せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

「コバルト」のはなし

日付変わって今日は入社式なので早く寝たいけどテーマがテーマなので書かなきゃいけない。

やらなくていいことならやらない。やらなければならないことなら手短に。の精神でできるだけ短くいくぞ。

 

まず大前提として、ここから述べることは僕にとっての正義であって、その正義をあなたに押し付けようというつもりは更々無いので、「俺は違うんやけど」「私はこう思ってるやで」はいいけど「お前マジでクソ」だけはやめてください。凹みます。

 

 

次、140文字で自分のスタンスを端的に示せたという意味で、我ながら天才的なツイートだと思っているのがこちら。

 

 

このツイートから分かるように、僕はやりたいことは勝手にどうぞ系のオタクです。

 

歌詞に被せて叫ぶことも、家虎も、その行為自体はどうでもいい。これはマジ。

ただ、思考停止で一体感万歳って感じのテンションで言うやつはマジでダサいしマジで寒いと思ってます。

 

すると「思考停止じゃねえ!俺は自分の意志で一体感を味わうために家虎しとるんじゃ!」って人が現れるかもしれないけど、一体感味わう方法なんて他にも死ぬほどあるんだし、敢えて否定的意見も散見される方法を選択するのは一体感味わいたいマンにとっては逆風でしかないので、もうちょい考えたほうがいいと思う。

別に一体感万歳は悪いことじゃないよ、一体感のある振りコピとか楽しいしな!

 

上記の理由で一体感万歳の家虎は寒いな~って思っているけど、「俺は一体感のためなんかじゃなくて、俺が気持ちよくなるために家虎してるんだ…!家虎が嫌いなやつがいるのも分かってる…だが頼む…許してくれ……!!!」っていう家虎は好きです。そんなんやっちゃったほうが絶対楽しい。あとそういうのは横から見てて清々しい。

 

 

で、コバルトだ。

4月1日の茨城公演で、コバルトのイントロがカットされ、いきなり雨宮さんの「果てない宇宙」から曲が始まりました。

これまでそういう大胆なアレンジを加えたことはなかったので、まぁ普通に考えたら「冒頭歌詞被せ+家虎」の撲滅狙いなんだろう。そしてそれは見事に成功しました。

※以下2018.04.01.5:00 追記

「普通に考えたら」のところを補足。

運営側(これにはTrySailの3人も含みます)の大きな意図としては「良いライブを作る」というのがあって、そのために試行錯誤するのは当然のこと。だから、今回のイントロカットが撲滅キャンペーンの一環かどうかは置いといて、「もっと良いライブにしたいなぁ…せや!」という意図でやったのは間違いないはずなんですよね。

ただ事実として、ライブ後にTrySail関連でツイートをぬるっと検索すると、コバルトについての愚痴やらなんやらが掃いて捨てるほど出てくるじゃないですか。それをスタッフが知らないというのはあり得ないので、撲滅意図が全く含まれていないというのは考えにくいんじゃないかなぁと個人的に思っています。

僕はオタク一人一人には「やりたいことやれ!」って言ってるけど、運営側は商業的な意味でも体裁的な意味でも最大公約数を求めなければライブが成立しないので、「良いライブにしたい→マイナス要素をなくしたい→Twitterでは今のコバルトが不評→イントロカット」という流れだったんじゃないかなーってことです。

ま、実際のところ運営の意図なんてオタクが推測しても無駄なので、楽しい!わーい!ってやってれば良いのさ。

※追記終わり

 

「イントロが無いから『アーマミヤソラ!』をできなかったのは分かるが、『アーマミヤソラ!』がなかったら家虎も言えないんかい!w」って思ったのは置いといて、今回のイントロカット事件でいいな~って思ったことが2つあります。

 

ひとつめは、禁止事項として明記しなかったこと。

「家虎言わせたくねえ…」と主催者側が思ったとき、まず真っ先に思いつくのは、アナウンスなりHPなりで「歌詞に関係のない言葉を叫ぶ行為は禁止とさせていただきます」的な文言を加えることだと思うんです。実際にたくさんのアーティストがそういう禁止事項を設定しています。

個人的に、そういう規則でガチガチに縛る音楽は音楽ではないと思っていて、そういうアーティスト見るとナンセンスだな~絶対楽しいライブ知らねぇ奴が規則作ってんな~って思っちゃうので、今回のように「明記はしないけどさ、ほら、な?分かるよな?あとは空気読んでくれよな?」くらいの温度感はとても良いと思いました。

 

ふたつめは、夏川さんがポジティブな表現をしてくれたこと。

最後のMCでですね、「今日でツアーの前半戦は終了しましたが、今後もマイナーチェンジをしていくと思います。それがツアーの醍醐味だと思いますし、私達も公演を重ねるごとに成長できていると感じています」みたいなことを話してくれたんです。

イントロカットの意図がどうであれ、それを「醍醐味」「成長」というポジティブワードで言い換えてくれたのは、うーん、そうだなぁ、ありがたいなぁと思いました。

そう、ありがたいんですよ。これ以上無い表現だと思うんです。今まで家虎言ってた人も多分そんなに傷つかないでしょ。排除されてしまったって思わないでしょ。どうなんだろう。そうだといいなぁ。

どんなクソ野郎でもTrySailのライブから離れないでほしいし、クソ野郎はクソ野郎なりにイイ感じの楽しさを感じられる現場であってほしいんですよね。理想論かもね。

 

 

 

そんな感じだ。

もしかしたら北海道ではオタク特有の対応能力で歌詞被せ家虎芸が復活してしまうかもしれないけど、それはそれで。各々勝手に楽しみましょう。

 

 

 

おわり