せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20230828/雨宮天さんへ

  • 月曜。久しぶりに出社。
  • ついにホーム画面から青い鳥が飛び立ってしまった朝も、きちんと7時半に起きました。フットサル部の活動がある日なので、それに間に合うよう計画的に業務を切り上げたい。

 

  • 今日は声優・雨宮天さんの誕生日です。30歳。
  • 私にとって誰かの誕生日とは、その人のことに考えを巡らし「今の私の中で、その人はどんな存在なのか」を整理しながら祝うための日としているので、今日は雨宮さんについて、そういう営みをしてみようと思う。

 

  • 雨宮さんを応援しはじめたのは、彼女が21歳になろうとしているころでした。
  • もともと声優ユニット・スフィアを応援していた私は、彼女たちが所属している事務所である「ミュージックレイン」の後輩のひとりとして、2012年のデビュー時から雨宮さんのことを認識していました。
  • それから時が流れ、2014年4月〜6月の期間限定で放送されたソロラジオ「雨宮天の群青ガラパゴス」をきっかけにファンになった私は、8月のソロデビューシングル『Skyreach』のリリースイベントに参加して、より雨宮さんに惹かれていきました。
  • あれからもう9年が経つわけです。早いもんですね。
  • 私よりもふたつ歳上の彼女のことに時間やお金や思考を割いて、多くのイベントに参加したり、毎週のように手紙を書いたり、ラジオやインタビューを細かくチェックしたりしていた日々は間違いなく「青春」と呼べるもので。ソロアーティストや声優としての仕事のみならず、同期ユニット・TrySailとしての活動も含め、仕事を次々と充実させていく姿をリアルタイムで追いかけられた……いや、そんな諸々に乗り込めたことは、本当に幸せでした。
  • 「乗り込む」。この言葉のとおりだなぁと思っています。これを引き出すのに14時間かかりました(おかげでもうフットサル後だよ)。こういうキッカケをくれるのが誕生日ってわけですね。

 

  • さて。追いかけたわけでもなく、共に走ったわけでもなく、もちろん先導したわけでもなく。あちらは勝手に走るし、私もひとりで進めるし、それでも気が向いたから、そうしてみたら心が躍りそうだったから、雨宮天という名前のバスに乗り込んでみたわけです。
  • そしたらやっぱり楽しかった。というか、9年間ずっと楽しいんだよな。
  • 目まぐるしく形を変え色を変え、光を放ったり影を刻んだり、砂漠に行った次の瞬間には空を飛んだり、けれども常に凛とした意志をもっていて。こんなバスはなかなかないですよ。魅力的にも程がある。
  • 同乗者に気の合う人が多くて、バスを降りることが増えた今でも一緒に寄り道をしたり、辿ってきた道を振り返ってみたり、誰かが疲れたときは励ましたり、私が悩んだときは支えてもらったり。
  • 私が私の心に聞いたうえで乗り込んでいるのは間違いないけど、その片隅の、ほんのちょっと、けど大事なスペースに、同乗者の存在が確かにあり続けています。

 

  • 私は雨宮さんのことを、もちろん一個人としてのマナーやリスペクトは持ちつつ、態度としてはコンテンツのように扱ってきました。例えるならば、大谷翔平とか星野源とか、そういうカテゴリーに属するのかなと思います。見ていて楽しい。刺激的だ。エンタメ性がある。観察していて飽きない。予想外のことをしてくれる。等々。
  • その摂取スタイルが変わりつつあるようだ、というのを今年の春に自覚しました。そういう予期せぬ変化も含めて、とても面白いなぁと思っています。形を変えるどころか、バスではなくて2人乗りのバギーあたりになっているのかもしれない。

なんか、俺も頑張らなきゃな、って思いました。好きなことをやりつづけたいとずっと思ってたし思ってるし、転職をしてまでそれができる環境を維持してきたけど、そこで満足しないで、ちゃんと責任と信念を持ってやらないかんな、という。
これまで、豊崎さんやスフィアを応援してきて「俺も人生を頑張ろう」と思ったことはあっても、雨宮さんでは思ったことがなくて。

 

でも、不思議なことに、今日は雨宮さんの言葉や振る舞いが、私の生活や人生に影響を及ぼしちゃいそうな、そんな予感を抱いたわけです。まるで、豊崎さんを応援しているときのように。
雨宮さんの位置付けが私の中で変わりつつあるのか、それとも位置付けは変わっていないけど私が変わったのか、あるいは雨宮さんがいつのまにか変わったのかは分からないけど、私は今、とてもワクワクしています。

20230507/第4回リサイタル - せーはくの備忘録

 

  • 今年のブログ、すげぇ良かったな。21歳の頃のブログを思い出しちゃった。

実は私にとって誕生日って怖い日なんです。
今日でまたひとつ歳をとるけれど、この一年で自分はひとつ歳をとるだけの成長をちゃんと出来たのかと考えてしまい、いつもその自信が無くて焦ります。
今こんなに何も出来なくて、成長速度もこんなに遅かったらひとつも叶うわけがないと思い、怖いのです。
誰かに祝ってもらうのも、普段何も出来てないのに、何も返せないのに申し訳なくて。
別に私の誕生日を祝わなくても冷たい人だとか思わないから、あなたにとってめでたくもない今日をわざわざ祝わなくて大丈夫ですすみません、と思ってしまうくらいでした(笑)
このようにぐるぐると色々なことを考えては自己嫌悪に陥るので誕生日は好きではありませんでした。

 

でも、今年の誕生日はとても幸せでした。

 

沢山の方にお祝いして頂けて、サプライズも沢山用意して頂けて、嬉しくて感動して、なんというか…人を大切に出来る人になりたいと思いました。
どうしたら人を大切にしていることになるのか分からないのでそれはこれから考えなければなりませんが、私も誰かを喜ばせたい、頂いた幸せを少しでもお返ししたいと思いました。

 

なので21歳の抱負は、

せめて20歳よりも人を大切に出来るようになる
緊張に少しでも慣れる
少しでも自分から人に話しかける

にします。

誕生日 | 雨宮天オフィシャルブログ「天模様」Powered by Ameba

最初は人見知りで全然話せなかったけど、年々少しずつ話せるようになって、そうしたら声をかけていただけることも増えて…
実はアニサマって私の最大のコンプレックスである人見知りの克服度を確認出来る場でもあるんですよね笑
人が好きで、伝えたいし話したいんだけど、自分なんかがと思ってしまったりそもそもどう話したらいいか分からなかったりして。
人と話すの本当怖かったけど、何度も何度も勇気を出して頑張ってきてよかったなあ…笑
踏み出したら、受け止めてもらえるんですよね。
まだ全然苦手は苦手なんですが、でも、人との関わりも、声優業も歌手業も、10年前の自分が思い描いた自分は超えたと思います。

 

誕生日のお祝い、ありがとうございました!
超えたら超えたで10年前には見えなかった先が見えてきたから、そこに向かってまた突っ走っていきます!アクセル全開で!
これからもよろしくお願いします!!!

アニサマ2023 AXEL、8/28誕生日ありがとう | 雨宮天オフィシャルブログ「天模様」Powered by Ameba

  • 「人は変わる」とよく言うけど、雨宮さんは「変わろう」と挑みつづけて変わった人だから、その歴史に質量がありますね。カッコいい。
  • 雨宮天さんへ。あなたに出会えたこの人生を、僕は誇りに思います。30歳のお誕生日、おめでとうございます!

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  • ちょうど家に着いたのでおわり。はよ汗流して寝よ。