せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20210127

  • 遠足遠足ゥ!!(出社)
  • 駅まで歩いただけでクタクタになってしまい、もうダメかもと思いながら電車に揺られている。
  • はたらくぞい!

 

  • はたらいたぞい!
  • 久しぶりに外に出てビビったが、1月27日ってこんなに暖かいんですね。春やん。
  • そんな今日、田所あずささんの4thアルバム『Waver』が発売された。サブスクでも聞けるよ。

Waver - Album by 田所あずさ | Spotify

  • つるっと聴いた感じ、何やりたいんだろうとなっている。
  • 3rdから3年3ヶ月が経過しての今作で、その間に5曲のシングルがリリースされていて、それらはひとつも収録せずにオール新曲で、なんだけど10曲しか入っていなくて……というガワの部分も「それは……"アルバム"ではなくない?」となってしまうし、収録されている曲も、その3年3ヶ月を否定したいのかなみたいな感じだし、その割に楽曲制作陣は変わり映えしない(どころかほぼ固定されている)し。
  • わからん!インタビューいろいろ読むか!!

 

  • 理解した。

f:id:sehaku:20210128020155j:image

「揺らいだままでいい」。抗って、葛藤を重ねた末につかんだ、確かな答え――田所あずさ『Waver』インタビュー | アニメ ダ・ヴィンチ

  • インタビュアーの清水大輔さん、大好きなライターさんなんですが、無料で読んでいいんすか……となってしまうな。
  • というのは置いといて。
  • うーんと、まず、田所さんの音楽活動をアルバムごとに雑に振り返ると、1stで色々な音楽をやってみて、2ndでそうじゃないんだロックがやりたいんだと主張して、3rdでその道をさらに極めて、3年ブランクのちの4thで「揺らぎ」をテーマにセルフプロデュースした、という経歴がある。
  • 3rd→4thの方向転換の要因として、音楽プロデューサーが変わった(というかいなくなった)ことがあるそうだけど、それはまぁ「へぇ」という感じ。別に誰がプロデュースしてようとどうでもいい。田所あずさがいてくれたらいいので……。

レーベルの方に「アルバムを出そうか」って言っていただいたときに、ずっとわたしの音楽まわりをプロデュースしてくださっていた方が会社を辞めてしまっていて。そのときに「それなら、自分でやるしかないな」って思いました。今までの音楽活動や、わたしがどういうものが好きで、どうなりたいかを知っているのが自分しかいないので。

  • そして選んだのがセルフプロデュースという手法で、それを具現化する方法として、全て新曲というコンセプトをとったそうだ。なるほど、納得感があるな……(テノヒラクルー
  • ひとつ私が勘違いしていた(あるいは田所さんご本人もそう思っていたのかもしれない)ことがあって、「田所さんはロックをやりたいんだ」と思っていたんですよね。でも、そうではなかった。

反骨精神でずっとやってきて、「何かが違うんだ、何か違うのに、わかってもらいたいのに」と思ってました。それで、音楽性としてはロックとしてやってきて、ずっと抵抗してきて。そのロックでみんなもついてきてくれるようになって、新しい道が開けたような感じがしていました。

  • 田所さんにとってのロックは、目的ではなくて、意志表示の方法だったんですね。

自分の思いをうまく整理できなかったり、「なんか違うんだ」って抵抗するような気持ちでやってきたのが、ロックだったのかな、と思います。

  • 「ロックってのは音楽性じゃなくて精神性」論者なので、田所さんがこの言葉を発した事実にめちゃくちゃ震えてしまいました。スーパーロックだぜ……!
  • 私は、田所さんの歌声と精神性(ロックの道を歩んでいた頃のやつ)が本当に好きでカッコよく思えて尊敬していました。
  • ただ正直、2018年以降の田所さんの音楽活動はそれほど好きではなかった。それは、精神性が見えてこなかったからなんです。「あなたは何がやりたいの?ロックはもういいの?」となってしまっていた。
  • でもそうじゃなかった。今回、3年越しの答え合わせができた。
  • 田所さんはずっとロックだった。ロックだからこそ揺らいで、ロックだからこそロックではない音楽を自ら選んだんですね。
  • 田所さんの精神性に惚れて、彼女が選んだ道を応援してきて、その道に多くの人が集まりつつあるのを見てきて、そんなときに田所さんは違う道を歩み始めて、困惑して、梯子外された感じがあって、少し寂しくもなったりした3年間でした。
  • でも違った。田所さんは違う道に行ったんじゃなくて、道を広げただけだったんですね。もっと言うと、はじめから広い道を歩いていたんですね。それを今回、セルフプロデュースというかたちで教えてくれたんだと思う。
  • このアルバムに出会えて良かった。本当の意味で救われました。

「自分が思ってないことを歌うこと」に疑問を持ってしまったんです。ファンの方々が求めるものも、それぞれ違うじゃないですか。全員に求められるものをやることは不可能だし、だったら自分が思ったことをやるしかないし、それが一番誠実だなって思います。

みんなが求めることだけをやるのが誠実だと、わたしにはどうしても思えないので、そういう意味でわたしはずっと揺らぎ続けて、日々思ったことを歌に、感じたことを歌にしていく

  • 紆余曲折(マジの紆余曲折)があってここに至れたのは本当に強いと思う。
  • これからが楽しみだなぁ。どんな人になるんだろう。
  • 正直まだ完全な落とし込めたわけではないけど、この人のことを信じていいんだと思えたのはめちゃくちゃ嬉しいな。

f:id:sehaku:20210128015622j:image

 

  • 長くなった!寝る!!!!