎さんが長いこと(ほんとうに長いこと)(10年間くらい)ディナーショーをやりたいと発信していたことも知っていたから、このイベントが決まったときに、もちろん嬉しかったけど、虚しさや悔しさも正直あった。「あ、こっちが先なんだ……」みたいな。
- だから、開催告知直後の「豊崎愛生のおかえりらじお」で、豊崎さんが「天ちゃんのディナーショー決まったんだよね、すごいね〜!」と、とても明るい声でトークしているのを聞いたときに、悔しさもあるだろうに生放送で祝福できる彼女のことを尊敬すると同時に、「俺は絶対に豊崎さんのディナーショーにも行くからな……!」と思ったりしました。
- そんなことも書き残しておいちゃい派。ここは俺の備忘録なので。
- とにかく、楽しみやね。まもなく大磯です。
- 着いた。
- お席は9人×38卓。思ったより会場がデカくてビビっています。BGMは雨宮さんの楽曲。第1部はミュージックレインの曲だったらしい。
- 食事パート終了。美味しかったンゴねぇ……。
- ここからショーです。ドキドキ!
- にしても青すぎんだろ。
- ショーが終わりました。帰りの電車に揺られています。
- セトリこちら。
- ショーパートは1時間20分ほど。全7曲。ラストに『Oh, it’s so dreamy!』の披露あり。雨宮天さん本人による作詞作曲で、このイベントのために作った新曲とのこと。
- とても良いイベントでした。傲慢だけど、ご褒美を受け取ったような気持ちです。隣にいたのがうじゃのさんで良かったなぁ。
- M1『初紅葉』は会場後ろの扉から登場。着物が……綺麗!
- そのまま客席の間を練り歩いて(マジで一列ごとにしっかり練り歩いていた)いるとき、周りのお客さんたちが「来る、来るよ!」「近い……」みたいにざわめいてるのを見て、泣きそうになってしまった。親かな?という感じですが、やっぱりそういうものにグッときてしまう。
- M1、間奏を引き延ばして、その間に今の気持ちを話してくれたんだけど、結局、何も喋らずにお客さんと目を合わせて手を振る時間もあって、それがいいなぁと思った。あらかじめ用意された言葉ではなく、生の気持ちを喋ってくれているんだなぁと想像したり。
- 練り歩き中、雨宮さんがどんどん近づいてきたときに違和感がものすごくて。過ぎ去って、背中が見えてもその違和感は残ったままで。その違和感を自覚したとき、「俺にとって、スフィアと雨宮さんは違う存在なんだな」と分かりました。
Joyful×Joyfulで、愛生さんのトロッコが我々サイドに来て「いつもありがとう」と歌う愛生さんの背中を俺、きりさめさん、みやっちさん、せーはくさんと立ち尽くしながら眺めていた姿、人生の走馬灯で確実に観るであろう瞬間だった
— ケイスケ (@gkeisuke) 2020年2月16日
二日間参加してみて、何度も強く思ったのが、スフィアの背中を見ている自分への納得感みたいなもので、並び立ちたいと思ったこともあったけど、やっぱり私にとってのスフィアは背中を追いかける存在であって、一生追いつけない存在であるということだった。
- そのまま背中を見送りながら、じゃあどの景色ならしっくりくるんだろう……とぐるぐるしていたのですが、結局、ステージに戻った雨宮さんが真っ直ぐ前を向いたときに、「これやね」となりまして。
- そういうことなんだろうなぁと思うんですよね。私にとっての雨宮さんは、見つめ合う存在でも、背中を追う存在でもなく、やっぱり遠い世界の住人で、観察対象で、エンタメコンテンツなのだと思うんです。この納得感が、ディナーショーを終えて、電車に揺られて、なんならもう帰宅した今、感想の大部分を占めています。
- 備忘録再開。M2『恋におちて』、英語のお勉強が活かされているのか、単に機会が多いからか、歌い慣れている感じがかなり大きくなっていてカッコよかった。「I'm just a woman」の「t〜a」の発音がイケてたね。
- あと、M2を聴きながら「めっちゃイイ曲だな……」と改めて沁み入ったりしていた。サビ後半ですね。「Daring」「逢いたくて」「迷子のように」「立ちすくむ」「わたしをすぐに」と、ア行を1拍目に重ねて置きつつ、「ダイヤル」「回して」のア行は2拍目からにしてタメ感をつくり、「(手を止め)た」で満を持して1拍目に戻すことで気持ちよさを感じさせ、ハイライトとして機能させるという。そんな印象。こんなことを思いながらショーに参加してるの、もしかして集中力不足?
- M3『あなたに逢いたくて』。リサイタルではテンポがゆっくりだったのでキーを半音だけ下げていたけど、今回はカバーアルバムと同じく原曲キーとのこと。なんていうんですかね、瑞々しさみたいなのを感じましたね。きらきらした可愛い女の子。そりゃそうか、聖子ちゃんだもんな。
- M4『永遠のAria』、マジでボーカリストいじめだろ。『七つの大罪』のOPだから、OPとしてちゃんとキャッチーになるように、いつもよりキーを上げて作ったという話があり。めちゃくちゃアニソンアーティストっぽい思考で良いですね……という気持ちに。OPは作品の顔ですからね。
- M5『Pray』は、雨宮さんの(高校時代の友人の)カラオケの十八番とのこと。青春のお裾分け、嬉しい。
- MCもたくさんありました。嬉しいね。以下、印象に残ったトークや感じたことをつらつらと。
- 今回のお衣装は「成人式用にかーちゃんに買ってもらった着物」とのことで。綺麗だったね、本当に。
雨宮天ディナーショー終了いたしました!
— 雨宮天 Sora Amamiya artist official (@Amamiyastaff) 2023年11月3日
初めてのディナーショー、緊張と共に素敵な空間を作り上げてくださったご参加いただいた皆さま、ありがとうございました✨🍷
引き続き雨宮天へのご声援よろしくお願いいたします! pic.twitter.com/YPBJY6rI4u
- これは第1部のお衣装ですが。ベースの着物は同じで、髪型をアップにしたり、黒レース系のアクセサリーを付けたりしていました。曰く、第2部は「モダンな着こなし」だそうです。
- チーム雨宮のスタッフ陣はいつもカジュアルな服装。今回はディナーショーなのでスーツだったわけだが、髪型が派手なのもあって殺し屋のような見た目になっていたらしい。ぶっちゃけ、雨宮さんにもだいぶ極道の女将さんらしさを感じていましたよ私は。お龍が如くですわ。
- グッズのネクタイピンを着物の襟部分に付け、そこに挟んだカンペを見つつMC。カンペMC、めちゃくちゃ懐古オタクになってしまった。デビューしたばかりの頃はこうだったよな。懐かしいね。
- 「このあとも客席エリアを歩きます。着物で足元が見えないので、皆さんの足を踏んじゃうかもだけど、(練り歩くのを)楽しみに待っていてください」みたいなトーク。カッコの部分が省略されていたから、完全に「足を踏むのを楽しみにしていて」になっていて面白かった。まぁ……踏んでくれても…………。
- 橘哲夫さんは登場しませんでしたが、M6『火花』の話をするときに橘さんのお名前が出てとても嬉しかった。過去形でお話していたので、今はもうボーカルのコーチではないみたいだけど、それでも間違いなく大きな存在として残っているんだなぁと思えたので。
- カンペ持参に表れているように、かなり緊張していたように見えました。一方で、「皆さんがニコニコの笑顔で迎えてくれるから安心した」とか、これまで応援してきてくれたことへの感謝とかも伝えてくださったり。最後の挨拶も、「これまでも、今日も、ありがとうございます」という言葉だった。
- それを聞いたとき、スンと「俺はもう、応援してないんだよな」と理解しちゃった実感がありまして。寂しさや悲しさみたいなのは無く、ただ事実として応援はしてないなという。
- 何をもって応援と定義するか、みたいなところは割愛しちゃうけど、いわゆる「応援」と呼ばれる行為(アニメを見る、ラジオを聞く、メールや手紙を送る、インタビューをチェックする、楽曲を聞く、イベントに行く、思いを馳せる、etc……)を、私はもうしていない。いや、イベントにはたまに行くか。今日みたいに。けど、まぁそんなもんですよ。自分を客観的に見たら、そんなに応援していないなぁと理解したわけです。
- それ自体は自然なことだなと思っています。私が彼女のことを知った9年前は、時間がたくさんあったし、守るべきものが無かった。だから夢中になれた。今はそうはいかないわけですね。仕事や、家族の生活がある。それは枷が増えたということではなく、選択や優先順位の話です。
- だから悲観的になることはない、というのも分かった上で、事実として、もし今の彼女がエールを心の支えにしているのであれば、それは私でない誰かのそれなんだろうな……と。
- と思っていたのに、雨宮さんから私たちに贈る歌として披露されたM7『Oh, it’s so dreamy!』を聴いて、めちゃくちゃ嬉しい……!という気持ちになってしまった。そういう意味で、「傲慢だけど、ご褒美を受け取ったような気持ち」です。
新しい場所 そこにはいつもその笑顔があって
宝物になる Oh, it’s so dreamy!
- まぁ、それくらいイイ曲すぎたというのもありますが。まずタイトルがいいよな、「大磯、夢のようだ」だよ。聴きながら幸せいっぱいでした。珍しく手拍子しちゃったもんね。
- うーん。乗り換え駅までうじゃのさんと話しても、ピンとこない感じで。この傲慢な幸せに浸っていいのか、それとも何かを変えるときなのか。これが楽しくもあり、悩ましくもあり。
- そんな感じです。尽きないわね。
- とか書いてたら、ブログが更新された。第2部のお衣装もたくさん。
Oh, it’s so dreamy! | 雨宮天オフィシャルブログ「天模様」Powered by Ameba
- ありがたいことやね。優しい人やね。本当に。だからこそ、ますます悩ましいね。これからどうやって彼女と向き合おうかなぁ。
- さて。明日は家で過ごします。スプラトゥーンを……やりたい!おわり。