- 11時に起きた。今日は休みなので。
- 朝飯なのか昼飯なのかわからんやつを食べる。ブランチっていうと途端にオシャレな感じがするわね。内実はただの怠慢生活なんだけどね。
- 郵便局に寄ってから日比谷に。映画を見るんだ!
映画『異端の鳥』公式サイト|10月9日(金) TOHOシネマズ シャンテ他 全国ロードショー
- 見た。
「異端の鳥」…………マジで胸糞が止まらんけどとりあえず生きてたらいいことあるから生きような!と受け取った!!!!!(けど胸糞は胸糞) #映画大好きせーはくさん
— せーはく (@sehaku_) 2020年10月12日
- ちなみに見る前まで「異端の島」だと思ってた。IslandじゃなくてBirdやんけ!
- 「ヴェネツィア国際映画祭で途中退席者が続出!だけど見終えた人からは10分間のスタンディングオベーション!!」という宣伝文句に釣られて見てみたんだけど、なるほど確かにそうなるわね、という内容だった。
- 2時間49分の長編映画で、そのうち2時間35分くらいはマジで胸糞悪い作品だった。辛みが深み。
- 日記なのでネタバレを気にせず書くと、ホロコーストの時代で拠り所を失った少年が、たどり着いた先で迫害を受け、なんとか逃げ出し、またたどり着いた先で迫害を受け……そうして人の心を失った少年は動物や人を無惨に殺してしまうんだけど、捕らえられた(保護された?)ところに実の父親が現れ、地元に帰る、という内容である。
- これだけ書くと「ハッピーエンドやん」感もあるし、実際私はそう受け取ったんだけど、それに至る過程や描写が本当にグロテスクで辛い。モノクロ映画なのが余計にノンフィクションみを増していて辛い。
- 最後、父親に迎えにきてもらったときも少年は喜ぶそぶりを見せなくて、「もう元の暮らしを忘れてしまったのか?自分の名前も……?」と訊かれ、少年は食器を投げ飛ばすんだけど、親が寝ているときに「JOSKA」という自分の名前を書くシーンがラストにあって、良かったまだこの子は人間だった……と安堵したり。それを救いと受け取るか、どうしようもない現実と受け取るかは人それぞれかもしれん。
- 見る価値はとてもあるけど覚悟は必要な映画だと思います。俺は見てよかった。
- さて、ブログを書くとするかな…………!!!