せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20231031/USGツアー

  • 火曜。在宅。
  • 一昨日のフルマラソンで受けたダメージが徐々に消え、今日は膝が曲がるようになった。痛いは痛いけど、階段が上り下りできるだけで生活がかなり楽になりますね。
  • 昨日は代休を使ったためメールやメッセージがたまっていたのですが、その返信よりもヤバい案件があったので、午前中はそれを片付ける。
  • 昼休憩後、ようやく一息つけたので怒涛のレスポンスマンになり、会議をして、早めに退勤。今日はUNISON SQUARE GARDENのツアーに行きます。会場は川崎のクラブチッタ。好きな箱です。

「Ninth Peel」SPECIAL SITE | UNISON SQUARE GARDEN

  • 4月にアルバムを発売してツアーを開始。それを7月までやって、9月にシングルを、10月にツアーBlu-rayを発売。そして今日から始まるのが「アルバムツアー2周目」です。振り返るととんでもないわね。
  • 2周目ってなんやねんという感じですが、バンド曰く「アルバムツアーだとセトリの幅が狭くなってしまう」「昔の曲でもイケてるものはたくさんある」「なら全国を2周して、2回あわせて全曲やるってことにしちゃえ」ということらしい。おーん。
  • 個人的には、やはりアルバムツアーならアルバム曲を全部やれよと思うし、そういう縛りプレイだという認識だったりする。ただ、バンドがそうじゃないところに楽しさや狙いを見出しているのであれば、その企みを存分に味わってみようかなぁと思っています。現に、1周目もちゃんと楽しかったしね。全部やらなくてもいいのかもしれない。
  • とはいえ、あまりに楽しすぎても少し困る。今日の膝では……踊れない……。

 

  • ライブ会場に到着。いつもの場所(フロア中央、柵を背もたれにできるエリア)を確保できた上に、近くの方が一生Twitter(Xではない)の話をしていて良い。既に幸せです。ここは理想郷か?
  • では行ってきます。やるぞ!

 

  • 終わった。最高のバンドだぜ。なんと、ライブ中から膝の痛みが消えました。インドメタシン配合のライブだったかもしれん。
  • 以下、備忘録。ツアー初日だし見たくない人は気をつけてください。
  • ネタバレ回避のために、今朝 仲間になってくれたハロウィン仕様のピカチュウを貼ります。可愛い!

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  • ステージ。「Ninth Peel」の文字に加え、リンゴのロゴが最初からありました。2周目って感じで良い。
  • 19時開演、アンコール込みで20時半終演。MCなし。以下セトリ。

  • 以下、雑感。
  • M1『スカースデイル』、歌詞アレンジありのアカペラで始まるのオシャレやね。どんなアレンジをしていたかは忘れたが……。
  • M2『天国と地獄』くん、お久しぶり!?ワンマンだと『Patrick Vegee』ツアー以来ですかね。しっかりアゲてくれる曲ながら、おそらく披露されるであろう『もう君に会えない』にも通ずる「死ぬこと」を連想させる曲タイトルなので、ここに入れてきたのは納得感。
  • M3『恋する惑星』……happiness。上から大量の照明が降りてこなくて悲しかったです。
  • M4『BUSTER DICE MISERY』もお久しぶりですね。2021年の「Nomal」ツアー以来かな。照明がめっちゃクロスしてて、「なんてあんまりな罰」からのバツ印を表現してるのかなと深読みしてた(暇か?)。
  • M5『23:25』、お前マジでいつぶりだよ〜!元気してた〜!?大サビの「風景も七色のステージに変えてキラキラ」でパッと七色の照明が点いたの美しかったな。
  • 『23:25』を聴いて「もう帰っていいですか?」の気持ちになっていたらM6『kaleido proud fiesta』。お前は本当に良い子だね……いつでも好きです。
  • 小休憩を挟み、短めドラムソロからのM7『ここで会ったがけもの道』。え?バグですか?5年前にリリースされたサブスク未解禁のカップリング曲なんて誰も知らないだろ(暴言)。
  • M8『アンチ・トレンディ・クラブ』。クラブチッタですからね(?)。
  • M9『きみのもとへ』、イントロでさすがに沸き。M8で「一緒に居ようぜ できるだけ短い時間」と歌ってから「できるなら 心と体を 2つに分けてきみのもとへ」は天邪鬼すぎませんか?
  • 「新曲ッ!」と挟んでからのM10『いけないfool logic』、めちゃ楽しかった〜。フロアの躍動感ふくめ、『シュガーソングとビターステップ』に近い多幸感がありましたね。今後もライブのハイライトになってくれることでしょう。
  • 続けざまにM11『カオスが極まる』。マジでバンドの代表曲になったな。毎回ほんとうに極まってしまう。
  • 休憩を挟んでM12『もう君に会えない』をアカペラ始まりで。斎藤さんの叫ぶようなボーカル、田淵の切実な表情、そんな2人を支えるように静かにリズムを刻む貴雄。聴けてよかったです。
  • M13『夏影テールライト』はなんでなんだろ?空気を壊さずにまとめる優秀な子という枠なのかしら。
  • セッションを挟んでから、M14『ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ』。この曲、割と重ためな印象があるんですよね。『もう君に会えない』後だと尚更。「まもなく僕もそっちへ行くから」はそういうことやんか、とか。繰り返される「ベーター=エレ 運んでくれ」は天界への梯子ってことかなぁとか。でも後半で「どうせいつか終わるなら 毎日をちゃんと諦めないでくれ」と歌ってくれるそのマインドに震わされます。
  • M15『世界はファンシー』。俺はまだ生きるぜ、世界がファンシーだからな……とか思ってたら気づいた。M7の『けもの道』とコレとで、まさかの「担当者が不在」セットが成立していることに。もしかしてそのためのM7なの?伏線だったの……?
  • M16『フレーズボトル・バイバイ』。これがここにきた時点でM17に何が来るのかを察して万歳しちゃう。盛大に忙しいこの世界でぶちかまして、忘れらんない今日を繰り返していきたい。
  • 「忘れられない今日になった!」→「忘れたくても忘れない 今を繋いでいく」……これを聴きたかった!!というわけでM17『スペースシャトル・ララバイ』。一言。愛!!!
  • 「ラストは『mix juiceのいうとおり』かな〜」とか思ってたら、大好きな『Invisible Sensation』が来てくれてまたも沸き。この曲、俺の細胞との親和性が高いんだよな。初めて聴いたとき、不思議なくらいしっくり馴染んで踊れた曲です。「だから、生きてほしい!」。そういうアルバム、そういうツアーだもんな。
  • アンコールは30秒後に登場。もはやタイムアタックだろ。ちなみに1周目の追加公演は28秒でした。頑張って自己ベストを目指してほしい。
  • 「オマケ!」の一言からのM19『ライドオンタイム』。最近めちゃくちゃ聴いてる曲なので私信でした。スペースシャトルですからね。それと、そういうつもりで聴くと、どことなく生死を感じる歌なんだなぁと思ったり。ミラーボールのある会場で浴びられて幸せ!
  • そのままM20『mix juiceのいうとおり』。まぁそりゃやるよな、このコンセプトなら。でもラストじゃないんだ……となるとラストは何?『プログラムcontinued』とかやっちゃうんかな?とか思ってたら、これで終わりっぽい。そりゃそうよね、これで締めるよね。
  • とはいえ、「UNISON SQUARE GARDENでした、バイバイ!」が無いまま袖に帰ってったし、会場のアナウンスもないし、暗いままだし……という。あれ、ダブルアンコールをしろということ?と困惑しながら手拍子が始まると「本日の公演は終了しました」のアナウンス。VINTAGE ROCK若林さんの声が聞けたので良かったです(?)。
  • 振り返り終わり。平日公演・キャパ小さめ・ツアー初日ということもあってか練度の高い客が多かった印象。暗転時のサムい声かけも少なかったし、フロアの無理な圧縮も無かったわね。
  • そんな少し張り詰めた空気感の中で、貴雄がめちゃくちゃ楽しそうにドラムを叩いていたのが印象的でした。やっぱライブの空気は貴雄が作ってくれてるなぁと思うよ、俺は。UNICITYの会報で貴雄が言ってたこともわかるけどね。
  • それと、全体としては「まさにツアー2周目」だなという印象。コンセプトやメッセージ性は1周目と変わらず、その上で構成を変えて、みんなが待ち望んでいた流れ(M16→M17)を用意するという。優しいバンドやね。
  • こういう試みができるのは本当に凄いなぁと思うし、無理して曲を増やさず、それでもライブを続けてくれるのはお互いにとって健康的だなと思う。来年はいよいよ20周年。これからも期待してますよ。

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  • 終わり。風呂入って寝る!日本シリーズは中止でした(良い試合だったね)(中止とは?)。