せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

雨宮天さんの誕生日に寄せて

本日2016年8月28日は、雨宮天さんの23歳のお誕生日です。
わーいわーい。

ほんとはアニサマを終えてだとか、天さん自身のブログを読んでからだとか、そういうタイミングで書こっかなと思っていたのですが、 まぁせっかくだし深夜テンションで書けるだけ書いちゃおうという、そういう魂胆。

他の方のツイートだとかブログだとかイラストだとか、めっっっっちゃイイコト書いてあったり描いてあったりするんで、是非是非読んでほしいです。


では、参ります。






えと、本文行く前にひとつ。


よく他の方が、っていうか、僕もちょっと前まではそう思ってたんですけど、「イラスト(レポ、文章)上手な人はすごいなぁ、いいなぁ」みたいなこと呟いてるの見てですね。
なんていうんでしょうか、敵を作るようでアレだけど「いいなぁ、じゃないやん!」と。

もちろんイラストってセンスによる部分もあると思うし、かく言う僕もイラスト上手に描けないんですけど、多分というか絶対、今イラスト上手な人でも下手っぴな頃があったと思うんです。
だから、「いいなぁ~」って思うなら練習すればいいじゃんって思うのです。

と、頭では分かっていても、僕は結局踏みきれなくて、「あぁ、なら自分にできるやり方を武器にしよう」と思って、手紙を頑張って書くようになりました。
頑張ってというか、楽しく書いてるけど。
こういうブログやラジオに送るメールも、僕にとっては手紙の延長線上にあるものです。

あなたが誰かに対して伝えたいことがあったり、表現したいことがあるならば、どんなに稚拙でもいいから踏み出してみることで見えてくる景色があるのだと思うのだ(偉そう
綺麗な文が書けなくても、上手なイラストが描けなくても、頑張って取り出した愛は伝えたい人に伝わるし、そういうものはちゃんと人の心を動かすと思います。ってか、動かします。

だから書いてみてださい、表現してみてください。
何故かと言うと僕がそういうの読みたいからです(直球


よし、僕は僕の表現のしかたでいくぞい。







なにから書きましょうか。 出会いからにしましょうか。

僕が「雨宮天」の名を知ったのはいつだったか記憶にはないのですが、たぶん事務所に合格して初めて情報が出た頃くらい、のはずです。

天さんが事務所のオーディションに受かったのが2011年で、その頃ちょうどスフィア熱がギュンギュンきてる時期だったこともあり、2期生が入ったことはなんとなーく知ってました。
顔は知らんけど名前は、くらいかなぁ。







で。

2012年の『新世界より』で天さんはデビューしたわけですがって今なんかキーボードのGが取れたんだけど!?

お騒がせしました、うまくはめられたので続けます(手汗がヤバイ)


アニオタ歴=声オタ歴な僕は、アニメのEDロールでキャストチェックするのが習慣になってて、なので『新世界より』を見ててすぐに「あ、雨宮天じゃん」って気付きました。
でも、「出てるんだー」くらいでスルーしてました。







で。

時は流れて2014年1月スタートのトラハモ。 
ここで初めて、「スフィアの後輩の1人」から「雨宮天さんという声優さん」と、僕の中での認識が変わりました。
アニオタ始める前からのラジオっ子だった僕にとっては、ラジオというメディアで毎週声が聞けることはめちゃくちゃ大きかったです。

実は、最初はもちょの声はすぐに分かって、天さんとナンスは聞き分けることができなくてですね。
どんくらいだろ、3回目くらいでやっとわかりました。

トラハモは、ほんと単純に「面白いラジオだな」と思っていて、直後の洲崎西含めて火曜夜はひたすら笑っていました。
その面白さは、初期は主に「もちょの名言めもちょ」での天さんのドSっぷりとか、もちょの突き抜け具合とかそういうところに感じていました。

一時期ちょっとトラハモつまんないなーって思っちゃったこともあったんですけど、今年の春くらいから、すごく「いいラジオ」になったなぁって思います。
何が変わったかって聞かれても分からないですし、もしかしたらトラハモではなくトラハモを聞く僕が変わったのかもしれないですけど、うん、毎週楽しみなラジオのひとつです。







で。

「トラハモおもしれー」で過ごしていた2014年の4月に、「ラジオどっとあい 雨宮天の群青ガラパゴス」が始まりました。
第1回からリアルタイムで聞いてた記憶はあんまりないんですが、5月16日に「群ガラ」とツイートしてるので、少なくともその頃には聞いてたらしいです。
でもそれはあくまで「面白いラジオのパーソナリティのひとりがやるラジオ」って認識でした。

最終回が6月末にあって、その時には好きになっていて。
7月4日に発表された『Skyreach』の先着リリイベも大学の昼休みに都内を駆けまわって確保しました。
最初は「アニサマ被ってるからほかの4つだけ」って言ってたんですけど、結局直前になってアニサマにさよならバイバイしました。あの時の自分を褒めたい。

天さんのどこに惹かれたかっていうと、群ガラで聞いた笑い声です。
今思うと多分猫かぶってたか緊張してたかどっちかだと思うんですが、「うふふ」みたいな、鼓膜をくすぐるような羽みたいな笑い声に惹かれました。
同時期に、大ヒット作となった『一週間フレンズ。』をはじめメインのキャラを複数演じられていたわけですが、僕にとってのきっかけは、間違いなく群ガラでした。
顔もろくに知らないうちに好きになったんで、相当好きな声なんだろうなぁ。

ちょっと聞き直したくなってきたから初回放送聞いてみよ。
ふえええええ声が硬い!それに高い!3割増しで高い!!!!
最初っから青と肉の話してる、しゅごい。




ここまでが第一章、かなぁ。 全何章か知らんけど。
あ、手紙を初めて書いたのは、2014年の7月1日でした。
群ガラお疲れ様でしたーみたいな、あなたのここが好きですーみたいな、そういう内容でした。







で。

8月10日に、『Skyreach』のプレリリースイベントがありました。
幸運なことに第2部に当選したのですが、ちょっと早めに会場に向かってフォロワーさんとはじめましての挨拶をしました。
今でも仲良くさせていただいている方もいて、いい出会いできたなぁって天さんに感謝です。

1部参加の方々を見送って僕は2部開始まで近くで待っていたんですが、びっっっくりするくらい緊張してきて。
会場はビルの2階部分にあるんですが、1階で待っている僕のところに会場の音がちょっと漏れてくるんです。
それ聞いてたら、「やべぇ、上に天ちゃんいるんだよな、ぬおおおお」ってなってきて。
口ん中カッピカピの砂漠状態だったんですけど、水を買うという選択肢を思いつかないくらいに緊張していました。

肝心のプレリリイベは、もう何が何やらでした。
なんかめっちゃ綺麗な人出てきたと思ったらその人めっちゃ緊張してるしそれを見てる僕も緊張してるし、パニックですよパニック。
正直歌も覚えていなくて、終わった後落ち込みました。
キズパワーパッドの話をしていたことだけ覚えています。







で。
13日にリリースされから、各店舗でリリイベがありました。
ちょいと以前の記事(TrySail3rdライブのやつ)からコピペしますです。

8月10日のプレリリイベ2部で、目の前の観客とのアンケートトークを楽しんだりキズパワーパッドへの絶大な信頼を語ったりする姿。
8月13日のタワレコで、距離の近さとコールの大きさにちょっと戸惑ってる姿。
8月15日のゲーマーズで、強く一点を見つめて「Skyreach」を歌った後、ひとりひとりと目を合わせて「夢空」を歌う姿。
8月23日のとらのあなで、「くるぶし」と「こんにゃく」のイントネーションについて真面目に話す姿。
8月31日のアニメイトで、「誕生日はやずやの日で、あとちょっと我慢してくれたら誕生月がサファイアの9月になったのに。せめて1日我慢したら焼き肉の日なのに」と話したり、「チーチーポイント」について話したりする姿。
8月31日のソフマップで、アニサマに行かずに「ソラサマ」にきてくれた感謝を話す姿。

普段すっぽーんって忘れちゃう僕が、当時はなんもメモしてなかったのに、日付も内容も表情も全部思い出せて、それだけ濃密な3週間で、かけがえのない時間で。
Skyreach」を聴きながら、これらの出来事だったり、ここから始まった出来事だったり、ここがあったから出会えた人たちだったり、そういうのがフラッシュバックして、めちゃくちゃに泣いてしまった。
あの時、たった100人くらいを相手に「緊張する」と言いながら一生懸命言葉を紡いで、「深呼吸、一緒にしましょう」と言っていた人が、5000人に拍手をされて、堂々とデビュー曲をパフォーマンスしているっていうのが、うん……幸せだったなぁ。


ほげぇ、めっちゃいいこと書いてるやん俺…(自画自賛


もちろん今も、声を聞く度、言葉を読む度、考え方を知る度、歌を聞く度に好きになっているのですが、この3週間の濃密さったらすごかったです。
間の17日にトラハモの公録があって、それ含め毎回手紙書いちゃうくらいに。
もちろん手紙の数が全てじゃないけどね。

あの3週間を過ごした天さんが、今の僕よりも歳下という事実にびっくらこいてます。
この3週間があったから今の自分があるし、この3週間があるから今の天さんがあるのだと思います。
そうだといいな。





どうしよ、どこまで細かく振り返りましょうか。

よし、振り返るのやめよう。
ここまでが第二章になりました。今決めました。







ここから第三章です。


TrySailについて。

最初、天さんはユニット活動に対して戸惑いや不安感が大きいっぽいことをブログやインタビューで仰っていてですね。
よく調べずにミューレに応募したっていう発言から想像したことなんですけども、当初あんまり歌手活動には積極的じゃなかったのかなぁ、とか。
なのにユニットってなると純粋に声優してた頃に比べて歌手の色が濃くなるから戸惑ったのかなぁ、とか。
いやわからんけどね、でも、本人が戸惑ってることを、僕は素直に応援できなかったです。

考え方として、「困ってるから背中を押してあげよう」っていうのもあると思うんだけど、僕にとっての天さんは、わかりやすく表現すると、孤高の存在で、高嶺の花で。
だから、背中を押すという選択肢はできなかったです。

でも天さんからTrySailの活動に対して前向きな言葉が増えてきたり、2015年3月の公録で実際にデビュー曲を歌っている姿を見たりして、「あぁ、TrySailの天さんも応援していいんだ」って思えるようになりました。

今では天さんも仰っているように、TrySailでいることが天さんの支えになっていて、ポジティブな考え方もできるようになっていて、確かな変化を感じられていて。
ひとりじゃ見れなかった景色を、もちょやナンスと一緒の船に乗って旅をすることで見られて、それが喜びや成長につながっているのが、ひとりのファンとしてとても嬉しいです。

秋からのツアーでも、もっともっと成長しちゃうんだろうな、このユニット。
わくわくしちゃうねこりゃ。

ツアーは最初の大宮と最後の横浜しか行けそうにないですが、いろんな地方を巡って実家に帰ってきた時に、3人が大きく見えるんだろうなと期待しています。





次、アニメについて。

専門的なことは全くわからないですし、天さんが出てるアニメ全部を見てるわけでもないのでアレですが。

ブレイクの年となった2014年から今日に至るまで、ほんとにいろんなキャラをやってきたなぁと思います。
どのキャラがどうとかは置いといて、そうやっていろんなキャラやって、いろんな声優さんと共演して、それがまた天さんの成長に繋がってっていう、そういうサイクルがあるといいなと思うので、声優のお仕事が多いクールは嬉しくなります。

東京喰種のトーカちゃんみたいなかっこいいキャラとか、アルドノアのアセイラムみたいな気品のあるキャラが鉄板なのかなとは思うんだけど、先日発売の『voice actress』で天さんが仰っていたように、このすばのアクアはやっぱ大きかったよねぇ。

天さんは現場では人見知りモード発動してるのかなって思うけど、東京喰種で共演していた浅沼さんがしきりにラジオで天さんのことを褒めているのを聞くと、(友達づくりは得意じゃないかもだけど)きっと仕事に取り組む姿勢が素晴らしいんだろう、同業者として信頼されてるんだろうと思って、ますます好きになります。

(確か東京喰種の現場で)宮野さんからアドバイスもらったり、このすばで福島さんたちのアドリブについていこうとしたり、その現場その現場でひとつひとつスキルを獲得していくのってめちゃくちゃかっこいい。

でも、天さんは絶対に「雨宮天が掲げる雨宮天像」をぶれずに持っているし、そういうとこが好きです。
月並みな表現でいうと、芯の強さとプロ意識、かねぇ。







ちょいと脱線してアイマスについて。

僕が天さんを好きになった頃には、アイマスSSAやミリオンライブの1stライブが終わっていて、めっちゃアイマスのオタク盛り上がってるわけですよ。
アイマス知らない僕は取り残されたような感じがして、ブログで志保さんへの気持ちを読む度に悔しくなっていました。
天さんにとって欠かせない存在を知らないのに天さんのファンしてるって自分に悔しいというか。

で、翌年の2ndに参加しようということになって、さすがに知らないまま行くのはアイドルとコンテンツと他のPに失礼だと思って、とりあえず映画見て、ほえーアイマス最高やんけってなって、アニメも全部見て、ミリオンライブのゲームもやって、765プロのアイドルちゃんを全員覚えました。

そしたら、2nd以降のことしかわからないけど、ちょっとだけ天さんと志保さんのことがわかるようになりました。
昔から応援しているPに比べたら全然だと思うけど、僕にとってはその「ちょっと」がめちゃくちゃでっかくて、幸せで。

何が言いたいかというと、最近天さんを知った方も、ちゃんと向き合って好きになれば、知った時期なんて関係ないと思うんです、ということ。
僕はたまたま運良くソロデビューのちょっと前から応援していたけど、もちろんその時期は人それぞれなわけで。

だからと言って、知る前の天さんのことを調べろとか、そういうわけではなくて。
天さんは、過去の経験や成長を今に活かせる方だと思うので、今の天さんを誠実に見つめたら、ちゃんと胸を張って好きになれるのかなぁって思います。
と、卑屈になっていた過去の自分に教えてあげたい。 







次、ソロ歌手活動。
アルバム出てからのほうがいいのかなぁ。まぁいいや。

天さんは、自分の活動に対しての理想や拘りをちゃんと持っている方だと思っていて、そしてその拘りをいちばん詰め込めるのがソロ活動だと思います。
だから、楽曲制作にもがっつり関わったというアルバムがめっちゃ楽しみです。

最初の頃と最近と、両方参加された方はわかると思うんですけど、『Skyreach』がやばいくらい進化してるんです。
きっとこれからも進化し続けるんだろうなって思うんですけども、アルバムに収録される『Skyreach』は2014年の『Skyreach』なわけで、新曲は2016年の新曲なわけで。

そういう青さや未熟さも込めての2年間、まさに「アルバム」だなぁと思うので、あの、アルバム楽しみです(語彙

そうそう、タイトルが『Various BLUE』なわけだけども、晴れた空は青いのに、落ちてくる雨から連想する色も青っていうの、結構面白いよねって最近思いました。







何が書きたくて書き始めたのかも忘れてしまったけど、わりと今満足してるのでもう終わりでいいかな。 
読み返すと内容薄いし、だいたい「好き」って言ってるし、なんかアレね、オタクって感じ。
全肯定の「好き」は嫌だなぁ逃げだなぁと思うけど、だからと言って変に斜に構えるのももっと良くないなぁと思うので、こういう節目のタイミングで好きな人の好きな理由を整理するのもいいかもしれない。

改めて、23歳のお誕生日おめでとうございます。
実り多き年になりますよう。
誕生日をゆっくり過ごせないのも大変だなぁと思うけど、やっぱ当日に姿を見られるのは嬉しいな。

今日は、天さんのおかげで出会えた友人たちにとっても大切な日になるらしい。
これからもずっと、今日が素敵な日になりますように。


天さんと、天さんのことが好きなあなたに向けて、このGIFを(クリックで開きます)。


1




おわり