20200415 - せーはくの備忘録

おひさしブリーフ。にっきです。
近況報告ですが、在宅勤務をしていました。ご飯を適当に貼ります。

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えー、麻倉ももさんの2ndアルバム「Agapanthus」ですが、70点とかぬかしましたが、採点ミスが発覚いたしました。2億点に訂正してお詫びいたします。申し訳ございませんでした。

twitcasting.tv

青Pさんとケイスケさんという圧倒的信頼を置いているオタクによるキャスを聞いたんですが、本当にね、70点が2億点になりました。キャスの最後、1時間くらい勝手に乱入して思いの丈を喋ったくらいには2億点だった。俺が浅いオタクだった…………。

まず、僕にとって「アルバム」って、アーティストのこだわり、願い、情熱、人生、その他諸々を詰め込んだものであると信じていて、そりゃシングル曲も収録されてるんだけど、アルバムで聞くシングル曲っていうのはとても特別な尊いもので、つまり一言でいうと、アルバムってのは「ロマン」なんです。
で、そんなアルバムを僕が聞いたときに「良いな」って思う要素として、流れが良いとか、曲間がいいとか、全体尺が程よいとか、つまり「一周したときの心地よさ」を重視しがちなんです。
でも、「Agapanthus」に関してはその心地よさが無かった（と僕は感じた）。なので70点だと思ったんです。

まず、尺が長え。13曲で54分ですよ。平均4分超えって、なかなか一周するには重たい。
かつ、トラックごとの曲間が長い。それに流れもそれほど感じられない。1曲ごとはもちろん良いんだけど、なんだか途切れ途切れだなぁと思っていました。ここまでがキャスを聞く前の私。

でも、青P解釈を聞いてね……全て俺が浅かったと反省しました。
1～12曲目までは、すべて「恋」を歌っているんですが、13曲目の「Agapanthus」だけは「愛」を歌っているんです。そもそもアガパンサスというお花が「愛の花」だしな（さすがにこれは僕もアルバムを聴いたときに分かりました）。
そこで、何故こういう構成になっているかを考えなきゃいけなかったんですよね、僕は。
アルバムと同じタイトルの曲が最後に配置されていること。1曲1曲が長いこと。曲間が長いこと。そして最後だけ「愛」を歌っているということ。
ここから導き出される結論ですが、つまり、トラック1～12に出てくるのは、共通した1人の女の子ではなく、それぞれ違った12人の女の子なんです。流れで描けないぶん、1曲の中でその子の恋を描く必要があるから、1曲1曲が長いんですよね。それに、曲間が長いのも当然です。だって違う人生を歩んでいるんだから。
そして、その女の子たちが、甘かったり苦かったりする恋を経験してたどり着いたのが、愛＝Agapanthusだったんですよね。
2億点じゃん……………………。
この「Agapanthus」というアルバムは、＜1曲目→2曲目→……13曲目＞の順で物語を描いているのではなく、＜1曲目→13曲目＞＜2曲目→13曲目＞の物語なんです。と、青P解釈のおかげで気付けました。
（この考えが正解だったと仮定して）もっと分かりやすくするなら、完全生産限定盤の特典にあるポストカードは、13枚じゃなくて「Agapanthus」を抜いた12枚なのもありかなぁと思いました。12人の物語を包み込むアガパンサスカラーの封筒＆箱、みたいな。

#麻倉もも来週4/8発売のアルバム「Agapanthus」の完全生産限定盤の仕様を写真付きで公開！麻倉ももからの春のギフトを思わせる豪華仕様です！同梱DVDにはあのファーストライブ「Peachy!」の映像も収録！いよいよ来週発売です。どうぞお楽しみに。 pic.twitter.com/AT1yKdYm79
— TrySail公式 (@trysail_staff) 2020年4月4日