- 月曜。出社。
- ハッピーハロウィンですね。勤務地的に渋谷駅を乗り換え利用するんだけど、21時ごろの渋谷駅はなかなか凄いことになっていました。
- とはいえ、平日ですからね。先週末に分散されていたっぽくて、駅構内はまぁ歩けるかなぁくらいの密集具合だった。上から見たスクランブル交差点は地獄だったが。
- で、今日はですね。日記というか、思ったことを書いてみたい。テーマは「フラスタについて」。
- 私には青Pさんというナイスガイの友達がいる。
↑青Pさん
- 彼は麻倉ももさんのファンで、レギュレーション的に受け付けられているイベントのときはよくフラスタ(フラワースタンド=祝い花のことです)の企画を立て、賛同者を集め、そして花を贈っています。
- 今日の日記は「青Pはめちゃカッケェ男だぜ」「フラスタってサイコー!」というゴールに至る道を、とんでもなく寄り道しながらうだうだと書いていくブログです。暇な人だけ読め。
- フラスタ、イベントに行き始めたときに「凄いンゴねぇ」と圧倒されたのが最初の出会いだったように思う。
- 大学生のころはイベントに足繁く通うようになっていて、イキりにわかイベンターみたいなクソ野郎をやっていた(具体的には関係者席を見てわーきゃーしたり、無意味に酒を飲んでからライブに行ったりしていた)(ちなみに酒は今でも飲んでから行くけどキチンと理由がある)頃は、著名人からのフラスタの写真を撮ったりしていたような気がする。
- つまり、ファン有志からのフラスタに対しては「凄いンゴねぇ」以上の感想を持ったことがなくて、「トップオタになりたいんだろうな」「仲間が欲しいんだろうな」とか、まぁ酷いことを思っていた。
- 友人が立てた企画にはそれなりに乗っていたけど、その根っこは「仲良くなりたいな」がメインだったなと今になって思っていて、つまり、「このフラスタが素敵だから参加したい」とか、「この人を応援したいから一緒に花を贈りたい」とか、そういうピュアなものではなく、極めて打算的な思考回路だった。
- ちなみに一度だけ、自分で企画を立ててフラスタを贈ったことがあったのだけど、その理由は「応援している人のフラスタ企画がひとつも無くてヤベ、ってなったから」という、同情というかなんというか、こちらもとにかく濁りまくったものだった。
- で、その考えが、青Pさんとの出会いによって変わった。
「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」 スペシャルサニーパーティーにて
— 青P (@hinamomosail) 2022年10月30日
瀬戸口雛役麻倉もも様へフラスタを贈らせていただきました
麻倉さんとの出会いのきっかけであるHoneyWorksと雛ちゃんへありがとうと好きを詰め込んだフラスタです
みなさんが喜んでくれたら幸いです pic.twitter.com/18mo1dkaKL
- 2018年の冬コミだったかね。サークルaoiakiさんの『こえ部』に参加して、その打ち上げで喋ったのが最初だったように思う(うじゃの+俺vs青Pでめちゃくちゃバトルした)(第一印象はサイアク)(HoneyWorksの世界かよ)。
コミケ打ち上げでした。青Pさんと殴りあってきた。
— せーはく (@sehaku_) 2018年12月29日
- ただまぁ、主張は合わねぇけど波長は合うなという感覚があり、そのレスバトルをきっかけに仲良くなっていった。まるで河原で殴り合うヤンキーのように、俺たちは居酒屋で「お前は何もわかってない」を言い合っていたんですよね。
- で、青Pさんはよくツイキャス(今となってはスペースだけど)で配信をしていた。そこにお呼ばれする機会もあったし、殴り込みに行くこともあったけど、いちばんデカい体験だったのは、とある日に配信されたケイスケさんと青Pさんのキャスを聞いたことだった。
- ちなみにいつだったかは忘れてしまったけど、確か一人暮らしをしていた時期だったので、2019年秋から2020年夏くらいのどこかの出来事です。
- アーカイブを遡ったら多分コレだなというのを見つけた。相当の暇人で物好きな人は聞いてみてください。2020年4月13日配信。
麻倉もも Agapanthus - 青P (@hinamomosail) - TwitCasting
- そのキャスで、青Pさんはフラスタについて話していた。というか、直前に発売された麻倉ももさんのアルバム『Agapanthus』について語る中で、フラスタについての思いを話していた。ような記憶がある。
- その中で、フラスタって愛で出来てんだなぁとやっと気付けて、過去にあんな気持ちでフラスタに参加したりフラスタを企画したりしていた自分を猛烈に恥じました。猛恥(もうち)です。
- だから、細部は忘れてしまったのだけど、キャスの中でケイスケさんが「この、花と手紙をテーマにしたアルバムは、青Pさんへのプレゼントですよ」みたいなことを話していて、本当にそうであってほしい…………と深く強く何度も願ったんですよね。
- 「エンタメは愛で出来てんだよ」が私の口癖であり信条であり浪漫なのだけど、フラスタも同じなんだな、と知ることができた。それは青Pさんのおかげでした。
- 花って、枯れるじゃないですか。それを贈ることの、なんというんですかね。この儚さ、美しさたるや。すごいなぁと思うわけです。食べられないし、残らないし。そんなものに、目一杯の愛を込めて、ひとつひとつに意図を練り込んで、贈るって、凄いことだなぁと思うわけです。
- だから、青Pさんはカッケェし、フラスタはサイコーです。新たな価値観をくれてありがとう。これからも殴り合おうぜ。
フラスタとちゃんと撮ってもらいました
— 青P (@hinamomosail) 2022年10月31日
イベント中の雛ちゃんもすごく幸せそうだったから本当にお花贈れて良かったぁ
麻倉さんも雛関連では初めての黄色のお洋服すごく可愛くて、カラーも一緒で良かったなぁと pic.twitter.com/wWKY3yAxpp
- これは余談ですが、青Pさんのフラスタには、カリンさんが描くベリーキュートなイラストがよく添えられています。そしてこのカリンさんは、僕のファンです。書き間違えではありませんよ。僕の、ファンです。
- 現場で会うと、いつも明るく挨拶してくださるのですが、俺は妻帯者だ……という自負と、「俺だったら推しにレスされたくねぇ」という矜持から、いつも塩対応してしまいます。そして別れた後に凹み、近くにいる青Pさんに「カリンさん、いつも綺麗な装いで素敵ですねぇ……」と漏らすところまでがセットです。褒め下手なの、本当に良くない。
- NHKプラスで先週の「100カメ」を見た。保育園の先生すごいね……。
- 「ミカちゃんの声が嫌い!」と泣く園児に対して、「言い方が嫌だったの?」と尋ねられるの、本当にプロという感じがある。俺なら「そっかぁ。でも、声は嫌いでも顔が良ければ推せるよ?」とか言っちゃう。
- おわり。日記とは何なのか。哲学ですね。