せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

ふたつの10thライブに参加して

7月19日のアイマス10thと、7月24日のUNISON SQUARE GARDENの"fun time 724"に参加して感じたことを忘れないうちに書こうと思って、もう3週間くらい。

脈絡もなくただ個人用に書く感じ。
またなんか思い出したらふらっと書き直しするかも。

今回のアイマス10thは765がメインのライブだという認識であってるはず。
アイマスのライブは、4月のミリオン2ndしか参加したことがなくて、だから765のライブは初参加。

前日。
「20日からテストなんで」という理由で初日は不参加。
とりあえず物販と展示とオタク目当てで会場推し
プレゼント預けブースがやたら行列してて、これ手紙書いても並ぶの大変だなと思って、翌日出そうとしてた手紙諦め。
パンフ買ってオタク見送って5曲くらい音漏れ聞いて帰宅。
なお勉強はできず()

我那覇響リベリオンがやばいというのは各Pから聞いてて、前日に予習しててこの曲やべえなってなってた。
んで、セトリみて、「おう、リベリオン初日やんけ」ってなって絶望。
結果的に、MCパートで救済された。真実の白バンザイ。
ぺ勢の方から、「デレと765はこれ聞いとけ」とリストを頂いていたので、それだけ予習。
あと、ネットにあったコールガイドなるものを見つつ。


当日。
確か自分にしては早めに到着。
フラスタのお金払ったりオタクに会ったりしてたら、「これからゲリラ」というニュースをTwitterで見て急いで会場内へ。
結果的に影ナレ聞けてよかった。

http://pds.exblog.jp/pds/1/201209/01/56/a0110756_131328100.jpg

こんな感じの見え方。
日本一の看板の1987年の下(やきう民にしか伝わらない)。
背後の割と近くにトロッコが通りつつ、会場全体を見渡せつつ、手前のステージはしっかり見えるという好位置。
あと、芝生席から会場外に出るところで、白のハイエースから演者がトロッコに乗り込むところが見えて楽しかった。

影ナレでナンスの誕生日を祝えたのは本当に嬉しかった。
96年組に対して特に思い入れがあるわけではないけど、あのメンバーがナンスの誕生日を祝ってくださいって言ってたのはジーンときた。
んで、三浦あずささんの誕生日はライブ中に祝うのもとても好感。
「あくまで声優じゃなくてアイドルたちのライブなんだよ」というのを示していたように感じた。
こういうのがあるからアイマスは愛されるし続くのかなぁ、とか思ってた記憶。

ライブ。
まぁいろいろ言われてる通り、圧倒的ふっふーふわふわ率。
個人的に思うのは、周りに合わせてて楽しいのかっていうのと、まぁ曲知らなくても初心者でもそれなりに一体感を得られるのは楽ちんよねっていう2つ。
「これはみんなでノリたいやつだな」ってときはふっふーふわふわしてたし、そうじゃないときは迷惑にならない程度に勝手に騒いでた。
初披露曲でいきなりコールを入れられるのは素直に凄いしひとつの文化だと思うけど、それって演者の要求とか歌詞とか解釈せずに入れてるってことだと思うから、それはどうなのとは思う()

1曲1曲に対してとかはBlu-ray出たら思い出すことだと思うんで全体的なこと。
なんていうか、重みとか覚悟とか、そういうのをビシビシを感じた。
キャラに対するアプローチは人それぞれなんだろうけど、そのどれもがアイドルたちを思ってプロデューサーたちに喜んでもらいたくてやってるように感じて、それをまたプロデューサーたちが喜ぶという幸せループ。
以前、「なんでアイマスは人気なのか」って考えたことがあって、
っていう結論に至ってた。
続くコンテンツなぶん、演じる側は嬉しい半面相当のプレッシャーと戦わなきゃいけないんだろうけども、それを乗り越えた(乗り越え途中の人もいるかもだけど)結果を毎年大きな会場でたくさんのPに見てもらえるのは、(語弊あるけど)良いシステムだなと。
「良い」っていうのは、演者にとってもオタク満足度的にも経済的にも。

よく「〇〇(アイドルの名前)と一緒に頑張ります!」っていう演者さんがいる。
キャラへのアプローチとして、「キャラに成りきる」「キャラを愛する」「キャラを降臨させる」の3パターンがあると思っていて(多分そう簡単に分類できるものではないけど)。
正直、いわゆる「推し」以外の人のアプローチをライブで見ただけで正確に解釈はできないけど、一度にたくさんの演者さんのそれを感じられたのは嬉しかった。

その日のうちにミリラジに送った不採用メールから抜粋すると、
『実は10thに向けてPのみなさんが燃えているのを感じ、『まだアイマスに出会って1年も経っていない僕が、10thという記念すべきライブに参加していいのかな』という迷いがありました。
でも、あの日あの場所で、一緒に「アイ MUST GO!」を歌っているとき、「ここにいていいんだよ」と聞こえたような気がします。
何より、すっっっっっっっごく楽しかったです!』
ということらしい。
これは読まれたくて恥ずかしいくらいに優等生感出したけど、迷ってたのはホント。
もし11thへの参加を迷ってる人がいたら、飛び入り参加して後悔しないだけのイベントをしてくれるコンテンツだと思うので飛び込んでみるべき。

ミリオンの新曲が披露された時、連番の方々は嬉し泣きというか放心状態というかそういう感じだったけど。
自分はアイマスを知ったのが去年の秋頃で、ミリオンはキャラの声と性格を知るためにほんの一時期ポチポチしてただけでちゃんとPしてたわけではなかった。
だから2ndを経て新しいテーマソングができても、ただ「嬉しい!」ってだけで、泣けたりなんなりの感情はなくて。
でも、泣けなくてもその初披露の場に居られたことは幸せだと思ったし、泣けなくてもそう思えた自分がちょっと嬉しかった、みたいな。
前までは泣ける=愛情みたいな風に思っちゃってたことがあって、あんまり泣けない自分が嫌いだったりもしたんだけど、まぁいろいろあってそれはそれでありだなと思えてたり。
ミリオンで言うと、3rdツアーで37人全員が出演できるというのはすごく嬉しかった。
きっと事務所もたくさん跨いでるし、スタッフさんや事務所の協力がかなり必要なことだと思ってて、ぴょんさんとかが「みんなでステージに!」って言ってたのは、それを想像しつつも現実味のないことだと思ってた。
みんなで同時に立てるわけではないけど、このツアーが、「みんなで同時に立てることが意外とあり得るんじゃないか?」と思わせてくれるようなものになるといいな。
ミリオンメンバーの中でも、ぴょんころもちはじめ経験豊富な方々からイベント初出演の方までいると思うんだけど、765の先輩に引っ張ってもらったように、ミリオンのなかでもよい関係が築けて、それがステージで体現できて、それを自分の目で見て感じることができたらと。

もうほんとに脈絡ないからまとめると、
ということらしい。
ボキャ貧丸出しのライブ後ツイート。

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そして、大きく路線変更してUSG武道館。

USGは、2014-15の年越しライブに参加して以来2度目のライブ、単独は初。
席は2階の南西の後ろのほう。
「USGをこの遠さで見られるのはそうそうないでしょ(震え」という謎ポジティブシンキングで参加。
スフィアからフラスタあり。

家の鍵とチケットを自宅に忘れてバイトに行き、親は福岡出張で不在、団地の役員さんに連絡しても「合鍵はないよ」で完全に詰み。
そこで兄の存在を思い出し(遅い)、都内に一人暮らししている兄に連絡し、兄の大学にバスを乗り継ぎ訪れて鍵を受け取り、急いで帰宅して武道館へ。
何年かぶりに兄と話せたのでそれはそれでありだった(?)

ライブ。
これも全体的に。
田淵さんがよくブログで「一体感至上主義なんてくそくらえだ」というようなことを言っていて。
実際、遠くから見るUSGのライブでは、どの客も思い思いのライブの楽しみ方をしていたように見えた。
好きな時に跳び、歌い、クラップし、踊り。
こんな自由で最高にドーパミン分泌してる時間無いでしょって感じ。
音楽最高、バンド最高、USG最高、そんな2時間半くらい。

田淵さんの、そういう「自由にやれ、音楽はそれを許す。でも俺らは勝手にやるから勝手に盛り上がってろ」っていうスタンスに共感する人がUSGのライブには集まっていると思うし、それが自分にも心地よく思えるからきっとUSGのライブは楽しいんだろうと思う。
少なくとも、今まで参加したライブでここまで他人を気にせずに楽しめたことはなかった。
全面的に肯定してしまうのはあんまり好きではないけど、田淵の言葉が好きだし田淵の考えが好きだし田淵の音楽が好きだから、USGというバンドのライブが好きなんだろうと感じた。
もちろん斎藤さんのギターボーカルも鈴木さんのドラムスも好きなんだけど、結局自分にとってUSGは田淵だった。

このライブは10thの総まとめ、11thの始まりの日の7月24日に開催された、ある意味「10thライブ」なんだけど。
アイマスの10thとは観客の楽しみ方が全く正反対で、それでもやっぱり10年続けてきた彼らの言葉や音楽の重みはアイマスのそれに匹敵するものだった。
なにより、彼らがいちばん楽しんでるでしょっていうのが最高に楽しい。
ステージ上でベース置いといてハンドスプリングするベーシストを、田淵の他に知らないぞ。

最後のフルカラープログラムの、アカペラの「そうだ涙キラキラ西の空に光るモノクロでは説明できない完全無欠のロックンロールを」がグイグイ響いてきてもうあかんかった。


アイマスもUSGも、ほんと参加してよかったです。
ということで終わり。