せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20211002挙式・披露宴

やってきた。感想です。

 

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20211004 - せーはくの備忘録

 

 

概要

 

 

 

セトリ

 

01.賛美歌312番「いつくしみ深き」/賛美歌隊

〜披露宴に移動〜

02.Oh Happy Day/高垣彩陽

03.トマト/豊崎愛生

04.Cheers!/豊崎愛生

05.Hello, my love/スフィア

06.Familiar base/サンドリオン

07.有頂天トラベラー/戸松遥

08.ハニーアンドループス/豊崎愛生

09.TONE/豊崎愛生

10.letter writer/豊崎愛生

11.幸せのかたち/高垣彩陽

12.Another Wonderland/寿美菜子

13.When You Feel Love?/スフィア

14.愛に出会い恋は続く/スフィア

※披露宴パートは2〜14をループ。

 

 

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レポート

 

何度目かのスヌーズで起きて、YouTubeを見ながら飯を食っていたら割といい時間になっていて、駅までの下り坂を走って改札を通過した後に休日ダイヤだったことに気付いて、早く着きすぎたことに嘆くという、いつもの日常の先に挙式があるの、めちゃくちゃ良かったです。

 

式場(ホテル)に到着して、用意されたスイートルームに行き、イカしたお衣装に着替えるとさすがに少しオッという感じがしたけど、思いのほか自然体というか、まぁエイヤとやって美味い飯食ってたら終わるだろみたいな気持ちではありました。日常の中の非日常、楽しまないと損ですからね。平日に見るいいともみたいな、退勤後に行くライブハウスみたいなもんです。

着替え終わると式場のカメラマンが部屋に入ってきて、イカしたお衣装を記録に残すためなのか、私たちの緊張をほぐすためなのか、はたまたその両方なのか、フランクな感じでたくさんの写真を撮ってくれた。ここだけの話、取引先の人と顔が似ていた上に苗字が同じだったので三度見くらいしちゃった。

 

で、時間が来て家族のいる待合室に突入。自分自身がイカしたお衣装を着ているのはワロタという感じだけど、両親や兄がイカしたお衣装を着ているとちょっとグッときてしまうところがあった。不思議なもんですね。

10分くらいワイワイと雑談をしたあと、両親と共に式場であるチャペルへ移動し、進行説明と簡単なリハーサルをやった。式場専属の牧師さんであるジェフリーさんがマジで優しかったしユーモアたっぷりでした。式次第が書かれた進行表に「Relux & Smile」とか書いてあったもんな。お茶目かよ。

 

で、本番。演者(賛美歌隊のことです)、歌が上手かったです(それはそう)。生バンド(オルガンのことです)の演奏も重厚感があり、音響の素晴らしいホール(チャペルのことです)だなと感じました。

オタクなので記憶喪失癖があり、リハをしたのに段取りが頭に入っていなかったのだけど、ジェフリーおじさんが「一緒に歌ってね」などの案内をしてくれたので、たぶん席に座っていた家族には逞しい背中を見せられたのではなかろうか。サンキュージェフリー。Reluxはできなかったけど無事にやり過ごせました。あと、ちゃんと指輪をはめられて良かったです。

 

終了後にチャペルを出ると、式場のスタッフさんや家族からフラワーシャワーをワサワサと浴びた。あれ、普通に楽しいですね。祝われてんな〜!!って感じがある。

チャペル前でふたりで写真を撮って、式場内にある別室にて家族一同と共に写真を撮って、いったんスイートルームに帰還。小休憩を経て披露宴会場へ。

 

会場入りすると同時に『Oh Happy Day』が流れ、そうか演者は俺だったな……と実感。自分きっかけで曲が始まるのって結構テンション上がるのよ。

あとは曲を聞きながら飯を食うのみ。豊崎さんやスフィアの曲が多かったので、実質「スナック豊崎豊崎さんが将来の夢のひとつして掲げているもの)」を先取り体験していたみたいなところがあると言っても過言ですね。この日のセトリで言うと、『有頂天トラベラー』『幸せのかたち』の2曲がえらい沁みました。いい曲ね……。あと、『Another Wonderland』がめちゃくちゃ異質でジワジワきた。

腹パンパンになりながらデザートまで平らげたあと、新郎(俺)と新婦からそれぞれの両親への手紙を読み上げた。母が泣いててニヤけかけたけど、偉いので我慢しました。

 

で、最後は式場の1階ロビーに移動して記念写真(どんだけ撮るねん)。そのあと、式場の全スタッフさんがワッサーと出てきて整列し、ご丁寧に「おめでとうございます!」と言いながら、順に我々の前を通過するやつをやった。ほとんど女性声優のハイタッチ会かお見送り会(演者は俺)みたいな感じだったな。

オタク(スタッフさんのことです)の中には、これまで数ヶ月間お世話になった方もちらほらいて、そういった方を見つけると「あー!○○さん!」となっていた。俺はあのとき、確かに女性声優になっていたと断言できます。

 

これにて終わり。部屋で着替えると、一気に日常が帰ってきた感じがあった。

フロントでお祝い品やブーケなんかを受け取って一息つき、当日追加で発生した費用の精算をすると、我々を担当してくれていたスタッフさんからお手紙を頂いた。やっぱり俺、女性声優かもしれん……。

会場近くのロフトに行ってレターセットを購入し、そのスタッフさんへのお礼の手紙を書いたり、惣菜屋のサラダ(腹パンパンすぎてこれくらいしか食えん)を食べたり、キングオブコントを見たりして、夜は早々に寝ました。空気階段おめでとう。

 

翌朝、スタッフさんに手紙を渡してオタクとしての俺を取り戻したところで一連のイベントは全て終わりです。

 

 

感想

 

やってよかったなぁ、の一言に尽きます。

 

今どき、式を挙げない人もたくさんいるし、なんなら入籍しない選択肢も普通にある中で、小規模とはいえこの選択をしてよかったなと思います。

式当日も楽しかったし、周りの人と協力して何かをやるというのも楽しかったし、「うぉー!人ってあったけぇな!」「人、好き!」と感じる瞬間が多かった。

キリスト教徒ってわけでもないけど、チャペルに入ると神聖な気持ちというかパワースポットの最上級のところで光を浴びてる感じがあって背筋が伸びたし、これを2人でやったんだねぇと思うと達成感もあったりした。

 

まとめると、そりゃお金はかかるものの、人生経験的にやり得みたいな印象ですね。まぁ誰もがやれるわけではないけど、そこは本当に幸運だったと思います。

 

 

 

おわり。まだ結婚周りで書きたいことがあるので、時間ある時に書くかも。書かないかも。

 

 

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いい天気でした。