せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

『Various BLUE』の感想みたいなやつ

感想みたいなやつです。

インタビューも他人のブログも読まずに、あくまでCDだけ聴いてみた時点での印象。
リリイベ前に書いたやつだよ。

天さん宛に書いた手紙と内容かぶる部分もあって、どうせそっちは下書きで保存してるし、ブログという形にするメリットもなくて、あげるかどうか迷ったけど、まぁあれだ、記念だ。


普段の音楽聴取のスタイル的に歌詞読んだりするの苦手なんだけど、ちょっとだけ頑張ってみたりした。 

読みたい人だけどうぞー。

 


「Absolute Blue」 
アルバムのリード曲に相応しく、歌詞やメロディラインから青さが溢れている曲だと感じました。
「Absolute=絶対的な」という強いワードでありながら、歌詞は「?」や揺らぎを感じる表現が多用されているところが、まず第一印象で面白いなと思いました。
その闇の中で、「迷うことない色=青」に出会ったというところが、天さんを語る上で欠かせない色である「青」に天さんが出会い、今もなお「青」を求め続ける姿に重なっているようだと感じました。


夢空
この曲は、やはり「Skyreach」のリリースイベント、特に、8月15日のゲーマーズ会場を思い出します。
このとき、目を合わせて「夢空」を歌ってくださったことが嬉しくて。
サイリウムを振ってくださったり、一緒に口ずさんでくださったり…」と話す天さんのことを応援しようと、改めて強く思うきっかけとなったのが、ゲーマーズでの「夢空」でした。
だから、あれから2年経っても今僕がこうして天さんのことを応援しているのは、あの日の「夢空」のおかげなのだと思います。
大切な曲です。


Skyreach
改めてCDで聴くと、失礼ながら「歌上手くなったな…!」と思いました。
TrySailライブのソロコーナーで聴く度にどんどん進化しているのが肌で感じられて、どこまですごい曲になるんだろうとわくわくします。
ゲーマーズの衣装展にも行きましたが、マイクスタンドを見て泣きそうになったのは人生で後にも先にももうないはずです。


「羽根輪舞」
曲調に合わせた天さんの歌声が素敵で、表情まで鮮明に浮かぶようで、色気に溢れていて、とにかく大人な曲だと感じました。
タイトルリストが発表されたとき、「これはフェザーロンドって読むんだろうなー」と思っていたら本当にその通りで、天さんの好きそうな曲に違いないと思いました。
ジャズバーかなんかで、グランドピアノにもたれかかりながら歌ってほしいです。


「Glitter」
「羽根輪舞」と合わせて、声優として歌うことにこだわってらっしゃる天さんの表現力を感じる曲だと、改めて感じました。
ですが、どこか世界を俯瞰したような印象を受ける「羽根輪舞」とは対象的に、自分の内側に向かって確かめながら語りかける歌詞で、アルバムの中でもこの曲順に入っていることで映えていると思いました。


「ASH」
イントロからかっこよすぎます…!
ASHという単語に「青感」があまりなく、最初に曲名一覧を見た時は違和感があったのですが、実際に曲を聴き歌詞を見ると、灰になることを恐れないで高みを目指すという姿勢に青さを感じ、なるほどと思いました。
Skyreach」の曲の主人公と少し似ているのかな?と感じ、歌詞中の「あの日の歌」は、「Skyreach」なのかな…と妄想しまくっています。


「チョイス」
アルバムの折り返し地点に収録されていますが、歌詞に「赤」が2度もあるなど、これだけ個性的な曲が並ぶ中でもひときわ異彩を放つ曲だと思いました。
「月灯り」のリリースイベントで、この曲を笑顔で歌う天さんの姿が忘れられず、聴いていて、自然とサビのフリコピをしてしまいます。


「月灯り」
アカメが斬る!」ED、しかも沢井美空さんの提供曲ということで、まさに作品に寄り添う曲だと思います。
新曲に多用されているファルセットも、この曲を最初に聴いたときは新鮮に感じたのを思い出しました。
今の天さんが歌う「月灯り」も、Skyreachと同じく驚くくらい進化しているんだろうな…と思うとわくわくが止まらないです。


「Silent Sword」
作詞曲の谷口さんらしく打ち込み系のサウンドが曲を通して多用されていて、Aメロからサビまで疾走感のある曲だと思いました。
そのサウンドや力強い意志を感じる歌詞に負けることなく天さんのボーカルが映えていて、大好きな曲になりそうです。


CD音源で聴いても完成度が高く、リリース時によく仰っていたとおり曲との相性が抜群に良いんだろうなぁと思いました。
はじめてライブで聴いたとき既に天さんが曲を自分のものにしている感じがありましたし、ある意味でSkyreachとは対になる曲なのかな、なんて思いました。


「After the Tears
天さんの曲には、歌の主人公の強い意志を感じる事が多かったのですが、この曲は聴き手側と相互に支え合う歌詞になっていて、性質の違う曲だと感じました。
誕生日のときのブログ(→こちら)にも書かせていただいたように、僕には「天さんを支えてあげよう!」のような意識はないのですが、なんというか…聴いていてしんみりするというか、エモーショナルな気分になってしまうというか、いろんなことを思い出せる曲です。

 
「RAINBOW」
涙のあとにかかる虹という点で、直前の『After the Tears』とセットで聴くと、より素敵な曲に感じました。
「青」がテーマのアルバムの中にあって「七色」を連想するタイトルですが、歌詞の「全ての色」は必ずしも「color」としての色ではなくて、感情とか時間とか景色とか出会いとか、そういう様々な意味の「色」なのかな、と思いました。
アルバムの最後にこの曲があることで、「青」を歌ってきた11曲が空にかかる虹に集約されていく感じがして、アルバムとしての完成度をぐっと高めてくれているように思います。






ひえ~書いちまった~
 
この印象がどんどん上書きされていくのが楽しみですなぁ。



おわり