- ご飯を食べて、水樹奈々14thアルバム『DELIGHTED REVIVER』を聞きながら仕事を始める。途中、なんか好きな曲があったけどタイトルを忘れてしまったな……。
- 15時前に仕事を切り上げ、嫁さんと共にさいたまスーパーアリーナに向けていざ出発。
- 披露宴の席順どうしよかとか話してるうちに到着。夏にこの駅に来るとアニサマって感じがしますね。
- けやき広場でフォロワーさんにご挨拶。ななしさんね。3年半前にこのブログをたまたま読んでからずっと会いたかった人。同時に、感謝を伝えなければならなかった人。
- 会って、数分話した。いい人だった。頭の回転が早くて、ほどよい距離の詰めかたをしてくれて、ユーモアがあって。そしてめっちゃオシャレな人だった(重要)。
- 「今の僕がいるのはあなたのおかげなんです」という3年越しの感謝を伝えて、私がSSAに来た目的の7割は果たされた。この達成感に浸ってハイボールを飲んで帰りたい気持ちを抑えてSSAに入場。
水樹奈々なのにさいたまスーパーアリーナでチケット残っているのか、ううむ……って思ってたけど、not水樹奈々オタクのフォロワーご夫婦が「なんかチケットあったから来てみた」って今日のライブに参加してくれてるから、そうわるいことばかりでもないと前向きに捉えることにする。#LIVE_HOME
— ななし@noteでオタク長文 (@crystal7letter) 2022年8月6日
旦那は最新アルバム1周だけ聴いて、ほかには「ETERNAL BLAZE」しか知らないそう。逆にどういう感想になるのかめちゃくちゃ気になる。楽しんでくれるとうれしい。
— ななし@noteでオタク長文 (@crystal7letter) 2022年8月6日
- そうだ、私の水樹奈々さん知識。声優さん。歌手。紅白に出たことがある人。阪神ファン。デカい乗り物で登場したり走りながら歌ったりする人。生歌は聞いたことがなくて、2020年11月のオンラインライブは縁があって見ました(当時のブログ)(『ETERNAL BLAZE』以外に『Synchrogazer』も知ってた)(懺悔)。
- 話を戻す。席は200レベルの上手側。SSA初にしてオタクライブ初参加だった「けいおん!!」ライブイベントと同じあたりの席ですね。いろいろ思い出しちゃうぞ。
- ステージセットはアメリカ西部地区って感じ。客入れBGMもそれっぽい雰囲気でしたね。ツアーロゴにも入っている「WELCOME BACK TO OUR HOME GROUND」に加えて「HAVE A NICE DAY」の文字が印象的。あとは「HOUSE OF MUSIC」「MOTEL」「FESTIVAL」とかもあったかな。
- なにより特徴的だったのは、ステージ奥からの道路(っぽいステージセット)がアリーナ席にせり出す花道と直結していたこと、その道が蛇行していたこと、そして花道の先には「なにもなかった」こと。
本日
— 佐々木”コジロー”貴之 (@kojiro_guitar) 2022年8月6日
水樹奈々様ツアー‼️
「NANA MIZUKI LIVE HOME 2022」
さいたまスーパーアリーナ初日でした✨
奈々様のHOME、さいたまスーパーアリーナの景色は今日も最高に気持ち良かった🤣🤣🤣
明日も楽しませて頂きます😂😂😂
そして本番前の、「むぎとオリーブ」は今日も美味しかった🥰🥰🥰#水樹奈々 pic.twitter.com/vd0Z2wY9CB
- これの1枚目で雰囲気わかるかな……。よくある花道って、その先にセンターステージがあるんだけど、これは道路がぷっつりと切られていたんですよね。
- いやわからんな。描くか。
- 描いた。こんな感じです。初めて見るステージセットだったな。
(8月22日追記。ツアー完走ということで公式Twitterでステージ写真が公開されました)
改めまして
— KAC/SB公式 (@kac_officialhp) 2022年8月21日
"NANA MIZUKI LIVE HOME 2022"に
お越しいただいた皆さま、
ありがとうございました✨
本日行われた #LIVE_HOME
ツアーファイナルの写真をお届け📸
また来年1月21日、22日に
さいたまスーパーアリーナにて
お会いしましょう👋
次回のライブもお楽しみに♬#水樹奈々 pic.twitter.com/nH9pNhwnkI
- 「animelo mix presents」で「supported by ジョイサウンド」で「TOKYO FM後援」ってなんやねん。てんこ盛りかよ。
- 着席から開演まで1時間弱あったんだけど、まさに老若男女といった客層を見ては「業界トップランナーすごいンゴねぇ…………」となっていました。
- で、定刻の18時にいざ開演。ウワァと立ち上がる観客。サイリウムカラー、青なんですね。
全通オタクやベテランオタクは忘れがちだけど、はじめて水樹奈々ライブに来た人が最初に感動するのは、
— ななし@noteでオタク長文 (@crystal7letter) 2022年8月6日
「客電が落ちたときに一斉に灯されるブルーのペンライト」です。
お前たちが最初の鳥肌をつくってんだよ。誇れ。#LIVE_HOME
- セトリ置いとこ。
- OPムービーは、ウエスタンな雰囲気の水樹奈々さんが旅に出るような内容だった(気がする)(うろ覚え)。
- 以下、かいつまんで感想を書いていく。各曲について振り返るのは得意ではないので備忘録的なものとして。
- M01『New Sensation』。歌がうめぇ。彼女の歌でいちばん聴いていたのは『六甲おろし』なのだけど(梅田の阪神百貨店で死ぬほど聴いた)、生歌でこれってすげぇな~となった。そしてバンドの音がめっちゃいい。SSAクラスの規模でこれだけ音が粒立って聞こえるって、ライブスタッフが優秀すぎるだろ。あと、客席の熟練度が高かった。踊るのがうまい人が多い。昨今の「はいAメロはクラップしまーす」みたいな脳死野郎とは違う、魂の踊りが残っている現場、いいですね。
- M02『SUPER GENERATION』。客席にぶわっと浮き上がるUOたち。集まったオタクたちの「俺たちの居場所はここにある」感が半端なくて泣きそうになってしまった。バンドメンバーやダンサーが横一列で並んだりなんかしちゃって、アンコールか?となった。
- 意外とポップなテイストで進むんですね。もっと世界観で殴ってくるのかと思ってた。
- 水樹奈々さん、ホスピタリティの人…………!この人、たぶん愛される才能がめちゃある人なんだろうな。
- あ!!走りながら歌ってる!!!噂に聞いてたやつだ!!!!
- いきなりバンドメンバーが歌いだした。なんだ……この演奏が上手くて愉快なおじさんたちは……。
- バンドの楽器持ち替えが凄い。というか、それを管理して完璧なタイミングで補助するスタッフ陣が凄い。
- M09『ダブルシャッフル』。あ、アルバム聴いてて好きだったのこれだ。ライブを通していちばん踊ったのがこの曲でしたね。たぶん水樹奈々さんの中では変化球枠なんだろうけど、私にとっては真っ直ぐ身体に馴染むやつでした。ジャジーでもありポップでもあり、ドラムとベースの主張が激しい曲。好み!
- M10『MARIA & JOKER』。M09と相性が良すぎるだろ。「持ち曲が多い」という、シンプルかつ最強な武器の威力を実感しました。そして、それを色褪せることなく歌い上げられる凄みよな(調べたら13年前の曲だった)(頭おかしなるて)。
- モニタに投影されているCG映像のクオリティがしれっとエグいですね。これ単体でYouTubeに上げても、リリックビデオ的なMVとして成立するレベル。
- あ!!車に乗ってる!!!噂に聞いてたやつだ!!!
- 「HOME、つまり原点ということで、実際のアメ車を改造しました」←朝飯前のテンション感で言わないでくれ。
- M15『FIRE SCREAM』。オタク、杉田智和劇場からの切り替えが早すぎるだろ。パワプロだったら「緊急登板」の青特ついてそう。
- 今さら気付いたけど、花道の道路、黄色の車線が引かれているから追い越し禁止なんですね。たしかに水樹奈々を追い越すなんて法令違反だしな……。
- 武田真治、筋肉ほんま凄いな。俺も筋トレして水樹奈々さんにLINEできるだけの人間になろう。
今日のハイライト #LIVE_HOME pic.twitter.com/owsrU9HKfJ
— はまち(麺) (@hamachain) 2022年8月6日
- M19『ETERNAL BLAZE』。THE神聖……………………。会場を光の粒子が埋め尽くしたかのような景色でした。
- M20『全力DREAMER』。イイ曲!
- M22(En02)『STAND UP!』。なにこれめっちゃ好き。
- 銀テ久しぶりに見たわね。とか思ってたら、水樹奈々さんがステージを練り歩いて最後の挨拶をしているとき、会場のスタッフさんがビニール袋に大量の銀テを入れてスタンド席まで来て「これよかったら」と言いながら練り歩いていた。ホスピタリティにも程があるだろ………………。業界トップランナーのライブ現場、半端ないって。ちなみにしっかりと受け取りました。
- 全体を振り返って。めちゃくちゃ楽しかったです。
- 先述したとおり、私のストライクゾーンは『ダブルシャッフル』『STAND UP!』です。「THE水樹奈々サウンド」と私の好みは違うという認識はあって、それはライブを経ても変わらないです。良い悪いではなくて単にマッチングの問題としてね。
- ツアー=旅。「HOME」は帰る場所であり旅立つ場所。センターステージのない花道=終着駅のない旅路?曲がりくねった花道=寄り道(つまりコロナ禍の年月)を肯定しようという意志の現れ?過去を肯定し、この先の輝く未来(=サイリウムの海)を信じるためのライブツアー?
- みたいなことをぼんやり考えながらライブに参加していた。
- いやぁ、いいライブでした。依存してはいないんだけど、たしかに居場所なんだろうなぁというのをね、感じたり。他人の幸せが俺の幸せです。
- 例えるならば何だろう。地域密着の夏まつり、みたいな。カップルや親子や老夫婦が、決して派手ではない花火をゆるやかに楽しんでいる、みたいな。そんな感じかしら。規模感は違うけど、スフィアの現場と似た印象だったんですよね。
- いろんな要素が絡み合って、全盛期よりは集客的な意味では落ち着いているのだと思うけど、間違いなくこれからもこの人は歌い続けるんだろうなと思った。その時々に相応しいキャパで。それこそブルーノートとかね。5万人を熱狂させるアーティストも、50人にとって宝物たりうるアーティストも、等しく尊い。
- 以上ですかね。心が豊かになる2時間45分間でした。
- 赤羽でヒレカツ食って帰った。
- おわり。明日は仕事です。