- 土曜。休日。
- 満月ですねってことで、ポケモンスリープの恒例イベント「Good Sleep Day」が開催されています。
- 期間中に獲得できる睡眠経験値が普段の2〜3倍になったりと、要するにお得なワケですが、あまりにもGood Sleepを心がけすぎて「ねむる」の操作をする前に寝落ちしてしまい、結果的に経験値がゼロになってしまいました。獲得経験値の画面で「0×3」と書かれているのを見たときの切なさ、半端なかったな。時を戻したい。
- 絶望のまま三度寝して、11時半くらいに行動開始。作り置きのカレーを食べて、オタク＝カーで幕張に向かって出発します。TrySailツアーの追加公演です。ツアー1公演目以来の参加なのでイイ感じに記憶が薄れている。楽しみやね。
- 以下、感想。ネタバレ回避で何かの画像を貼っときます。
- これは宮古島の猫。
- セトリ。
- 1公演目である埼玉公演の感想はこちら。
20230805／ #TrySail初日_埼玉 - せーはくの備忘録
- 開演18時08分、終演20時38分。埼玉より17分伸び。曲も4つ増えてますしね。
- そう、曲が4つも増えてるんですわ。いくら追加公演とはいえ思い切ったなぁという印象です。『Re Bon Voyage』『はなれない距離』『誰が為に愛は鳴る』『Etoile』の4つですね。確かに既存曲ではあるけど、そこまでやり込んでいる曲でもないので、宮城公演から2週間後のタイミングで一気に増やしてきたのはかなり予想外でした。
- それに、曲は増えてるけどライブ尺としては17分しか増えておらず、それは単純に「やる曲が増えた分」ということで、裏を返せば「MCや休憩の長さは変わっていない」ということ。つまり「ひとブロックあたりの曲数を増やしてしまえ」という、短絡的な思考回路で構成されたライブです。
- それが本当にすごいなぁと思っていて、年齢を重ねてなお体力的に向上させられているのは素直に尊敬だし、パフォーマーとしてのクオリティは（少なくとも声優ユニット界隈では）ものすごいレベルに達していると見ています。人数が多ければ多少はアレだけど、3人だし。生歌だし。躍るし。走るし。遊ぶし。
- で、ここからは感想の備忘録。
- アリーナの真ん中寄り、前から2列目でした。ここまで前なのはTrySailライブでは8年ぶりですね。「TrySail Live 2015 “The Golden Voyage of TrySail”」夜の部の最前以来だと思う。
- 文字起こしこそが備忘録だと思っていたころですね。懐かしい。ちなみにこのライブで『Baby My Step』が初披露だったそうで。いまや鉄板曲ですからね。それだけ8年という年月は長い……！
- で、お席がありがたいことに大変近かったので、なるべく3人の顔を見ようとした。というわけもなく、いつもどおりに楽しくやりました。楽しかったのでよかったです。
- 全体。光が綺麗だったね。レーザー照明、埼玉でもあったっけ。ステージに焚かれたスモークがレーザーの合間で幕？布？毛並み？みたいに波打って見えて美しかったです。
- M2『Re Bon Voyage』、リベンジライブという意味的には確かにコイツも救ってあげなきゃいけないよな。はしゃげて良かった。
- M8『はなれない距離』が聴けて嬉しかったです。音源で言うと『adrenaline!!!』と同等レベルに好きな曲なので……。そのぶんライブでは微妙やねと思っていた（曲にASMR要素があるから仕方ない）けど、試しにボーカルではなく楽器に身を委ねたら楽しかった。編曲・岸田勇気はやはり最強だということがまたも証明されてしまった。
- M11『ラフセカンド』、夏川椎菜さんのニューアルバムから先行披露ということで。直前の公式LINEで「やるんすね」と覚悟はしていたけど、私は夏川さんの音楽活動（特にアルバム作品）に対して時代遅れなこだわりを持ってしまっているので、事前情報を何も仕入れずに発売日を迎えるつもりでした。
- が、今回こういうことになり、真剣に「夏川ソロの間はトイレに行こうかな」と悩んだりもしたのですが、「事前情報を仕入れない人は他にもいるかもしれんが、ライブの2列目でコレを浴びるのみで発売日を迎えるのは俺だけだろ」「それって逆にオモロイな」と思い、ちゃんと席で浴びました。
- 結果、一聴しただけでハマる曲ではなく、アルバム全体を聴いて評価されるタイプやね……と思ったので、じゃあなんでその曲を先行披露するんだよとモヤることになった。他にライブ映えする曲が無いってことじゃないといいけど……。とにかく発売日が楽しみです。
- M14『Lapis』、衣装を剥ぐときの音が無くなっていました。ボタンやジッパーになったみたい。私は好きな音だったけど演出意図とはズレていたってことでしょうね。
- M20『Sunsetカンフー』、修行タイムでビリーズブートキャンプみたいな運動をしたところ、前の席の背もたれに脛を強打し、流血してしまった……。
- 楽曲後半のおかわりタイムは諦めて腕立て伏せをしました。そろそろ腕立て以外のレパートリーが欲しくなってきた。
- M22『遥かな航海』からのM23『Etoile』からのM24『Sail Out』、そういうことなんだよな。本当にこれが聴きたかったぜ。
アルバムでの『遥かな航海』→『Etoile』の流れが好きすぎて本編ラストに配置したんですが、たしかに『Sail Out』との関係性でいうならこう（遥かな→Sail Out）なるなぁという気持ち。
『Etoile』、アルバムでもいい位置に置かれていて大好きな曲なので、アルバムツアーなのにセトリ落ちしたのは少し寂しい。まぁ今回のセトリに組み込みづらいのはわかるが。
- と埼玉公演のときに書いていたのですが、この組み込みづらさを「曲数を増やしてしまえ」で解決してくれたの感謝しかないですね。
- 原点回帰感もありつつ、ちゃんと今の3人の視点で船の行先を見据えているこの3曲が、このツアーで本当にやりたかったことなんだろうなぁと私は受け取りました。
変わり続ける未来へ
変わらず歩き続けよう
進もう 心躍る方へ
- 今日の沁み歌詞はこれです。心を躍らせること、人生で忘れたくない行為のひとつですからね。
- 軽く打ち上げし、宿泊組を残して終電で帰宅。おつかれさんでした。
- 明日で千秋楽ですか。楽しいツアーだったね。
- TrySailの最高傑作は2017年のアリーナライブだと思っています。
神戸2日目を終えて、「このライブ見て、『もうTrySailはいいや』って思う人いないでしょ？」って思った。
それがずっと続けば、いつかSSAにも立っちゃうかもしれないなぁ。
- とその時に思って、でも現実はそんなことはなく。結局、動員的にはアリーナライブが最大だったのかな。それはおそらく今後更新されることはないでしょう。一度落ちた動員力をV字回復させるのはなかなか難しい。
- とはいえ、どうしてもアリーナライブの幻想に囚われながら、何年間も呪われながら数々のライブに参加してきたわけですが、今回のツアー、なんだかとても心地よかったですね。
- アーティストには、それぞれの身の丈に合ったキャパシティというものがあり、その大小に貴賤はないというのが私の考えです。それで言うと、TrySailの「身の丈」は5000人前後なのかも、というのを感じました。
- 客席とステージで交換する熱量の高さ、パフォーマンスを堪能できる距離感、ダンサーやバンドに頼らないステージング。などなど。それはこのキャパでないと出来ないのかもしれない。バンドはライブハウスで浴びたいのと同じように、TrySailはこのくらいで楽しみたい。今はそう思っています。
- 確かにアリーナ3日間での1万人キャパ動員（それも全曲披露！）は素晴らしい実績だったし、呪われるほどに楽しかったけど、多分、私は今のTrySailのほうが好きです。
- そうなんですよね。好きなんだよな。スッと出てきた言葉だったけど、そういうことなんだろうな。
- アリーナライブのときのブログを見ていたら、こんな文があった。この気持ちは今も変わらないですね。
もっともっと思い出を重ねたいし、いろんな景色を一緒に見たいし、「『どんなタイプの女の子が好き？』って歌ってるけど、私たちもう全員三十路だよ」とか言って笑い合ってる姿も見てみたい。
- 出会えてよかったです。これからもよろしく頼んだぜ。
- 以下、ライブとは関係ない話。
- 近所に住んでいる友人が西のほうに引っ越すことになり。頻繁に会っていたわけではないけど寂しいわね。あちらで楽しくふたりで暮らしてほしい。
- 来年1月のリスアニライブの出演者が発表されまして。TrySailは2020年以来ですか。楽しみやね。
- TrySailはもちろん、UniteUp!くんが同日なのが本当に嬉しい。きっとリスアニならJAXX/JAXX単体の枠もあると思うので……聴きたい……JAXX/JAXXの歌を…………！
SuperStar EP - EP by UniteUp! | Spotify
- 名盤ですよ、このEpは。
- あと1stアルバムが大変素晴らしかった岬なこさんもいるんですね。なんとしても当てたい。
day to YOU - Album by 岬 なこ | Spotify
- おわり。風呂入って寝る。明日は映画を観るぜ。
