せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20230512/葛藤、友達、送別会

  • 金曜。出社。ちょい涼しい。
  • 昨日は大変お騒がせしました……。

20230511/ハンブレッダーズ浜松 - せーはくの備忘録

  • あの日記を公開した後にも青Pさん(麻倉ももさんのオタクをしている良い奴)からLINEをもらって、めちゃくちゃ励まされた。
  • 以下、青Pさんの株を上げるために、やり取りを一部抜粋します(許可はもらってます)。平日の夜に急に「悲しい」とLINEを送ってここまで付き合ってくれるの、本当に熱い男だぜ。

 

私「ツアー行ってきたんだけど、ハンブレッダーズが全然カッコよくなくて悲しい」

青P「お、今日ハンブレやったんか。メジャーバンドになってしまったのか、自分がターゲットから外れたのかって感じか」

↑俺への理解度が高すぎるだろ。

私「ハンブレ、『スクールカーストの最底辺から青春を歌いに来ました』とか言っとる割にめちゃくちゃイケてるバンドっぽく見えるし、実際に来てる客層も陽キャばっかなのが気に食わないのかもしれん」

青P「それはせーはくがダサいかもしれん笑笑」

↑正論という名のLOVE…………。

私「人を好きになるか音楽を好きになるかってマジでむずいよな。人を好きにならないままライブを楽しむって出来んのかな」

青P「それな。それができない苦しみ。最初にこれだ!って決めたり、出会えたんだよこれに!ってなったりするとなかなか難しいよな」

私「そうなんすよね〜」

↑そうなんすよね〜。

私「たぶん、ロックバンドに対して求めているものがUNISON SQUARE GARDENすぎるんだと思う。それくらい、UNISON SQUARE GARDENが俺にとってカリスマすぎている。勝手に面影を抱いて勝手に幻滅してるの、普通に俺が悪いな」

青P「音楽も音楽でしかないし、ロックもロックでしかないって考えるのが1番平和かもしらん。それを自分の生み出した『音楽』とか『ロック』って価値観に当てはめてしまうのが一番良くないとは思うんだよな。でもそれもそれで大事なことだし、大切にしないといけない考えだとは思う。最近僕も悩むけど、難しいよこれは」

↑難しいよな、おーん。

青P「僕らはそれでも音楽でしか気づけない人種であることも事実だから、こうやってまたライブに足を運んで音楽を聴いていく中で、自分の答えを見つけていくんだと思うよ。それが楽しいからやめられないわけでもあるし」

私「過去一で青Pさんがカッコよく見えるぜ」

青P「こうやって語り合える仲間がいることがほんとに幸せだと思うわ。これもロックンロール。またたくさんライブ行って話そうな」

↑ほら。青P、めっちゃ良い奴でしょ?

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  • 寝て起きて、冷静な頭になって辿り着いた結論がふたつある。
  • その1。私はアーティストの人柄・人生・思考を通して音楽を体験し、その音楽(特にライブ)を楽しんでいたことを自覚しました。つまり、ライブを楽しむ前段階として、彼ら自身のことを好きになっていたということですね。音源を聴くだけならば人柄なんて知ったこっちゃないんですが、ライブになると、どうもそういうステップが必要らしい。
  • その2。純粋に音楽のみを好きになり、ライブを楽しむやり方を身につけたほうが、生きやすくなるよねと思いました。まぁ、ライブの醍醐味のひとつに人生を浴びることがあると(今もなお)思っているので、やり方を身につけたとしてもそれを選ぶかどうかは分からないけど、精神安定剤的に引き出しとして持っておけると良いかもしれない。
  • ふまえ、今後について。
  • 私はハンブレッダーズの音楽(これは楽曲そのもののことを指します)が好きで、それは間違いないと自信を持って言えます。
  • ライブの場においては、当然それ以外の要素(表情、言葉、空気づくり、オーディエンスへの態度などなど)があって、コロナ禍でのハンブレッダーズのライブでは、そういう要素(=人柄・人生・思考)を楽しめていたんですね。つまり、私と彼らがマッチングしていたわけです。
  • が、コロナ禍でのライブでは我慢していたけど、制約が解除されて、彼らがある程度自由にやれるようになったときに表層化した要素があって、それと私はマッチングできなかった、ということなのでしょう。
  • 「合わないなら行かなきゃ良い」と割り切れたら楽だし、私も周囲にこんな風に悩んでいる人を見たらそう思うんだけど、残念ながらハンブレッダーズは私の生活に深く深く棲みついてしまった。それくらい彼らの音楽が好きだし、コロナ禍でのライブはブッ刺さっていた。考え方も好きだった。だから「潔くもう行かない」の択はあまり選びたくないわけですね。
  • となると、残るのは「彼らの人生もまるごと好きになる」か「これまでよりもライトに、彼らの人生を好きにならない程度に彼らの音楽を好きになる」の2択となるわけで。
  • なので今後やるべきこととしては、自分の特性(人生→音楽の順に好きになる)を理解した上で次のツアーに臨み、ハンブレッダーズの人生を好きになれるかどうかを確認しつつ、自分が音楽のみを好きになれるかどうかを検証する……という感じでしょうか。
  • ハンブレッダーズにせよ他のアーティストにせよ、私は音楽そのものが好き!と思いながらライブに通っていたのだけど、多分それはそうありたいなという理想の自分をアピールしていただけに過ぎなくて、詰まるところ、人間が好きなのだなぁというように思っています。それはそれで腑に落ちているし、ちょっと自分に失望したけどまぁそんなもんか〜と受け止めているよ。
  • そんな感じで一旦この話は終わり!思考の整理は楽しいね。

 

  • 仕事を終えて送別会(3回目)をしていただいた。

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  • すごいたかいにく!
  • ありがたいことに色んな方から送別会を開いていただくので、本当に胃腸に気をつけていきたい所存。
  • なんやかんやで新卒以来ずっとお付き合いのある方々だったのだけど、ご飯は初めてか。深い話もたくさんした。つくづく、会えてよかったねの気持ちです。
  • まぁ……断食や健康寿命についての話がやたら印象に残っているのですが……。

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  • そろそろ最寄駅なので終わり。頂き物のGODIVAとお皿を忘れないように電車を降りましょう。