せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20221115

  • 火曜。副反応のせいなのか、まだ微妙にぼんやりする。
  • 軽めに働いて体調も良くなったのでZepp Yokohamaへ。UNISON SQUARE GARDENツアーに参加しました。

TOUR 2022「fiesta in chaos」 | UNISON SQUARE GARDEN 2021-2022

  • ちょっとマジで凄かった。

  • ネタバレあるので嫌な人は帰りましょう。ちなみに追加公演が決まった。本当に良いライブなので行ける奴は行け。

 

  • セトリ。

  • そう、セトリが美しすぎたんだよな。
  • この美しさを感じられるまで私の感受性が仕上がったのか、それとも田淵さんが分かりやすく作ってくれたのかはわからんが、とにかく美しかった。
  • M1を『10% roll, 10% romance』……つまり前のツアーの本編ラストで始めるの素敵すぎたし、それの歌い出しと、M18(=本編ラスト)の歌い終わりを対比させるの天才だったな。

yes, 1secでコンタクト 2sec そして check my toe 3sec お手をどうぞ、right?

ーー『10% roll, 10% romance

だからこそ今 大事な約束をしよう さあ、ワルツ・ワルツで ワンツースリー!

ーー『シャンデリア・ワルツ』

  • M3で前ツアーのリード曲である『kaleido proud fiesta』を入れてきたの、「アルバムの3曲目に強い曲を入れろ」理論に通じるマインドを感じたし、そのあとに「UNISON SQUARE GARDENでーす!」の名乗りが来る、かと思いきや来ないで、その流れでM13『カオスが極まる』まで畳み掛けていったの、まさにツアータイトルの「fiesta in chaos」という感じだった。
  • M4『スロウカーヴは打てない』の歌い終わりをアレンジして、M5『放課後マリアージュ』イントロのリズムに繋げたのめちゃくちゃよかったな……。

つまりレイテンシーを埋めっていまっす

ペッペケペケッ……(イントロの音です)

  • M7『桜のあと』のあと、マイベストバラードである『8月、昼中の流れ星と飛行機雲』ちゃんが披露されたの嬉しかったし、それがM8なのもニヤけたし、かと思えば、そこからシームレスにマイフェイバリットバラードである『5分後のスターダスト』が繋がったのは震えたね。桜が散って、8月になって、金木犀の季節、つまり今になる。ヤバすぎるだろ。

静かに香る金木犀 忘れかけてるものを思い出した
仄かに色づく金木犀 忘れかけてるものを思い出した

  • この繋ぎ含む、M9〜M12の四度にわたってオンドラムス・タカオスズキのショートソロ&曲ごとに変わる色のスポットライト演出が入り、「なんかぐちゃぐちゃしてきたぜ!カッケェけどよぉ」と思ってきたところで、これまでの全ての色を携えて颯爽と現れる最新シングル、M13『カオスが極まる』。
  • ほんとうに……好き。

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  • アカペラから始まったM14『春が来てぼくら』とM15『シュガーソングとビターステップ』は、どちらもシングル表題曲であり新規に優しいファンサ曲かと思いきや、きちんとカオスを連想させるワードが仕込まれていて。

「わからない」って言うなら 「ざまみろ」って舌を出そう

ママレード&シュガーソング、ピーナッツ&ビターステップ 甘くて苦くて目が回りそうです

  • そして全ての色を包み込むM16、『フルカラープログラム』。

そうだ 涙キラキラ西の空に光る
モノクロでは説明できない変幻自在のキャッチボールを
どうせなら、この際なら 虹を作ってみよう
そしたら誰も文句なんかつけらんないから

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  • その『フルカラープログラム』とともにインディーズ時代から歌われ続けてきた『箱庭ロックショー』を、続けて披露するのも大変ニクい。さすがにストーリーも流線型になる。

全てのストーリーを流線型にしたいくらい

  • そして本編ラスト。M18はド定番の『シャンデリア・ワルツ』。

わからずやには 見えない魔法をかけたよ ねえ、ワルツ・ワルツで

  • 俺は……分かり手屋になれたのかもしれない。
  • そしてこのM18が、先述したようにM1と繋がっているという。本当に美しいセトリ……!
  • アンコールはお決まりの『Cheap Cheap Endroll』から始まって、大好きなレア曲『ラディアルナイトチェイサー』が来て、終盤でオンドラムスがヘッドホンを着用して「これは虹色のやつ〜!」となってたら「ラストッ!」の掛け声と共に愉快なイントロが流れてきて、『君の瞳に恋してない』。

虹色に光る幸せ そんなものがなくても
小さじ一杯のカラクリが生み出せるもの

  • 小さじ一杯のカラクリでこれからもサイコーになりたいね。

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  • 原曲テンポでいくと、曲尺だけで1時間23分くらい。そしてこのライブが、アンコールを求める拍手も含めて1時間35分。もちろんMCは無し。あっという間に駆け抜けた怒涛のライブだったわね……。
  • 改めて、本当に良いライブでした。立ち位置指定なしのライブハウスもご無沙汰しちゃってたけど、やはり好きなところから見られるのは良い。金木犀の香りが思い出させてくれたのはこの景色だったのかもしれないわね……。
  • ある種のアンコールツアーなので映像化してくれるかは分からないんだけど、照明が良すぎたので、ライブCDではなくBDにしてほしい。頼んます。

 

  • 帰りにガストに寄り、から好し定食をパクつく。美味すぎる。

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  • 隣の席にいたメンズ2人組がめちゃくちゃ良かった。4時間もガストにいて駄弁っているというだけでもおもろいのだけど、一見ただのヤンチャ野郎かと思いきや音大卒で、「料理は作曲みたいなもん」という名言まで飛び出した。逆は聞いたことあるけどこれは初耳だったンゴねぇ……。

 

  • このあとは風呂入ってチェンソーマン見て寝ます。良い日だぜ!