せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20160429前田玲奈バースデーイベント

2016年4月29日に恵比寿CreAtoで行われたイベント、「前田玲奈バースデーワンマン~428だけでも…Bemine!」。

出演者は、前日の4月28日に27…じゃなくて5歳の誕生日を迎えられた前田玲奈さん。
あと、バックバンドとしてピアノのタトウさん、アコギのヨウイチさん(名前間違ってるかもしれない)。

 











なんもメモってない上に時間がだいぶ経ってしまったので、詳細な流れとかセトリは割愛。

知ってる曲も「フレイア」だけだったので、ほぼ初聴でした。

歌ってた曲で覚えてるのは、
・フレイア
・アイスクリーム・マニア
アメフラシの歌~Beautiful Rain~(『それでも世界は美しい』)
・PROMISE(『それでも世界は美しい』)
もぎたて☆カプレーゼ(『BAR 嫌われ野菜』)
ここまでが「前田玲奈」名義もしくは「CV前田玲奈」名義(のはず)。
ここからがカバー(のはず)。
・銀色の翼(小柳ゆき
赤いスイートピー松田聖子
・片想い(miwa)
・さくら-独唱-(森山直太朗
・ラムのラブソング-博多弁version-(『うる星やつら』)
ロマンティックあげるよ(『ドラゴンボール』)
・Catch You Catch Me(『CCさくら』)
恋愛サーキュレーション(『化物語』) 

「さくら」は昼の部はピアノ弾き語り。
バックバンドの2人がいるときはボサノヴァ風のアレンジ。

※5月7日追記
ピアノの多東さんのブログにセトリが。




最初は昼の部のみ参加予定でしたが、めちゃ楽しかったので夜も参加。



ご本人の目にも触れるかもしれないけど、そこ気にして綺麗事書くくらいならわざわざブログ書くなんてことしないので、書いてあることは素直に感じたことだと思ってくださると…。

さて、何から書こうか迷ったので、とりあえず参加するに至った経緯から行こうと思います。
 

以前から雨宮天さんのイベントで仲良くさせていただいていた方が前田玲奈さんに推し増し(他界ではない)し、「前田玲奈さんてどんな方なんだろ」と、ちょっと興味はありました。
2月あたりにもイベントあったような気もするけど、その時はイベント行こうとは思っていなかったし、もしかしたらなんか予定があったのかもしれない。

で、3月のAnimeJapanの時に「フレイア」を頂いて、曲聞いたら生歌聞きたくなって。
そこでタイミングよく「4月29日来ない?チケ代補助するから~」と言われて、「おっ、なら行っちゃいますか~」と、ほとんど気まぐれで着いて行くことになりました。 



ここから当日の感想。

まず、歌上手かった。

聞いたことない曲もあれば聞いたことある曲もあったけど、ちゃんと沁みこんでくるというか。
んぬぬ、上手いのは上手いんだけど、上手いだけじゃないというか、心地良い歌でした。



そしてトークがおもしろかった。

イベントの観客が40人くらい(夜は60人くらいいたかも)だったり、会場の周辺整理もAIR AGENCYの所属声優さんがやってたり、スーパー身内感のあるアットホームイベントだったこともあり、トークも緩い雰囲気でした。

「歌になるとスイッチ切り替わるよね」みたいな褒め言葉はよくあるけど、前田さんの場合は、歌とトークに境目がない感じがしました。
ゆるーいトークからぬるっと歌に入って、ちゃんと成立してる感じ。

もちろん歌が緩いわけじゃないんだけど、それだけ自然体で歌ってくれているってことなのかもしれない。
そして、そういう風に歌う歌が心地良いし、いい顔で歌うもんだから聴きたくなりました。



小規模のオールスタンディングのイベント会場に入って最初に思ったのは、「THE老若男女や…」というもの。
女性声優のイベントとは思えないくらいに女性率が高くて、年齢層も60歳くらいの方までいらっしゃって。

トーク中に積極的に前田さんに話しかけてる女性4人組が前方にいて、他のイベントだったら「なんであいつらばっかりレスもらってんだ、てか黙れや!」ってなってしまうかもしれないと思うんだけど、そういう雰囲気はなくて。
雑談までもがイベントの一部として成立してるような印象を受けました。
そういう雰囲気のイベントだから、「ラムのラブソング」の「好きと」に対して女性たちの「しゅきぃ…」が許されるのかも。

とここまで書いて、突然ラジオの話に飛ぶんですけども。
ラジオは雑談のメディアだと思ってて、そんなラジオ(の特にフリートーク)が好きで、だから雑談が気持ちいい前田さんのイベントが好きになったのかもしれない、とふと思いました。

 

最後に『それでも世界は美しい』について。

イベント中に『それでも世界は美しい』の2曲は、ソロ名義の「フレイア」や新曲の「アイスクリーム・マニア」以上に特別な曲として位置づけられていると感じました。

私は『それでも世界は美しい』を見ていないからなんとも言えないんだけど、ニケという役を与えられたことへの感謝を何度も口にしたり、物販Tシャツのイラストを『それでも世界は美しい』の椎名先生に書いてもらったり、お花も贈られていたり、ちょっと普通じゃないくらいに双方向(スタッフからも、前田さんからも)の愛を感じました。

よく声優雑誌とかで、「出演作に〇〇など」ってあるじゃないですか。
あの記述から初期の代表作がいつ消えるかっていうのが個人的にいつも気になってるところで。
例えば雨宮さんは、東京喰種やアルドノア・ゼロなどで立て続けに主役級を獲得したこともあり、「藤宮香織(『一週間フレンズ。』)」が割りと早めにとれた記憶があります。 
その時に、誰目線だよって感じですけど、「あぁ、でかくなったなぁ」なんて思ったわけです。

つまり何が言いたいかと言うと、過去の代表作に縛られてほしくないし、代表作は代表作としてあるのはいいけど、「この声優さんといえばこの作品だよね」で挙がる作品がいろいろあるといいなって思うんです。


でも、前田さんの場合は不思議な事にちょっと違う感想を持ちました。
「ずっと『それでも世界は美しい』の歌を歌ってほしいな」っていう、そういう感想。

それって、先述した「過去の代表作に縛られてほしくない」に超絶矛盾してるわけですが、そう思ったんだからそう思ったんです。ほら宣言通りに素直。 
それでも世界は美しい』、なんとかして見たいな。

前田玲奈と見る『それでも世界は美しい』一挙放送」なんてイベントがあると、面白いかもしれないと今思いました。
くそぅ、当日思いついてたらアンケートに書けたのに。





最後の最後にちょっとだけ。
昼の部で「立木文彦さんは、今日誕生日です!」と前田さんが仰って「立木さん…もち蔵パッパ…」とたまこクラスタが感傷に浸った直後。
夜の部開場待ちをしてたら、AIR AGENCYの社長・藤原啓治さんがふらっと現れて「寒くないですか?」と話しかけてきて強風で倒れたカレー屋の看板を立て直してて、「あかん…目の前にたまこパッパがおる…なんだこれはマジか」、と。
イベント中も普通にそこに社長いるし、やべえ(ボキャ貧
でも心の小さな僕は、社長に当たり前のように話しかける皆さんを見て「なにレスもらってんじゃ、てか黙れや!」と思ってしまったのでまだまだ訓練が足りないようです。



さて、多分書くことは書いたと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
文章ぐっちゃぐちゃで読みにくかったらスミマセン。


素敵な出会いに、感謝。