せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

子どもが生まれました

このたび、第一子となる息子が生まれました!イェーイ!!

 

 

前日のこと

 

2024年6月8日、よく晴れた土曜日。気温は27℃くらいまで上がるようです。

 

昨晩は27時まで「バナナマンバナナムーンGOLD」を聞いて、そのまますぐ寝落ちしたのだけど、なんと今朝は4時半に目が覚めた。1時間半しか寝てないのはさすがにヤバいだろと思いつつ、つけっぱなしのラジオから流れていた嵐の『LIFE』がなんか沁みてしまって二度寝できず、そのまま起きることに。

リビングのカーテンを開けたらちょうど日の出のタイミングで、その空模様があまりにも綺麗だったので、玄関から出てマンションの東端に行き、日が昇るのをしばらく眺めていました。

 

そんなことをしていたら、何となく「今日かな?」という感覚がありまして。

お天道様が言ってるような気がしたんだよな、「そろそろだよ」と。

 

そしたら、7時に嫁さんから連絡があった。夜中から腰が痛くて寝られないから、そろそろ陣痛が来そうとのこと。やっぱりそうですか。分かっていたぜ。

ということで、今日のうちに嫁さんの実家に移動しておくことにしました。冷蔵庫にあるものを調理して日持ちするようにして、家事をしてから出発。今はその新幹線の中です。オードリーの野球中継を聞きながら小腹を満たしています。

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いよいよその時が近いということで、今の気持ちをまとめておこうかな。

 

***

 

遡って これまでのこと

 

妊娠が分かったのは、昨年10月17日のこと。

20231017/祈り - せーはくの備忘録

 

ちょうど、嫁さんがパート勤務を始めた時期だったな。良い職場を見つけられたと喜んでいたけど、つわりも重そうだったし、近いうちに産休を取ることになるし……という状況をふまえて退職することに。人生は選択の連続ですからね。それもまたご縁なのでしょう。

 

んで、実はこれは、2回目の妊娠です。

 

1回目の妊娠が分かったのは、2022年の年末頃のことでした。拍子抜けするくらいスルッと妊娠したのですが、結局その後、流産という結果に。

調べてみたところ、流産の確率は2〜3割ほどあるらしい。思ったより珍しくないんだなぁとか、だから芸能人も安定期に入るまでは公表を控えるんだなぁとか思うくらいには、私としては結果をすんなり受け入れてしまっていて。

でも嫁さんはそうではなく、温度感の差が原因で少しぶつかったりもしてしまった。その感情が当たり前なんだけど、ただただ私が至れていなかった。申し訳なかったです。

 

そういう経験があったからこそ、意識的に妊活をやろうということで、嫁さんはサプリを毎日飲んだり、体温を毎朝7時に測ったり、食生活も制限をしたりと、とても頑張ってくれました。私がやってたのは「泥酔しない(ほろ酔いは可とする)」「排卵日前後に向けて心身のコンディションを整える」くらいだったかな。それでも大変だったので、嫁さんには頭が上がりません。

1回目はあっさりと妊娠が成立したこともあって、「今回も簡単に行くのかな、相性がいいのかな」と思っていたのですが、全然そんなことはなく。生理が来るたびに少し落胆して、でもそれをお互い表に出さないようにして、次のタイミングを目指して生活をして……という流れを繰り返していたところ、10月に妊娠が分かりました。嬉しかったな。予定日は5月31日とのこと。

 

その後は、Benesseが出版している『初めての妊娠・出産新百科』を教科書と定め、それに従って日々の生活を送りました。これ、本当に良かった。真に頼れるのは書籍ですよ。やはり人類はインターネットをやめるべきです。

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12月になって安定期に入ったところで、物件探しが本格的にスタート。元の家でも生活はできたんだけど、日当たりが悪かったり、水回りが少し古かったり、子育てに適した環境ではないなというのが理由です。

賃貸か購入かの2択に迫られる中で、最終的には「収支予想としては、5年以上住むなら購入の方が得」という結論になり、中古のマンションを購入することに。

1月に契約をして、2月頭に引っ越しました。荷解き作業は私の両親が手伝ってくれた。家を買うのは楽しかったですね。人生の一大イベントという感じがあります。

 

出産するときは嫁さんの実家に里帰りをしよう、という話を始めからしていて、そのタイミングとして4月20日頃を設定しました。予定日のだいたい1ヶ月前が里帰りタイミングとして一般的なんだけど、ゴールデンウィークに重なると、人も多いし大変だろうなということで、少し早めにした次第です。

その日までに、ふたりのうちにやれることをやろうということで、両親学級(市が主催する、パパママに向けての講習会)(開始時間を間違えてめっちゃ遅刻した)に参加したり、赤ちゃん用品店でモノを決めたり(デカいものはアカチャンホンポ、日用品は西松屋)、ほぼ毎年恒例となっている新宿御苑へのお花見に行ったり(あんまり咲いてなかった)しました。来年の桜は3人で見られるといいな。

 

4月の上旬に逆子であることがわかり、帝王切開の可能性もあるということで、予定を繰り上げて4月13日に里帰りすることにしました。私は友人とのご飯や上司の結婚式に参加する予定があって、どうしようかなぁキャンセルかなぁと思っていたところ、新幹線移動には義父が付き添ってくれた。

これに限らず、義父母が本当に手厚いサポートをしてくれたのは感謝しかないですね。今日も、当日に行くことを決めたのに泊まらせてもらえますし。

 

でも、そこからなかなか進まず、予定日の5月31日を過ぎても予兆がなかったので、6月10日に入院の予約をすることに。そこまで動きがなければ、陣痛促進剤を注入して出産になります。もちろん自然分娩が理想だけど、ケツが決まったことで少し覚悟が決まった感じもありました。あと、もし11日に生まれたら私と誕生日が一緒になるのでオモロイな〜とも。

無痛分娩や和痛分娩も選べて、私はそれを勧めたのだけど、嫁さんは頑張りたいらしい。痛みに耐える嫁さんは見たくないけど、その意思を尊重する以外の選択肢はなかった。強い人です。

 

嫁さんが里帰りをしてから1ヶ月半のうちに、2回だけ義実家に行きました。1回目は出張のついで、2回目は雨宮天さんのライブのついでです。電話はほぼ毎日していたけど、やはり会えると安心するわね。

ひとり暮らし、絶対に寂しくて泣いちゃうだろうな……(これまで嫁さんの帰省時にそうだったので)(照)と思っていたのですが、なんとここまで1ヶ月半、泣いていません。凄いことですよ、これは。精神が強化されています。

ところがどっこい、今のほうが泣きそうです。もう少しで会えると言うのに。

なんだか、ふたりで過ごしてきた2年8ヶ月が終わってしまうという事実に、正直ほんの少し虚しさを感じています。これから楽しい日々が待っていることは信じて疑わないんだけど、だからこそ、これまでの日々が過去のものになってしまうのが、ね。楽しかったな、本当に。本当に楽しかった。

 

生姜焼きにマヨネーズを添えない選択肢があること。父の日や母の日にはプレゼントをすること。「行きしな」「帰りしな」という言葉があること。スリッパを履くと角にぶつける恐怖が軽減されるしホコリを絡みとってくれるので履いた方がいいこと。おならは換気扇のあるところでしたほうがいいこと。ひな祭りの桜餅は葉を食べて、こどもの日の柏餅は葉を食べないこと。風呂の蓋による保温効果は舐めちゃあかんこと。「スプラトゥーン」は楽しいこと。UNISON SQUARE GARDENを好きと言ってもらえると嬉しいこと。『Numbness like a ginger』は「なんて素敵なジンジャー」に聞こえるらしいこと。

「好き」や「愛してる」とは別軸の感情として「だいじ」があること。

寝転がりながらスマホを操作するのは目に悪いこと。バーミキュラのフライパンで作る目玉焼きは半端なく美味しいこと。でも使いこなすのは難しくて、結局テフロン加工の安いやつが身の丈に合っていること。

記念日をお祝いするのは楽しいこと。

セックスは楽しいこと。

つわりは日によって具合が変わるし、結構シンドイらしいこと。一品加えたいなという時に冷奴は便利すぎること。キッチンの排水口のフタは「目線から生ごみを隠す」という機能があること。今川焼き大判焼きとも呼ぶが、それに加え、回転焼き・御座候などの呼び方があること。

安定期に入ることの喜びはものすごいこと。

家族の存在は活力になること。

ひとりは寂しいこと。

胎動を感じるのは幸せだけど、夫がお腹に手を当てると途端に静かになること。名前を決めるのは難しいし、画数診断は「流派」という謎の勢力によって結果が異なること。日当たりのいい家は最高だし、断熱性が高いとめちゃくちゃ暖かいこと。スーパーの「ロピア」は肉が安くてデカいこと。両親学級は幸せ空間すぎること。大河ドラマはよう出来とるし面白いこと。いきものがかりの『ノスタルジア』を、若かりし頃のふたりが聴いていたこと。アカチャンホンポは楽しいこと。妊婦用の衣服や下着というものが存在すること。ベビーカーにはA型、B型、AB型があること。

怖い夢を見たあとに抱きしめてもらえると安心すること。

スイーツ作りは楽しいこと。掃除機は押したときにだけ吸引すること。夕方5時に流れるチャイムのメロディは各地域で異なること。豆腐の水を切るのは難しいこと。新宿御苑の中の細い砂利道を行くと甘味屋があること。ししゃものホットサンドは割と旨いこと。俺という人間、家の中での小ボケが多すぎるし、家の中にすね毛をばら撒きすぎていること。「蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さん」はネットミームではなく公式名称であること。リンスは髪の根元につけちゃいけないこと。梅田から淀屋橋あたりのエリアはやたらとサラリーマンが多いこと。LINEのビデオ通話はやたらとエフェクトの種類が多いこと。吉本新喜劇サザエさんのテーマソングは似ていること。

 

全部、ふたりだから知れたこと、感じられたことだった。ありがとうね、本当に。

 

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当日のこと

 

ここからは、出産2日後の私が覚えている限りのことを書きます。

 

6月8日の18時半、義母の車で拾ってもらって妻の実家に到着。既にめちゃくちゃ腰が痛そうで、義兄にさすってもらっていた。10分おきに腰痛が来るらしい。それに耐えながら夕飯(カレー)とお風呂を済ませてもらう。私も同じく済ませた。

19時半ごろ病院に電話するものの、もう少し待ちましょうとのこと。スパルタか?と思ったね。良いから入院させてくれよ。

6月1日のイベントで小山百代さんにサインしてもらったサンドリオンのCDをサプライズで見せたり、お腹が大きい最後の写真を撮ったりした。思えば、たしかにまだこの頃は余裕があったかも。

 

***

 

21時15分、再び病院に電話。夜遅くなってきたということもあってか、とりあえず診察してみようという流れに。

私・妻・義母の3人ですぐに家を出て、病院に行き、22時に入院決定。義母を残して分娩室に入る。対戦よろしくお願いします。

助産師さん曰く、「明け方まではかかるだろうねぇ」とのこと。そうかぁ。「41週を過ぎている妊婦さんは促進剤を使うことが多いからねぇ」とのこと。そうかぁ。ここまで来たら、なるべく自力で……という思いはあるけど、何よりも無事を願うことしかできない。

お腹に器具(胎児の心拍数を測るのと、陣痛の強度を測るのが目的)を装着して、その数値をモニタで観察しながらひたすら待ちます。妻は10分おきに耐え、私は腰を押したりさすったり。忍耐、忍耐です。お互いに水分補給だけは忘れないように。

 

***

 

とりあえず母子共に順調ということで、器具を外すことに。その反面、会話もあまりできないくらいになったので、少しでも気が紛れてくれたら……と思ってラジオを流しました。ラインナップは下記。

23:00〜FM大阪桑田佳祐やさしい夜遊び

23:30〜ラジオ関西鷲崎健橋本和 王様とラッパ」

24:00〜ラジオ関西石川英郎諏訪部順一 ロンハールーム

 

そんな最中の24時半。陣痛が5〜7分おきになり、助産師さんが戻ってきて再び器具をつけた。

妻の体力も心配だったので、急いで抜け出して近場のローソンに走り、買い出しをすることに。雨が降っていたな。

inゼリー4つ(うち1つは桃味)、バナナヨーグルト、オレンジジュース。自分用にモンスター(ゼロシュガー)とメガシャキ。深夜にこれをレジ打ちする店員さん、何を思っていたんだろう……。

妻は何とかして桃味inゼリーを食べて、私はモンスターを飲む。メガシャキは昼までコースに備えて温存です。

 

***

 

25時からは、KBS京都ラジオ「オードリーのオールナイトニッポン」を聞く。甲子園でのデイゲームでラジオをやっていた2人が有楽町の日常に戻る一方で、こうして全くの非日常をやっている現実が面白かった。

……などの感慨に浸る余裕もなく、妻はトイレで出血したり、嘔吐したり、便意に似ている(らしい)胎児の動きを感じたり……と、本当に見ていて大変そうだった。正直、トークの内容は全く聞いてなかったけど、分娩室にいつものオードリーの声が聞こえる安心感は物凄かった。ありがとうございました。

私は、妻の自室から持ってきた「けいおん!!」とローソンのコラボうちわ(懐かしすぎる)で扇いだり、分娩室にあったテニスボールで肛門を押してあげたり。モンスターのおかげで眠気はそこまで無かったけど、分娩台の高さの問題もあって腰が痛かった。けど、そんなん妻の痛みに比べたら……という話です。やれることをやるだけ。

器具のおかげで、何秒後に押してあげれば良いのか、今どのくらいの強さの陣痛なのか等が分かったのはありがたかった。当然、その数値はどんどん上がっていくので怖いんだけど、その時が近づいているワクワクもあって、不思議な感覚でした。

 

***

 

そんな時間を過ごしているうちに、陣痛は3分おきに。26時40分ごろでした。オールナイトニッポンも終盤やねという頃、妻が「スフィアを流して!」と叫んだので慌ててSpotifyに切り替える。ランダム再生だったのだけど、確か1曲目は『Life is Wonder!!』だった。本当に人生ってオモロイよな……と思った記憶。

Life is Wonder!! Wonder Wonder!! 何があっても

Life is Wonder!! もっともっと!! たのしんでいくよ!

Life is Wonder!! Wonder Wonder!! どんな自分も

Life is Wonder!! Wonder Wonder!! 味わい尽くせ!

 

陣痛が2分おき……1分おき……になって、子宮口が全開(10cm)になり、5時20分ごろに破水した。というか、指?器具?で破水させられていた。私は義母に「もうすぐ」とLINE。

そこからは出産に向けた体勢になり、とにかくいきむ、いきむ。私は励ましたり、助産師さんの声かけを真似したり。「うまいよ!」「頭が見えてきたよ!」とかね。

私は妻の頭のほうに立っていたので、角度的に赤ちゃんの頭が見えていたわけではないんだけど、そこからでも股間がとんでもない形になっているのが分かった。お尻が3個になっているレベルに股の筋肉が隆起していて、アレがココから出てくるんか……と震えた。

とはいえ、助産師さんが割と頻繁に離席していたので、今すぐ出産ということはないんだろうなぁと察したりしていました。

 

6時ごろに院長先生が到着。最終的にはメスを入れて胎児が出やすいよう出口を拡げるらしい。助産師さんも2人の計3人体制になりました。

陣痛にタイミングを合わせて、なるべく長くいきむ妻。合間は深呼吸をして休憩。その繰り返しをして、6時50分。

助産師さんの「これがラストだよ!」の声で、院長先生が注射(たぶん麻酔)を打ち、メスを入れ、助産師Aが出口に指を突っ込んで引っ張り、助産師Bが妻のお腹に全体重をかけて胎児を押し出す。あれだけカオスだったのに、私も全然冷静じゃなかったのに、何故こんなに鮮明に思い出せるんだろう。映画のワンシーンみたいだったな。

 

そして、ついにご対面。羊水と共に勢いよく飛び出してきた我が子はびしょ濡れで、へその緒がビヨ〜ンと付いていて、元気に泣いていて、本当に本当に可愛かった!

助産師さんの言葉に従い、妻がお腹の上に両手を出すと、そこにへその緒を切られた我が子が置かれました。妻は「やっと会えたね」みたいなことを言っていた気がします。幸せすぎるよ。

 

その後、いったん助産師さんが赤ちゃんを預かって別室で洗ってくれたり、分娩台の隣で健康診断をしたり。50.0cm、3314gでした。

9時までは一緒にいて良いと言われたので、3人で分娩室で過ごした。義母に電話したら、本当に喜んでくれた。たまに助産師さんが来て記念写真を撮ってくれたり、妻の脇に赤ちゃんを寝かせてくれたり。もうその頃には泣き止んでいて、目もぱっちり開いていた。私もたくさん写真を撮った。

 

8時半ごろに妻が泊まる部屋に移動し、合流した義母も交えて30分ほど過ごしてから解散。

帰る時も雨が降っていた。車で義実家に帰って、ご飯(パンと目玉焼きとバナナヨーグルト)を食べて、15時まで寝た。

 

***

 

その後のこと

 

一息つけたので、ここからはリアルタイムの記述に戻ります。

 

遅めのランチとして、カレーを頂きました。ありがたい。阪神の試合を見ながら近しい人に報告の連絡を入れて、夜ご飯を食べて、お風呂にゆっくり浸かって、妻と電話して、スポーツニュースを見て、寝た。

 

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10日、月曜。今日は面会の日。

 

7時に起きて、ご飯を食べて、10時から義母と一緒に買い物に出かけた。妻への仕送り(ペットボトルの水やお茶)と、昼ご飯用のパンと、夜ご飯用の食材などなど。

帰ってパンを食べて、神奈川から来た母と合流して、14時から妻と子の待つ病院へ。2時間ほど5人で過ごし、授乳の時間になったので母と義母は帰った。忙しない感じになったけど、喜んでくれたので良かったです。

 

妻にとって、初めてのミルクやオムツ替えでした。昼に先生からレクチャーされて、即実践です。

これがなかなか難しいもんで、1時間かけてようやく終わった……と思ったら泣き止まなくて、助産師を呼んで診てもらったら「まだミルク飲みたいみたいやね」とのこと。3時間で20mlくらい飲ませましょうとレクチャーされたところ、2時間で40mlを飲み切った我が子、将来が早くも怖すぎます。

助産師のアドバイスどおり、お腹いっぱいになったら寝てくれたので、19時前に病院を出て、妻の実家に帰宅。ご飯を食べて、お風呂に浸かって、妻と電話を少しして(電話中に子がウンチした)(ライブ感がイイね)、久しぶりにYouTubeを見たりして今。

妻、今日から子と同室で過ごすということで、頑張りすぎずに頑張ってほしい。そんな妻へのアドバイスとして、私からは「スプラトゥーンのサーモンランにおけるスペシャルの感覚でナースコールをしろ」というものを残しました。困ってから使うのではなく、困りそうな時に使えと。「いい例え」と評されました。嬉しい。24時前に寝た。

 

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11日、火曜。滞在最終日です。30℃くらいまで上がるらしい。

 

7時半に起きて、ご飯を食べて、8時半に家を出る。義実家には本当にお世話になりました。予兆のない陣痛に備えるために数日分の着替えを置いていたのだけど、それも持ち帰る。

9時に市役所に着き、出生届を提出しようとしたのだけど、かくかくしかじかで、里帰り先ではなく居住地のほうに出すことに。

 

役所で時間を潰したあと、11時から友人(みやっちさん)とジョリーパスタで会ってランチ。

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「関西いるんで会いませんか」と平日の昼間にいきなり誘われ、妊娠報告すら受けていなかったのに「一昨日の写真なんですけど」と突然スマホを渡されるみやっちさん、かわいそうすぎるだろ。

2時間ほど、先輩パパからのアドバイスを頂戴してから解散。お互いに生活をしていれば、また会えるでしょう。

 

自分用のケーキを買って、14時から病院に行って面会。ほどなくして義母も到着したので3人で過ごす。妻は食事のデザートを、私はケーキを食べた。29歳になりました。

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助産師の方がタイミングよく巡回に来たので、教えてもらいつつ初めての抱っこやミルクをやりました。緊張したけど楽しかった。

その後すぐに義母は帰った。たぶん、気を遣って3人だけの時間を作ってくれたんだと思います。重ね重ね感謝です。

 

助産師さんが教えてくれた姿勢(子宮の中にいる時の姿勢らしい)にすると子が熟睡してくれたので、妻は今のうちにシャワーを浴びる。私は寝顔を眺める。飽きないんだよな、我が子の寝顔。

妻の背中を保湿してあげたり(おかえり、俺たちの日常)、みやっちさんと話したことを共有したりして、名残惜しいけど17時過ぎに出発。いい天気でした。

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もうここからは切り替えるぞってことで、新大阪で一杯やる。

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新幹線の中では、仕事を少ししたあと、スフィアの曲を聞きながら、「当日のこと」パートを書きました。本当に壮絶だったな。

 

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家に帰ったタイミングで、たまたま『Life is Wonder!!』が再生された。こんなできた偶然ってあるんですね。

これからの人生は3人で味わい尽くしてやろう。楽しみだ!!!

 

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