せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20150523Sail Out芝居パート

2015年5月23日にパシフィコ横浜で行われた、TrySailの1stライブ"Sail Out"の昼の部。
のはずが、思いの外芝居パートが長くなったのでこれだけで記事作りました。

記憶吹っ飛び気味+セリフあまりメモってないので細部はドンマイです。




開演までの間、スクリーンにはイベントのロゴ。
BGMは曲ではなく普通の音楽。

芝居:Yesterday Diver

なんとかうまくまとめられるように書きます()

ブザーが鳴って幕が上がると、何故か舞台上にはセットが。
会場、この時点で少し笑いが漏れます。
下手のホワイトボードにタイムマシンに関する数式が書かれていたり、上手には大きなロッカー(下手から「雨宮」「夏川」「麻倉」の名札あり)があったり、意外と凝ってる。
TrySailの3人は、なかなか成果が出ず解散勧告を出されている「虎井大学物理学研究室」に所属する4年生。
この日は5月23日。

ふたりとも白衣で、ナンスはポニテ、もちょは赤ぶちのメガネ。
ナ「お母さんにさー、『帰宅すっぞ』ってLINEしたらさー」※元ネタ→ナンスのブログ
も「へー(爪をいじりつつ生返事)」
ナ「なんて返ってきたと思う?」
も「へー」
ナ「『だめよーだめだめ』だって、おっかしいよねー」
も「へー」
ナ「聞いてるの!?もちょが一昨日『おもしろいからまた話して』って言ったから話してるのに!」
も「そんなこと言ってないよ!」
という会話からスタート。
どうやら、一昨日もちょが天さんの家に泊まりに行ったとき(ナンスは研究で行けなかった)に、もちょが夜中にひどいことをしてしまったそうで、それが気がかりでナンスの話に意識が向かなかったらしい。
※この「ナンスが来なかったやつ」「ごめんなさい」の流れは劇中6回登場しました。
ナ「もちょがこの研究室にはいったの、天がいたからだもんね」
なんというもちょ天…。
も「天が『物理で叶えたい夢がある』って言ってて、すごくいい言葉を教えてくれて、それに惹かれて入ったの」
そんな天さんに嫌われちゃったのでは、と心配になっているもちょ。
も「今日も天に謝ったんだけど許してくれなくて。ごめんね、3人で論文をシンポジウムに発表する間近なのに」
夜は「シンプ…ジウム」と噛んでしまい、恥ずかしがるもちょと笑いをこらえきれないナンスの図が見られました。
ナ「今謝ればいいじゃん」
も「ダメなんだよ、昨日までじゃないと」
ナ「じゃあ昨日謝ればいいんだよ!私たちが研究しているのは、仮に『Youthful Dreamer』と呼ばれている物質を前提とした云々(すごく長い)…つまり、短く言うと?」
も「ユースフルドリーマーヲゼンテイトシタッ」
ナ「違う違う!簡単に言うと?」
も「『Youthful Dreamer』発売中っ☆」
ナ「ちがーう!あ、でも聴いてくださいね~」
夜はナ「あ、聴いてくれた人どのくらいいますか…わ、多い、嬉しい」みたいなのあり。

つまり、タイムマシンを開発したらしく、それを使って過去に戻ればいいじゃんという流れに。

天「でもナンス」ここで天さん登場。白衣です。
天さんタイムマシン否定→も「だよねー!」→ナンス反論→も「思う思うー!」
とにかく、ナンスは自分のロッカーをタイムマシンに改造したらしい。
ナ「このディテクティブオブ…(メモ追いつかず)、通称DOORをタイムマシンに変えました!」
天「なんでロッカーなの、もっとスポーツカーとかあるじゃん!」
ナ「いいの!ドラえもんも引き出しでしょ!」なるほど…。
もちょは目覚まし時計の時間を設定し、それを持って中へ。
ナンス、なんかカッコイイこと叫びながら高速でタイピングしてタイムマシン起動。
研究室内の照明(特にロッカー周り)と音の演出すごかったです。
ナ「…なんちゃってーw」
実はそれは全部あくまで演出で、実際にタイムマシンはできていなかった。
ナ「で、もちょとなんかあったの」
天「いや…なにも」
ナ「もちょが『今日謝ろうとしたけど受け付けてもらえなくて』って」
天「あー…そういえば食堂でこんな姿勢で『ソラ!ソラ!』って言ってきた」身体を直角に曲げて再現する。サンフェスのチョーク天さんみたいな感じ(伝わらない)。
ナ「誤り方下手か!」
原因はなんであれ、もちょにいつも通りに戻ってもらいたい。
もちょのために2人で演技をして、タイムスリップに成功したフリをしてもちょの悩み事を解決させてあげよう、と提案するナンス。
天「でもこの話もちょに聞こえてるんじゃ」
ナ「大丈夫、このロッカーは完全防音だから!ゴツッ」コツン、とロッカーを叩くはずが思い切りぶつけるナンス。痛い。
天「自分を…大事にしてね…?」
ここで、ナンスがお泊り会に行けなかったのは、研究のためではなく部屋の照明・音響のセッティングのためと判明。
ナ「とにかく、5月22日のふりをしてね、大丈夫私に任せて」

ベルが鳴り、もちょがタイムマシンから出てくる。
ナンス、5月22日の演技めっっちゃくちゃ不自然で会場笑い。
も「なんで2人とも私がナンスのロッカーから出てきたのに驚かないの?」
ナ天「う、うわあああああ~(棒」
研究室にある、5月23日発売のパーカー(ライブグッズのやつ。もちょ曰く「この変なパーカー」)や23日と書かれた壁掛けカレンダー、23日表示のPCを発見するもちょ。
ナ天「これは…あの…」
も「みんなおっちょこちょいだねー(o・∇・o)」
ナ天「ほっ」
も「あのね天、謝りたいことが」
ここで突然愛生ちゃんのデビューシングル『love your life』が。私焦る。多分ナンスと天さん以上に焦る。
愛生「虎井大学お天気お姉さんの豊崎愛生です~。5月23日の天気は晴れてますか~?雨かもしれませんね~。どっちかな~」がんばっチャージ!
も「あれ、今23日って」
慌てて校内放送のスイッチを消す2人。
ナ「もちょ、ゴメン!」
ナンス、もちょのうなじにスタンガン攻撃。椅子に倒れこむもちょ。天さん唖然。
夜はこの威力が強すぎてもちょが椅子を弾いてしまい、机に突っ伏す格好に。
ナ「ちょっと強かったかな―!でも大丈夫!」

ナ「よし、これで大丈夫。記憶はとんだ」
天「大丈夫じゃないよ!」
もちょ起き上がる。
も「なんか首にタキオン粒子が流れたような気がするよ…」
謝罪に失敗したとわかり、もう一度タイムマシンを使い過去に戻ろうとするもちょ。
天「もちょ!せめてメガネは外したほうがいいと思うよ」
も「なんで?」
ナ「アラが見つかっちゃうからね!」
も「メガネ外すと視力が3.0から0.3になっちゃうんだよ。うぅ、ぼやける…」
ナ「それが最高!」
もちょ、ヨロヨロ歩きながらタイムマシンの中へ。
ナンス、例のカッコイイセリフとカタカタッターン!でタイムマシン起動。
ナ「決まった…!」ガリレオみたいなポーズ。

タイムマシンから出てくるもちょ。
ナ「どうして私のロッカーからもちょがー(棒」
も「忘れものしちゃって」
ナ「あー、他の人のロッカーに忘れものすること、よくあるよくあるー!」ここの動きコミカルで可愛かった。
も「ところで今日は何日?」
ナ「2015年5月22日っ!」
も「よかったー成功した!」
も「あのね天、謝りたいことが…」
天「なに、怒らないから言って」
も「あの…天のからあげクン食べちゃったの!」ひどいことしたの夜中って言ってたよね夜食はよくないゾ。
ナ「そんなことで怒るわけ」
天「お前だったのかあああああああ!!!」
今にももちょに殴りかかりそうな天さんを見て、たまらずもちょにスタンガンを食らわせるナンス。
もちょは椅子に座った体勢で気絶。
天「一昨日までの限定味だったのに…もう買えないのに…」肉の恨みは怖いですね。
とりあえずもちょをもう一度タイムマシンに収納。
キャスター付きの椅子だから移動はいいんだけど、どうしてもタイムマシンに入るときは立ち上がる必要があり、気絶してるのに自立するというなんともシュールなことに。
夜はナ「もちょ立って、ほらスタンダップ」という声がモロにマイクに拾われていました。

ナ「あー、なんかうまくいかないなぁ、タイムマシン。もうやめちゃおうかな」
天「ダメだよ、タイムマシン完成させるの、ナンスの夢なんでしょ」
ナ「うん」
天「私も、『そら』って名前だし、宇宙のこと全部知りたくて。好きな言葉があってさ、『夢を叶えて自分の未来をその手に掴め』って。なんかの歌の歌詞なんだけど。だからナンスも諦めちゃダメだよ」

もちょ出てくる。
ナ「他の人のロッカーにわすれものしちゃうこと、よくあるよくあるー!2015年5月22日っ!」
天「おかしいよ!」
も「あのね天、からあげクン、食べちゃったの」
天「~~っ!!んーー!!」必死に怒りを抑える天さん。
ナ「耐えて!」
天「全然怒ってないよ……美味しかった?」
も「味しなかったー(o・∇・o) でもよかったー全然怒ってないじゃん、心配して損したよーよかったーアハハ」
天さんの肩をポンポンしながら軽やかに爆弾をまき散らすもちょ。
天「怒るわけ…ないじゃん」その手を乱暴に振り払う天さん。おこです。
も「じゃあ私帰るから」
ナ天「え?このまま研究室にいればいいじゃん」
も「えーっと、研究室に帰らないといけないの」
そう言い残し、タイムマシンに乗るもちょ。

もちょ出てくる。
その手にはなにやらコンビニのビニール袋。
も「はい、天。からあげクンの限定味」
天「え、なんで」
も「なんでって過去に戻ったときコンビニで買ったんだよ。昨日から今日に戻る前に、一旦一昨日に行ってね。一昨日できなかったぶん、今日は3人でシンポジウムデビュー記念のパーティーしようね!」
も「そうだナンス、お母さんとのLINEの話してよ」
ナ「さっきしたばかりじゃん」
も「私にとってはさっきだけど、ナンスにとってはさっきじゃないでしょ?」
ナ「え」
実はタイムマシン完成してた説に気付く2人。
天「…もしかして、ナンス。すごいことになってるんじゃ」
ナ「うん…」
も「なんか、今日は私だけ知らないことがたくさんあるみたいだね」
天「もちょだけ知ってることもたくさんあるけどね」
も「よくわかんないや」
パーティーをするべく帰宅準備を始める3人。
ナ「あ、そうだ、お母さんにLINEしとこ…『今日は天の家に泊まります』っと。……返事来た。ふふふ、ねえコレ見て」
3人「『だめよーだめだめ』!」

終了。
脚本はミリラジ等でお馴染みの伊福部崇さんでした。

夜は天さんの眼力アドリブに磨きがかかっていました。
セリフ噛むところもあったけど、かなりの尺の芝居を台本を持たずにやり切ったのは良い経験になったと思います。
今までツッコミはナンスがやってきたけど今回は天さんツッコミでナンスボケのところもあり、そのへんも新鮮。