せーはくの備忘録

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『こえ部 vol.15』のお話

どうも。せーはくです。

サークルaoiakiさんの2019冬コミ(C97)新刊『こえ部 vol.15』に寄稿させていただきました。

 

 

 

全体について

 

今回は計3本のご依頼を頂きました。

放課後ティータイム」「田淵智也」「サンドリオンのディスクレビュー」の3つです。

 

10月末に開催されたスフィア10周年ツアーファイナルのときに、代表のばんばさんとお会いしてですね。まぁ私たちは『こえ部』で繋がった友達なので、当然冬コミの話をしたわけなんですが、その際「放課後ティータイムがテーマなら、僕の人生を書くことになると思います」というお話をしました。

そしたら、放課後ティータイムサンドリオンをテーマとして提示されました。

 

でも、夏の段階で「冬は田淵智也特集が入ります」みたいな噂を聞いていたので、単に興味本位で「じゃあ田淵は誰が書くんですか」と。すると、「せーはくさんにHTTを依頼したので無くなっちゃいました」と。書くしかないやんと。

そういった成り行きで、計3本もページを頂くこととなりました。大好きな同人誌に、こうやってたくさん関わらせていただけることが、純粋にとても嬉しかったです。

 

そうやって大見得を切ったくせに締め切りを超過してしまったので、本当に反省しかないです…………。ダサいことこの上ない。

 

 

放課後ティータイム」について

 

「ノンフィクションコンパス」というタイトルで寄稿させていただきました。

 

タイミング的には今年のアニサマについて書くべきだったと思いますが、まぁ、僕にとってのけいおんっていうのは、そういうんじゃないよなぁと。あと、ほかに同テーマで書く人をあらかじめ聞いていたので、そこに委ねてしまってもいいかなみたいな。どうせみんな人生を書くことになるんだろうけど、それはそれとして。

 

んー、文章の中身自体は、そこまで楽しいものではなかったと思います。だって中学時代のブログを引用してヒィヒィ言ってるだけだし。突然ライブ実況始まるし。

タイトルのとおりですが、僕に興味のある人(いるのか)(いてほしいな)(承認欲求)しか楽しくないと思うんですね、この文章。でも、それでいいやと思って、そういうものにしました。

 

タイトルについて補足すると、今年の夏に自分でサークルを立ち上げて、その第一作として「ノンフィクションコンパス」という同人誌を作って、僕の友達に各々の人生を寄稿してもらって、僕だけが楽しめる同人誌をつくったんです。

その経験があったから書けた文章かなぁと思います。

 

自分にとって何か新しい発見があったとか、誰かの心に響いてほしいとか、そういうのは全く無かったので、『こえ部』に寄稿するクオリティの文章かと言われると微妙だと思っています。

でも、このテーマを与えられたということは、すなわち僕の人生を語らざるを得ないということで、つまりタイトルは「ノンフィクションコンパス」になるわけで、であれば必然的にこういう内容になるしかないよね。みたいな文章でした。

ちょっとわがままな文章を寄稿してしまってごめんなさい。でも、書けて良かったです。

 

 

田淵智也」について

 

「【第1回】田淵智也の好きなところ語ってみた選手権!」というタイトルで寄稿させていただきました。

 

せっかくメインテーマを2つも依頼されたのであれば何か面白いことをしたいと思って、上記のHTT文の最後から繋がるようにしていたので、思惑通り連続ページで掲載していただいてとても嬉しかったです。ありがとうございました。

 

HTTとは対象的に、こちらの文章は新発見の連続でした。

というのも、僕は田淵智也さんが大好きなのですが、田淵さんへの感情を言語化したことがなかったんですね。する必要もないと思っていました。なので、こうやって言語化するために自分と向き合ってみて、めちゃくちゃ楽しかったです。

 

昔、僕は時雨沢恵一さんのあとがきが大好きな少年でした。

学園キノ」という小説のあとがきは、時雨沢恵一さんと「雨沢恵一(あめさわ・めぐみはじめ)」という存在が会話をしているというていで書かれているのですが、いつかそれと似たようなことを自分の文章でやってみたいと思っていて、実は今年の夏コミで『こえ部』に寄稿したときに、一度チャレンジして失敗していました。

で、今回は自分と向き合う必要があったので、「学園キノ」形式はぴったり当てはまるのではと思い、せーはくと「青白(せいはく)」が対話をしているような体裁の文章で書いてみました。マジで楽しかったです。

 

書いている間は「青白」のほうに感情を寄せていったので、なぜせーはくさんはこんなに田淵智也が好きなんだろう?というところを徹底的に客観視して、自問自答を繰り返していく作業を行いました。

あとは頭から読んでみて、これは読者にとっては飛躍してるように読めてしまうなという箇所に補足的な自問自答を挟んでいき、文章のテンポ感を整えて完成させたという段取りです。最後のオチはふいに思いついたのですが、結構気に入っています。

 

もうほんと、単純に『こえ部』に田淵智也特集があることがめちゃくちゃ嬉しいです。で、誰かが書くくらいなら自分が書いてみせるという意地みたいなものもありました。HTT同様、他人が読んで面白いものになった自信は全くありませんが、こちらも書けて良かったですね。

 

あと、絶対に他人には気付かれないプチ拘りとして、「い抜き言葉」の有無というものがありました。「している」と「してる」の違いみたいなもんね。

放課後ティータイムのほうは書き言葉だったので、「い抜き言葉」を使わないようにして、逆に田淵さんのほうは会話っぽさを出すために、不自然にならないレベルで極力「い抜き言葉」を使うようにしました。

 

 

サンドリオンのディスクレビューについて

 

1stアルバム『わ』と、2ndアルバム『WANDERLAND』の計11曲についてのレビューを依頼されました。

 

夏の『こえ部』で書いた、フィロソフィーのダンスのディスクレビューが結構良かった自信はあったので、今回もこうしてディスクレビューを依頼されて安心しました。

 

といってもディスクレビュー自体には今でも苦手意識があって、なぜなら僕はアルバムを楽曲単位で聴き込むタイプの人ではないからなんですね。アルバム全体としての感想を書くならめちゃくちゃ得意なのですが。

んー、ディスクレビューって曲ごとに書くじゃないですか。曲ごとは全然好きじゃないんだけど、アルバム全体で見たらめちゃ好きみたいな1枚は結構多いんですよね。それこそ『わ』がそれでした。

 

あと、僕は歌詞を聞かない人だし、ディスクレビューみたいなかたちで全ての曲にきちんと向き合って解釈してみたいなのに向いてないと思うんです。 

でも書いてみたら良いレビューが書けたと思うし、読んでいて面白いと思うし、またも才能が溢れ出てしまった……とか思ったりもしているんですが、うーん、小山さんとサンドリオンのおかげですね。良いユニットですよ、ほんと。

※先日のライブについてはこちらのブログにまとめています。

sehaku.hatenablog.com

 

さんざん書いてきたように、HTTと田淵智也の文章はそれほど自信がないのですが、このディスクレビューは今回寄せた文の中で2番目に自信があります。1番目は80文字の自己紹介です。

サンドリオンを「天気雨みたいなユニット」と表現したのは我ながら天才的だと思っています。他の方のレビューを読むのが楽しみです。

 

 

そんな感じです。

ばんばさん、今回もありがとうございました。そして15号目、おめでとうございます。

願わくばこれからもずっと関わりたい同人誌なので、そうあれるように僕は僕の生活を送ります。取り急ぎ、まずは締め切りを守る男になります。