せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20240121/夏川椎菜「ケーブルモンスター」

  • 日曜。休日。
  • 10時くらいに行動開始。ご飯を食べて家事をして買い物に行く。お米とかお惣菜とか。まだ少し雨が降っていますね。
  • 帰ってお昼を食べてから、「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」のチケット争奪戦。数々の先行抽選を外しつづけ、この先着申込が正真正銘ラストチャンスだったのですが、連番者がなんと勝ち取ってくれました。これはね、奇跡ですよ。
  • その後は引っ越しの準備をちまちまと。やれるところからやるのが大事ですからね。

 

  • 夕方に出発。雨は上がっていた。
  • これから夏川椎菜さんの3rdライブツアー「ケーブルモンスター」のファイナルに参加します。連番者は上述のオードリー勝者。偶然にしちゃ運命的やね。

■LAWSON presents 夏川椎菜 3rd Live Tour 2023-2024 ケーブルモンスター | TrySail Portal Square (トライセイルポータルスクエア)

  • 今回のツアーは初参加なので楽しみです。どんなライブになるだろうか。
  • 神奈川県民ホールはとても思い入れのある会場なので、そこも楽しみ。中2のときに母親と一緒にいきものがかりのライブを見た箱で、それが私にとってのライブ原体験なのです。その数年後に豊崎さんのツアーで行ったときも嬉しかったな。
  • そんなカナケンが近いうちに改築されるということで。今春にあるいきものがかりのカナケンライブは外れてしまっているので、おそらく今日が最後のカナケンでしょう。いきものにはじまり、夏川に終わる。悪くないわね。

 

  • 会場イン。カナケン、懐かしいね。

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  • なんかいい席だ!楽しみます。

 

  • 終わりました。いいライブだったね。
  • 時間。開演18:40、終演21:08。
  • バンド。Gt.山本陽介、Gt.川口圭太、Ba.伊藤千明、Dr.かどしゅんたろう。
  • ステージ。ステージ上はケーブル(太いのでもはや水道管レベル)がごちゃごちゃと。2階部分に川口さんとかどさん。1階部分に伊藤さんと山本さん。上手下手にお立ち台あり。
  • セトリ。

  • 以下、雑感。心に浮かんだことをだいたい時系列に沿って。
  • 客入れBGMの時点で客のクラップが。これが最後のBGMだとわかっているような雰囲気ですね。ツアーファイナルという感じで、この置いてけぼり加減が心地良い。客、育ってるね〜。
  • スモークが一気に焚かれてから開幕『メイクストロボノイズ!!!』。痛快で素晴らしいですね。衣装は全身に蛍光色のケーブルが絡まったような派手派手な重たいやつ。客のコーレスもばっちりですな。まぁ俺は俺のやりたいようにやるが……。あと音がデカいな。
  • M2は『エイリアンサークル』。MC1のあとに来ると想像していたけど外れました。楽しい曲だね〜。
  • ここでMC1。早いなという印象もありつつ、そういや夏川さんのライブって開幕宣言的なMCがあったなぁと思うなど。ケーブルが絡まったモンスターも仲間にしていこうぜ、みたいな。
  • 続くM3は『クラクトリトルプライド』。これがこのツアーを象徴する曲なんでしょうね。ごちゃっと絡まった感情のケーブルも、それごと抱えて生きていこうぜという。アルバムツアーなんだからアルバム曲でツアーを象徴してくれと思わんでもないが、でもそれだけのパワーがある曲なのでヨシとします。何より、イントロで泣いてしまったので文句は言えん。「もう帰ってよくない?」と連番者に言うくらいには象徴的でしたが、これは大きな勘違いだったことが2時間後にわかります。
  • 個人的には、この曲を浴びながら「夏川ライブ、俺が人生に悩んでるときにやりがちやなぁ……」と思うなど。そういう巡り合わせなんだろうな。
  • M4『イエローフラッグ』、懐かしいね〜。
  • M5『Bluff 2』、繋ぎ役という印象。好きな曲だけど、今後ライブでどこまで披露されるかはわからんね。
  • M6『ワルモノウィル』くん!!!HAMA-kgnを崇め奉れ。本当にいい曲!!!
  • M7『羊たちが沈黙』。だんだんとワルい空気感になってきたわね。大サビ前のブレス、もっとエグいの欲しかったなとか思っちゃう。
  • アルバムの流れが好きだったので『ユエニ』来てくれ……と願っていたけど来ず。MCで「次はファンサパートですよ」みたいな予告。事前に説明するのダサくない?って思っちゃったけど、その予告がいい伏線になってブロック内でテーマが移ろっていく印象があってよかったです(手のひら返し)。
  • アルバム『ケーブルサラダ』は<前向きな諦め>がテーマです、みたいなの言ってたのはこのMCだっけ?説明せんでええて〜になっちゃったけど、わかりやすくしたいタイプの人なんだろうなとも思うので受け入れます(今年のテーマ:相手のロマンを受け入れる)。
  • M8は大正義めんま先生の『消えないメランコリー』。なんかバキュンしてたような気もするけど踊ってて見えなかったな。ファンサなんて……いらない!!(イヤイヤ期)
  • M9『コーリング・ロンリー』。この流れはええですね。キュートでもありつつ少しスローダウンする、みたいな。
  • M10『キミトグライド』。これも流れが綺麗で好きです。1stアルバムの曲をこうして色褪せることなく自然にセトリに取り入れられるのは凄いことですよ。しかもやってる音楽は当時からどんどん変化しているわけですからね。曲の再解釈を続けてこないとこうはならんだろうな。
  • M11『だりむくり』。バラードパートをしっかりやってくれるの嬉しいね。
  • M12『ササクレ』。たぶんこれがブロックの締めでしょう。ちゃんと主役になりうるところでこの曲をやってくれるの本当に嬉しいですね……。とても良いブロックでしたね。
  • M13『I Can Bleah』。伊藤さんが……ベースを下ろした!!!「まだ足りない〜」のくだりを何ループもしていくくだり、バンドメンバーが客に愛されていることが前提になっているなぁという印象。それだけ現場を積み重ねてきたということでしょうな。突然挟まった『Sunsetカンフー』含め、程よい内輪感が心地よかったです。
  • M14『奔放ストラテジー』は予想外!
  • M15『ユエニ』、たしかにこの流れがしっくりくるのは分かる。終盤映えする曲よね。
  • M16『ライダー』、身体を音に任せて揺れるの気持ちよかったな〜。
  • M17『passable :(』。脇役ヅラしてるけどめちゃくちゃいい曲なんよな。
  • M18『ファーストプロット』。これはね、さすがに泣いちゃったね。
  • イントロ的立ち位置だったM1〜2や、開幕宣言のM3がもつ明確さと比べて、M4〜17はすごくごちゃっとしていたように思っていて。もちろん各パートで見たら綺麗だったりするんだけど、全体感としては「紆余曲折」みたいな印象があるというか。そんな全てを丸ごと優しく包み込む『ファーストプロット』という。
  • 1stライブツアー「プロットポイント」は、ひとりの少女が夏川椎菜になるまでを描いた物語だったけど、この「ケーブルモンスター」は、夏川椎菜がシン・夏川椎菜になるまでを描こうとしているのかもしれないですね。<ファースト>の意味が変わってくるこの感じ、グッと来ちゃうな。
  • 私は今、人生のプロットポイント(=転換点)に立っていて、仕事とか家族とか、何を大事にしていけばいいんだろうと悩んでいます。そんなときの「これが僕のヒストリー」には大きな勇気をもらえたし、「君の歌もいつか歌えますように」には優しく背中を押されました。夏川さんはそういう存在だな、ほんとうに。
  • からのM19『ラフセカンド』。その上で「笑えるまでは生きようかい」と。うわー、圧倒的な説得力。絶対的にヒーロー。『クラクトリトルプライド』がライブを象徴する曲……とさっき書いたけど、それは間違いでしたね。その一歩先を行くメッセージがこの曲にあって、これこそが今回のキモなのでしょう。天晴れという他ないです。
  • ここまでの本編を一度も着替えずにやったの、全てを抱えて笑おうというメッセージと受け取りました。熱いね。
  • アンコールは少し身軽な衣装になってM20『僕はゾンビ』。ゾンビは広義でモンスターということですか?
  • MC。ソロデビュー発表から今日でちょうど7年ですと。そんな経ってたか……。
  • そして、ソロ活動は「アイデンティティの確立」との戦いだったと(みたいなことを言ってた気がする)。事務所的にも同期的にも、もう空いている椅子なくない?という気持ちだったと。うんうん、そうだろうなぁ。だからこそあんたに惹かれたんだよ。
  • そしてお知らせ。令和6年度417の日。今年は水曜です……という言葉を聞いて全てを悟りました。田淵智也が新曲を書き下ろして4/17に発売するだろうと。

  • 5秒後に答え合わせが来てワロタになりました。これが、オタクの嗅覚です。わかるのよ、こんくらいは。おーん。
  • そしてM21『ハレノバテイクオーバー』。M3『クラクトリトルプライド』と対になる存在(だと思ってる)だし田淵について触れたあとだし、まぁやるよね。俺の拳、まだやれんのかな。やるか〜。覚悟決めなきゃな。
  • M22は再び『メイクストロボノイズ!!!』。夏川さんってこういう構成好きですよね、頭と尻でサンドするやつ。公演に一貫性を持たせようということなのか、曲の解釈が変わる体験を与えたいのかわからんが、私は好きです。結局、最初から最後まで言ってることは変わらんのだろうな。ピースして生きていこうぜという。でも、私はまだピースできなかったな。悩みが晴れたわけじゃなくてな。次会うときまでに、心からのVサインを作れるようにならんとな。
  • ダブルアンコールに答えて夏川さんが再登場。MCで終わるだろうな……と思ったら、「ヒ労組はもう帰っちゃったのでひとりで歌います」と言って『ラフセカンド』のサビをアカペラで歌ってくれました。「笑えるまでは生きようかい」は何度も何度も、ひとりひとりと目を合わせるように。カッコいいなぁ。熱くなるね。
  • という感じでしょうか。んー、楽しかった。またも救われたね。

 

  • 終わった後は会場近くのマクドナルドへ。オードリーの店内放送を聞きつつまったりと過ごしました。

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  • 夜マック、罪の味がして素晴らしいです。マックで聞くビタースイートサンバも粋ですね。

 

  • 帰りながらこのブログを書いてたら、逆方向に乗ったり乗り過ごしたりして1時間以上も彷徨ってしまいました。ようやく帰れたので風呂に入って寝ます。楽しかった!

 

 

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