せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

「水のようだ」感想と、僕のアイドル

2017年8月13日に開催された夏コミ(C92)に参加しました。
そこで素敵な本と出会えたので、その感想と、それに絡めた個人的なあれこれを書きます。

遅いとか言わないでくれよな!!!

サークル名は「nogoodlife」さん。
作品タイトルは『水のようだ』です。
全4作の続き物で、C92でめでたく完結を迎えられたとのこと。

「nogoodlife」さんのコミケ後ブログ→こちら




僕が「nogoodlife」さんのことを知ったのは、前日の夜のことでした。
高校の同窓会でめちゃくちゃ酔って帰宅して、明日のコミケのサークルチェックしないと〜ってツイッターを開いたら、誰かが以下のツイートをRTしていたのがキッカケ。



なんとなーく興味を持って、リンク先のサンプルを読んで、



全巻買うことを即決しました。
コミケで使える金が8900円(しかも親に借りた)(ママ大好き)というのに、刺さってしまったもんは仕方ないじゃん。
刺さった理由は後述するゾ。

しかも、既刊を買えるのはC92がラストチャンスかもしれないらしい。
なんか運命めいたものを感じたですよ。


翌朝。

列に並びながら、4巻が900円だし、既刊より大ボリュームっぽいし、まぁ3000円くらいで4冊揃えられるかなーと計算(結局2700円だった)。


で、開場して、灰色の脳細胞を存分に活かした全く無駄のないムーブメントでもって、10:40くらいにはブースへ到着。
良かった、ちゃんと全巻ある。
で、予定通り4冊とも購入。
せっかくのコミケだったし、ほんとは色々話したい気持ちはあったけど、そんな悠長なことを言ってられないのもまたコミケである。
すぐさまその場を後にしました。


諸々済ませて帰宅。
今年のコミケも楽しかった。



えっちな本とかフェチい本とかを読んで満足(意味深)して、最後にこの4冊を一気読みしました(好物は最後に食べる派)。




まあ〜〜〜〜〜〜〜ヤバかった。
オイオイ泣いちゃったもんね。


この本の題材になっている「アイドルマスター」という作品、あるいは天海春香と僕の歴史はめちゃくちゃ短いけど語れば長くなってしまうので簡潔にまとめると、映画で初めてアイマスの世界に触れて、最初に惹かれたのが天海春香でした。
それからミリオンにもほんのり手を出して、ミリシタ楽しい~つって、今では北沢志保とか徳川まつりとかが気になってるよ。あと周防桃子は可愛い。俺は踏み台になる。



で、そんなにわかアイマスオタクの僕が、何故サンプルを読んだだけでこの本を買ったのか。

その理由がこちら→乃木坂46公式サイト

8/6の生放送のラジオで突然発表された、僕の推しメンである中元日芽香さんの卒業。

このことについては色々と思うところもあるし、悔しさもあるけど、まぁとにかくタイミング的にね、「買わなきゃ」って思ったんだよ。
自分の推しが卒業発表した一週間後に、自分がアイマスで初めて惹かれたアイドルが引退する同人誌が出るって、どんな運命やねんという、そういう気持ち。

この本のオタク…というか主人公のスタンスに感情移入したとかではなく(僕なら絶対職場一緒になりたくない)、そういうなんつーか、キャラ描写的なことやストーリー展開的なことではなく、「この本が」「このタイミングで」存在してくれたことに、とてつもない嬉しさがあるのです。

もちろんストーリーも絵もとても良かったです。
結論を先に知っているからこその読み方になってしまうけど、第3巻で、主人公が「関係者」になるか「ファン」のままでいるか、っていう選択をするシーンは特にグッと来た。
それに、なんつっても天海春香がもっと好きになったもんね。




「nogoodlife」さん。
素敵な本を、本当にありがとうございました。
僕も、夢が覚めるまで誇り高きオタクでありたいと思います。

気持ちってのは、間違いなく直接会って言うのがダイレクトに伝わりやすくて、次が電話や手書きの手紙で、最後がメールやリプライやブログだと思うのね。
だから、こういう形で感謝を伝えてしまうのは若干不本意でもあるので、いつか必ず直接ありがとうって言いに行かなきゃちょっと気が済まないので、待っててくださいとか覚えててくださいとかは言わないので、ひとりのオタクとして次回作を期待しております。



おわり