せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20210306 TrySail “Double the Cape” Day.1

いってきた。感想です。

ネタバレもあるので、嫌な人は見ないでね。

 

2日目の感想

sehaku.hatenablog.com

 

 

概要

  • 公演名:LAWSON presents TrySail Live 2021 “Double the Cape” Day.1
  • 日 時:2021年3月6日(土)16時開場/17時30分開演/20時11分終演
  • 会 場:東京・国立代々木競技場第一体育館
  • 出 演:TrySail
  • 形 式:1席開け(原則着席だが立ちも可、発声や激しい動きは不可)

 

セットリスト

~朗読劇~
01.Sail Out
02.BraveSail
03.Baby My Step
~MC1~
04.パーリー☆パーティ
05.Truth.
06.CODING
~MC2~
07.あかね色
08.azure
09.明日も晴れる
~MC3~
10.うつろい
11.ごまかし
12.コバルト
13.High Free Spirits
~MC4~
14.whiz
15.バン!バン!!バンザイ!!!
16.Sunsetカンフー
17.adrenaline!!!
MC5
18.Free Turn
~Encore~
19.Youthful Dreamer
20.disco
~MC6~
21.この幸せが夢じゃないなら

 

 

 

感想

 

冒頭3曲で、「一緒に進もう」がテーマなのかなと思って。

 

小さな都会の空には 数えきれない 夢で渋滞。

だけど ひとりじゃない

―01.Sail Out

ずっとずっと進み続ける

この船は決して沈みはしない

―02.BraveSail

軽い歩幅で 君の待つ場所まで

せーの!ホップ・ステップ・ジャンプ!!

―03.Baby My Step

 

そう思ってみると、以降もそういうフレーズがすごく耳に入ってきたんです。

※私は「歌詞読まない教徒」ですが「歌詞聞かない教徒」ではないです。「俺の耳に入ってきた歌詞が俺にとっての歌詞だ教徒」です。

 

……遠くても、離れていても、きっとそばにいるから!

―04.パーリー☆パーティ

キミと今 歩んでるこの時間(トキ)は永遠ではないけど

ボクがいつか 消えてしまったとしても

キミのメモリー(きおく)の中でいつまでも笑ってる

―05.Truth.

続いていく 私たちの未来

―06.CODING

どんな未来が待ってても一緒に

すごすことができて わらいあえるように いのっているずっと

―07.あかね色

忘れない 決して忘れない

ここからは違う道でも

―08.azure

あなたをいつでも想ってる

―09.明日も晴れる

仲間と見る夢よ コバルトに染まれ!

―12.コバルト

目を閉じれば 進むべき航路(みち)は

君へと続いてる

―13.High Free Spirits

スピードは違うけれど 分岐点まで僕とこの瞬間 楽しもう

―14.whiz

不安なんかブッ飛ばしてみんなで笑えるように

ババババン!ババン!バン! バン!! バンザイ!!!

―15.バン!バン!!バンザイ!!!

ずっと まわるまわる夢の中で 繰り返し君と踊った

―17.adrenaline!!!

守りたいよ "ただいま" 言える場所

離れていたって 舵を切って 君を探すよ

絶望の先 "おかえり" 迎えに行くから

ほら目指せ 進むべき航路(みらい)へ

―18.Free Turn

 

ここまでが本編なんですが、「一緒に進もう」的なワードがすごく印象に残ってですね。もちろん言い回しは曲ごとにバラバラだし、立場や温度感も曲の世界観によるんですけど(『azure』なんかが変化球として分かりやすいですね)。

ちなみに10~11曲目は『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の世界観に徹底的に寄り添っているからか、そういうワードが耳に入ってきませんでした。聞き逃しかもしれんが。

 

アンコール中、「コロナ時代に入って初のライブだし、そういう楽曲を選んでくれているのかな~ありがたいな~」とか思っていると、これまでのライブ映像(まさかのアマイセイルもあった)(Harbor × Arenaに感謝)が時系列を遡るかたちで流れて、2015年5月23日のOP映像に繋がって…………あの日の1stライブの始まり方を再現した、『Youthful Dreamer』。

冒頭の朗読劇で、「夏川さんドアを開ける→ドッペルゲンガーを発見」の時点で「はは~ん。これは1stライブの自分たちに会いに行く話ね」まで予想できた私ですが、さすがにこの演出は読めなかった。天才演出家に足向けて寝られねェ……!

 

と言いながらYDを楽しくへらへらと浴びていたんですが。

 

決めるのは自分なの

でもね一人ぼっちじゃないから

信じた道を進む勇気を キミがボクにくれたから

ファンタジックな奇跡 キミとなら起こせるから

 

TrySailって、はじめからそうだったんですね。

 

一緒に進もうと歌ってくれて、いつも手を差し伸べてくれて、引っ張ってくれていたんですね。そっかぁ、こんな世界になるまで気付かなかったや。

 

モヤモヤは全部 パワーに変えて

飽きるまでキミと躍ろう

―20.disco

 

 

最後の挨拶では、3人ともすごく自然体でした。

あれだけ頻繁にライブをやってきたユニットが、1年半ぶりのワンマンライブなんだよ。「これまでのことは当たり前ではなくて奇跡なんだと思いました」みたいな、しんみり系MCが来ると思うじゃんか。全然そうじゃなかった。「普通」だった

その姿や言葉から「ライブがあることが私たちの日常です」というものを感じたんです。

そう思うと、朗読劇ラストの「ぬるっとマイクをスタンドから外して、喋りながら場所を移動して、いつもの円陣をして、そのまま『Sail Out』が始まる」という演出も、しっくりくるものがあるんだよな。

 

そして最後の1曲。

"カタチ"なくても "名前"なくても

ここにしかない日常だから

ただありのまま 大切にしたい

―21.この幸せが夢じゃないなら

 

 

なーーんか、すげぇ良いライブだったなぁ。

明日も楽しむぞ!!!!!