- 水曜。出社。
- 昨日の夜に包丁でぱっくりやった左手薬指は依然としてグロテスクです。何日かかるかなぁ。
- 4時に起きてEUROのスペイン×フランスを見た。サッカーの欧州選手権です。準決勝だけど実質的には決勝……と思って見始めたけど、スペインが強すぎますね。フランスが勝つビジョンが見えなかった。
- しかもこれ、レギュラーメンバーを3人欠いた状況で、ですからね。無敵艦隊、無敵すぎる。
- そのまま朝食(納豆)(7/10の日なので)を食べて、支度して出発。今日も暑いっすなぁ。
- これはわかる。
✍オタクとして、人として絶対使わないようにしてる言葉リスト
— hiyori 희원🍉🩵 (@haneulalways) 2024年7月9日
脳死
人権ない
地雷
〇〇難民
参戦
戦利品
飯テロ
✍最近気づいたこと
ブラックリスト、など悪い文脈で「ブラック」が用いられている単語もやめる
- 他人が使ってて嫌になるとかはないんだけど、俺は使わんぞとは思いますね。おん。
- 早めに退勤し、映画『数分間のエールを』を観ました。
「何かを作りたい。自分が作ったモノで
誰かの心を動かしたい」高校生の朝屋彼方は、MV(ミュージックビデオ)の制作に没頭していた。
ある夜、映像のモチーフを探して街を探索していた彼方は、雨の中でストリートライブをする女性に出会い、その歌に衝撃を受ける。
「この歌のMVを作りたい、自分が待っていたのはこの曲だ」
その歌声と、感情をぶつけながら歌い上げる姿に心が突き動かされた。
そして翌日、彼方は教壇に立った新任教師の姿を見て驚愕する。
そこにいた織重夕は前夜、彼方の心を突き動かしたミュージシャンだった。
モノづくりを始め、その楽しさを糧に次に進む彼方と、モノづくりを諦め、その苦しさから別の道に歩き出した夕。
二人の作った作品は、それぞれに何をもたらすのだろうか。
- 公開前からとても気になっていた作品なのですが、タイミングが作れず観るのが遅れた。以下、感想です。難しいことを考えずに浴びたので、感覚的な言葉だらけになる。ネタバレも少しある。吐き出させてくれ。
- 正直、めちゃくちゃ難しかった。内容ではなく感情が。叫び出したいくらい難しかった。どんな態度でこの作品と向き合えばいいんだろう。好き嫌いではなく、刺さる刺さらないでもなく、絶望に近い戸惑いを抱いています。
- 私はかつて夢を諦めた人。だから夕に近いのだと思う。けど、今は彼方みたいに誰かの夢を応援するようなことを仕事にしている。そんな人。
- 「MVは応援なんだよ」と熱弁する彼方を見て、「ほんまそれ!」「ヨッ、エンタメ少年!いいぞ!」とテンションが上がっていた。ピュアなまま「誰かの心を動かしたい」と願う彼方の姿を、私は私に重ねていた。
- でも物語が進むにつれ分かってきた。そうじゃなかった。私は彼方とは違った。「彼方みたいになりたい」という感えに至ることすらできなかった。
- 私は、私の力では誰の心も動かせないし、世界から悪意は消えないし、戦争は続くし、コロナは終わらないことを知ってしまった。知っていながら、誰かの夢を応援してきた。けど、いつからか、応援している「フリ」をしていたのかもしれない。そう思った。
- 私は彼方のようには走れない。心の底から湧き上がるような衝動は、今の私には無い。それで「あなたの夢を応援している」なんて言えない。そんな事実を、目を背けてきた現実を突きつけられたような感覚。
- そう項垂れながら駅までの道を歩いていたら、家族の顔が浮かんできた。そうだよ、妻と息子がいればいいんだ。3人で楽しく穏やかに身の丈にあった暮らしをする。それだけで幸せじゃないか。誰かの心なんて、世界なんてどうでもいい。家族さえ幸せならそれでいい。
- ふっと心が軽くなって、自然にそう思えた。思えてしまったから、今も涙が止まらない。夢を諦め、ならば誰かの夢を応援したいと願って、その願いもいつの間にか消えてしまっていた。それに初めて気づいた。
- 私の好きな映画に「夢を叶えるのは難しいけど、諦めるのもこんなに難しいの?」という台詞がある。そう、夢を諦めるのは難しい。難しいからこそ、覚悟を決めて、自分の意思で、夢に別れを告げた。その経験は大きな財産になった。それが8年前。
- でも今は違う。覚悟も意思もなく、気付けばこうなっていた。
- 家族のことは大事だ。愛している。幸せにしたい。それは事実だし、これからもずっと人生の最優先事項で在り続けていく。
- でも、今の私には他に何があるんだろう。空っぽなのか。空っぽなまま誰かの夢を応援するフリをし続けて、その空っぽな心を家族の愛で満たして、幸せだと言い張っているのか。
- それが現実なのかもしれない。でも、それを受け入れられるほど、私の心は強くない。意味もなく叫び出したいぜ。
- 帰ってご飯食べて風呂入って今。寝ます。4時に起きたいンゴねぇ。
- 今日のいいね。
ここに住もうかな pic.twitter.com/PxOGLonusH
— 丸井角食 (@kakushoku_marui) 2024年7月10日