せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20230914/阪神タイガース優勝

  • 木曜。在宅からの外仕事からの在宅。
  • 17時59分に退勤。18時からの阪神タイガースvs読売ジャイアンツDAZNで見ました。
  • 途中からは、無料中継しはじめた(頭おかしいて)(ありがとう)の虎テレにて。BS朝日でも中継しているのを知って8回表から録画し始めた。
  • 20時半ごろかね。8回ウラあたりで祖父に電話をしました。祖父の影響で私は物心ついたときから阪神ファンだったので、アレが現実味を帯びてきた今こそ電話しないとなぁと。
  • 90歳だっけか。身体は弱ってきているし、眠いんだけど、今日は起きてるよと話していました。坂本のホームランが怖いからランナーを溜めたくないねェとかなんとか。鹿児島弁だから聞き取れないんよ。
  • そして…………見事に18年ぶり6度目の優勝!!!!!

  • 9回、ちゃんと坂本にホームランを打たれていて恐ろしかったです。未来予知かな?ランナーがいなくてよかった。

 

  • 虎テレにて祝賀会やビールかけを見届けて、ただいま24時8分です。
  • いやー、嬉しい。ほんとうに嬉しいですね。優勝したよ。
  • 先述のとおり、私は幼少期から阪神タイガースのファンでした。関東育ちなのに「渡辺恒雄は悪い人だよ。巨人は悪い球団だよ」と囁かれて育ったからね。これ、誇張じゃなくて、マジです。
  • はじめて球場に行ったのは2004年、小学4年の頃。夏休みを利用して、大阪ドームで開催された阪神vs広島を祖父と一緒に見たのが最初でした。
  • その日を境により熱烈に応援し始めた私にとって、2005年の優勝は、なんというか「軽いもの」で。だって2003年に優勝しているわけですからね。阪神タイガースって強いんだ。きっと優勝するのが普通なんだ。幼いながらにそう思っていました。
  • と思いきや、それからずっと優勝できなくて。
  • でもなんか、別に悔しくないんですよね。それなりに勝つし。ぶっちゃけ巨人に負け越さなければ気分はいいし。クライマックスシリーズが始まって日本シリーズにも行っているし。ま、いつかまた優勝できるやろ〜という感じで応援していました。

 

  • それが変わったのが、2017年7月27日。はじめてひとりで野球観戦をするべく、甲子園球場に2日連続で足を運んだ、その2日目の試合前のことです。
  • 甲子園歴史館」という、阪神タイガース高校野球の歴史を展示している施設で、過去5回の優勝記録を見て、「優勝したいな」と強く思ったんですよね。

  • その日の試合。阪神タイガースは10-3で勝ちました。5度目の野球観戦でつかんだ、念願の初勝利。
  • そして8回裏にダメ押しのホームランを打ったのが、当時ルーキーの大山悠輔でした。
  • ライトスタンドで見ていた私は、美しい放物線を描いて左中間に飛び込む彼の打球に強く惹かれ、はじめて自費でユニホームを購入しました。今もそれを着て球場に行っています。
  • あれから6年経ち、大山が阪神の「四番ファースト」として全試合に出場して、あの日夢見た優勝に貢献するとは。なんという喜びでしょう。大山、阪神に来てくれて本当にありがとう。

 

  • この18年間、監督を務めた真弓さん・和田さん・金本さん・矢野さんはもちろん、かかわったスタッフさんや在籍した選手の皆さん、そして最期にチームを押し上げてくれた横田慎太郎さんがいなければ、今年の優勝はありませんでした。
  • 綺麗事ではなく、ひとつひとつが欠かせないものとして存在していて、それらが噛み合った先でたどり着いたのが「普通にやれば勝てるやんか」という、岡田監督の野球なのだと思います。
  • ファン2年目に思った「優勝するのが普通なんだ」と、20年目に思う「普通にやれば勝てるやんか」は、近いようで全く違う質量を感じています。それは達成感であり、充実感であり、喜びであり、誇りとして、私の胸にあるのです。
  • 阪神タイガースのファンでよかったです。バモス!!!

 

  • おわり!寝るぞー!
  • と思ったら虎テレで個別インタビュー始まった!から見てから寝るぞー!