見ました。感想です。
概要
日時:2021年2月16日(火)19時半開場/20時開演
出演:豊崎愛生、ミト(スーパーサポーター)、遠山大輔(MC)
バックバンド:平井武士(ギター・バンマス)、籠島裕昌(ピアノ)、杉野寿之(ドラム)、二家本亮介(ベース)
内容:収録済みライブ(約70分)+生トーク(約50分)
プラットフォーム:Stagecrowd(Dive/Connect)
会場:Zeppのどこか
セットリスト
テーマ:「歩き続ける」「幸せ」
01.letter writer
作詞・作曲:田淵智也/編曲:関淳二郎
02.猫になる
作詞・作曲:安藤裕子/編曲:関淳二郎
03.ぼくを探して
作詞:CHARA・加藤哉子/作曲:CHARA/編曲:SWING-O
04.フリップ フロップ
作詞・作曲・編曲:sasakure.UK
MC1
05.love your life
作詞・作曲:Rie fu/編曲:馬場一嘉
06.ランドネ
作詞・作曲・編曲:佐藤良成
07.ポートレイト
作詞:古屋真/作曲:中村僚・中村友/編曲:中村友・石倉一
MC2
08.Uh-LaLa
作詞・作曲:つじあやの/編曲:関淳二郎
09.オリオンとスパンコール
作詞:古屋真/作曲:大沢圭一/編曲:関淳二郎・大沢圭一
10.walk on Believer♪
作詞・作曲・編曲:橋口靖正
11.Dill
作詞:原田郁子/作曲:ミト/編曲:クラムボン
MC3
12.それでも願ってしまうんだ ※新曲
作詞:田淵智也/作曲:ミト/編曲:不明
感想
すごく…………良かった!!!
まず、収録だからこその丁寧な音作り・画作りが素晴らしかったですね。バックバンドの編成通り、左耳からギターが聞こえて右耳からベースが聞こえる感じとか、キメのシーンを逃さないぞのバチバチカットかと思えば、温度感ある手持ちカメラの映像もあったりとか。
カメラの話で言うと、普段のライブではどうしても見えづらい足元(通称:豊崎ステップ)がしっかり見られたのが最高でした。本当に素敵なステップを踏む方ですね。可愛い…………!
次にセットリストの話をすると、01で田淵曲、11でミト曲を持ってきて、ラストの新曲で田淵×ミト曲なのはやりすぎ。ライブが…………上手い!
もし新曲がミトさん提供曲だったら崩れ落ちてしまうなhttps://t.co/1A0upQWh4q#ダイブコネクト #豊崎愛生
— せーはく (@sehaku_) 2021年2月16日
実はこのツイートをする前に、「もし新曲が田淵曲だったら逆立ちするし、もしミト曲だったら茨城県水戸市に行く」とツイートしかけたのですが、逆立ちして水戸市に向かうところでした。あぶね~!
そのほかの曲ももちろん良かったんだけど、特に05「love your life」のライブアレンジが絶妙でしたね。ちょいBPM早めのロックテイストで、バンドサウンドが鮮やかに粒立っている印象でした。クラップ音も追加されてたかな。
あと、なんか知らんけど、06「ランドネ」→07「ポートレイト」でめちゃくちゃ泣いちゃったな……なんでだろうな……。
最後に、豊崎さんがもつ特別さについて。
僕のタイムラインには「配信ライブには正直良いな印象がなかったけど、今日で考えが変わった」という感想が多かったです。
僕は配信ライブはめちゃくちゃ楽しい催しだと思っていて大好きなのですが、その一方で、先述したような印象を持っている人が多くいることも理解しています。それに、豊崎さんのライブは「同じ時間」「同じ場所」の要素がとても大きいので、そんな豊崎さんに惚れた皆さんが、その2要素を失われてしまう配信ライブに対してネガティブな感情をもつのは当然といえば当然かなと。
で、今回、豊崎さんはどんなライブをやって価値観を変えたのか。
それが、これまでと同じライブだったんですよね。目を合わせて、手を差し伸べて、いっしょに歌おうと呼びかけて。これらは物理的にはもちろん不可能なことで、収録現場で豊崎さんが見ていたのは僕らではなくてカメラです。そんなんみんなわかってる。
もしかすると、これらは配信ライブが苦手だと思っていた方にとってのモヤッとポイント(画面越しの呼びかけに空虚感を覚えるから苦手、とか)に当てはまる行為だったのかもしれないけど、それでも「考えが変わった」んですよね。これってとんでもないことだと思っています。だって、苦手なものの苦手だったはずの要素が、ポジティブなものになったんだから。
「豊崎さんのファンだから豊崎さんの配信ライブを楽しめたんでしょ」といえばそれまでではあるんだけど、僕はそれだけではないと思っていて。
豊崎さんの目から、指先から、声から、生半可じゃない「いま、あなたに届けているんだよ」を感じるんです。それは、豊崎さんが長年かけてこちらに発信し続けてくれたことでもあって、「配信ライブ、いいじゃん!」という感情は、そんな豊崎さんの刻んできた足跡や、見せてきた生き様が教えてくれたものなのだと思います。
セットリストのテーマである「歩き続ける」。これは豊崎さんが「人生のテーマ」と言っていたことからも、「生き続ける」とほぼ同義だと受け取っています。
そして、僕の人生には常に豊崎さんの歌がありました。だから、豊崎さんが「歩き続ける≒生き続ける」をテーマにセットリストを組んでくれて、そんな曲たちを届けてくれたことが、どうしようもなく嬉しかったです。この人と、この人の音楽と出会えた人生を誇りに思います。
そして、願わくばずっと豊崎さんの音楽とともに生きていきたいと強く思ったし、オリジナル曲としては4年ぶり(カバーアルバムを含むと3年ぶり)に豊崎さんの音楽を新しく摂取できるのが、本当に楽しみでしかありません。
生活に溶け込む豊崎さんの音楽性にとって、自宅で見られる配信ライブはめちゃくちゃ相性の良い媒体なんですよね。
それに、豊崎さん自身も、トークパートで「私の新しい歌の届け方の第一歩」と話していたり、1月28日のおかえりらじお#565で「配信ライブはどんなにミニマムになったとしても声を届けられる希望の光」と話していたり、配信ライブに可能性を感じているようなので、是非これからも続けてほしいなと思います。
みなさんが歩き続ける先に、ほんとうに幸せいっぱいの日々が待っていますように。
#豊崎愛生
— Dive/Connect@ZeppOnline (@DiveConnect) 2021年2月16日
ワンマンライブ配信終了しました🍀✨高画質&高音質のライブはお楽しみ頂けましたか?
初めてのオンラインライブ、新曲から懐かしい曲まで、終始癒しのパフォーマンスでした❗️
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2021年初夏に豊崎愛生4thアルバムリリース!「それでも願ってしまうんだ」をリード曲として収録予定!続報を待て!!
新曲「それでも願ってしまうんだ」を手掛けたミトさん・田淵さんが、豊崎さんの「Dill」について語っているサイコーな対談があるので読め!
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