- 日曜。休日。
- 朝ごはんを食べて、家事をして、散歩がてら家族で衆院選の投票に行った。
- 今はNHKの開票速報を見ていますが、ざっくり言うと与党(自民・公明)が減らして立憲民主が伸びたと。
- 依然として投票率が低いのはなんだかなぁと思わんでもないですが、今回に関しては低くても仕方ないよなぁとも思う。
- 解散発表があまりにも急だったので、各候補の主張を吟味する時間が無かったし。各党の候補者配置についても調整がしきれなくて、有権者にとって選ぶのが難しいみたいな地域もあったと聞いたし。自治体からの案内が届いたのも結構ギリギリで、期日前投票に行くのもちょっと大変だっただろうし。ましてや転居したての人(3ヶ月前の住所に基づいて投票するみたいなルールらしいね)は、前の自治体宛に不在者投票の手続きをする必要があるわけで、そんな諸々をやってたらあっという間に今日でした、というケースもありそうです。
- つまり、今回の選挙は酷いっすねぇということを言いたいわけですが、その一方で、今回の選挙は面白いっすねぇとも思っています。
- だって自民党が過半数を割るんですからね。「自分が1票を入れても変わらない」と思ってきた人たちにも、「意外と変わるのかも」と思ってもらうキッカケになっていたら嬉しいなぁ。
- 立憲民主、掲げている政策と日本の人口ピラミッドの関係上、伸びるのは必然ですよねという気持ちです。特に「政権交代こそが最大の政治改革」というメッセージは効果的だったと思う。「とにかく今の自民党はアカン」という世論を上手く利用して、直感的に未来をイメージさせることに成功していた印象です。それにしてもメッセージに中身がなさすぎるだろとは思いますが。
- 民主党時代の大失態があるので「自公が減るのはいいとして、立憲民主が伸びるのはダメだろ」という主張も多いですが、私としてはそんなにネガティブな気持ちはないです。民主党時代って15年前ですよ。議員はもちろん、体質や政策も変わっとるだろ(と思いたい)。前の反省を生かしてくれるだろ(と思いたい)。
- 維新はとにかく関西以外での印象改善をしないとあかんでしょうね。立候補している人数的に、野党第一党になる可能性があるはずなのに、まぁ本当に関西以外で弱すぎる。私はそんなに嫌いじゃないんですが。
- 国民民主はそりゃ伸びますわね。でも政見放送を見ていると結構アレ?と思うこともありました。玉木代表や榛葉幹事長はいいんだけど、肝心の各候補にパワーがないというか……。まぁ、今回の躍進で優秀な人が集まってくれるのかもしれない。
- れいわは冷静に見ると言ってること正しいよねと感じることも多々あり、個人的には今回の選挙でいちばん印象が変わった党でした。でもまぁ、かなり過激なムーブも多いので、なかなか票をガツンと伸ばすのは難しいのかもしれない。こういうオリャーと突撃できる党が地道に議席を確保するのは大事だと思っています。
- そんな感じで今回の選挙も楽しかった。準備や作業をしてくださった皆さんや、鬼のスケジュールで速報を届けてくれているテレビ局の皆さん、本当にお疲れ様です。
- 次回は街頭演説を聞きに行きたいと思います。まだちゃんと足を止めて聞いたことがないので。
- 追記:アメリカ大統領選挙とちょうど重なったのもあって思ったんだけど、日本もああいう感じで選挙をお祭りごとにできないもんなんですかね。テレビやメディアでめっちゃやってさ。みんなで議論してさ。議会制民主主義を採用している以上、国に影響を与えられる機会は限られるわけで、それをこんな固い感じでやるの勿体ないと思うんだよな。
- 選挙後、駅前の本屋に行って絵本を買いました。息子にとって初めての絵本は……コレや。
NHK「プチプチ・アニメ」の『ユニコーンのキュピ』が絵本になって登場!
実はこのアニメ、人気声優・豊崎愛生さんがキャラクターの原案、声を担当しているのです。
キュートな見ために加え、独特のキュピ語がなんとも楽しい、読み聞かせにもぴったりな絵本です。
巻末には、豊崎愛生さんのインタビューページも!
おそうじ・おかたづけが楽しく感じられる一冊です。
- 早速、妻が読み聞かせをしていました。「あわの おじさん」が消えるところで息子が唸ったのが面白かった。君が「あわの おじさん」だったのか……?
- 言葉を理解できるようになったらもっと楽しいだろうな。ワクワクしながら待とう。