せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20200113

  • 連休最終日です。新成人の皆様、おめでとうございます。
  • 数年前、私も成人式に参加していた。実家暮らしだったのでそれはそうなのだが、地元のやつに参加した。
  • 久しぶりに中学の同級生や先生と会ったのだが、かつてスクールカースト最上位の陽キャだった私はすっかりキモオタクになっていたので、150人ほどが参加する騒がしい2次会には行かず、クラスで仲の良かった奴ら8人ほどとしっぽり打ち上げした記憶が僅かに残っている。
  • 僅か、というのはマジの話で、私はこれまでの人生で一番と言っていいほど酔ってしまった。故に記憶があまりない。しっぽりとは……?
  • その理由はシンプルで、その8人の中には私が恋心を寄せていた方がおり、その方がマァ〜〜〜めちゃくちゃ美人になっていたので浮かれてしまったからである。調子に乗って飲みすぎた。
  • 恋しちゃったんだ♪たぶん♪気付いてないでしょう♪である。

CHE.R.RY, a song by YUI on Spotify

  • 確かその会の中で、ド定番ではあるのだが「お前中学のとき誰が好きだったん?」みたいなアレがあり、そこで私は「べ、別に誰も好きじゃねえし///」みたいな回答をした気がするのだが、件のお相手には卒業前にしっかり告白していたし、なんなら周りの奴らもみんなその方が好きだったし(それほどにマジの美人だったので)、あそこで意地を張る必要はなかったのでは……と思うし、なんなら「○○のこと好きだったやで〜」と言っといたほうが場が盛り上がって良かったと今になって思うのだが、それはもう本当にキモオタクだったので、そこまで上手な立ち回りができなかったんですよね(早口)。
  • それ以来中学時代の友人たちと会うこともない。幼稚園時代からの親友は北海道に行ってしまったし、なかなか難しいものがある。
  • だからこそ、高校の部活仲間と年2くらいで会っているのは大切にしたいし、それ以上にオタク同士のコミュニティってのは稀有なものだなぁと思う。
  • これからもどうぞよろしくね♪こんな私だけど笑って許してね♪ずっと大切にしてね♪永久保証のオタクだから♪である。

西野カナ『トリセツ』YouTube

 

  • さて、今日はブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」を観に行く。

WEST SIDE STORY Season1|TBSテレビ:IHI STAGE AROUND TOKYO

  • 超有名作なので名前は知っていたのだが、実はきちんと触れたことが無かった。時間もあるし三森さんも出てるし観劇欲も高まってきてるし千穐楽だしちょうど良い。

 

  • アッ…アッ…大変良かったです……!!

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  • IHIステージアラウンド東京という劇場だったのだが、客席を取り囲むようにステージとスクリーンがあり、客席がぐるぐると回りながら場面転換が行われる半端ない劇場だった。
  • オープニングムービーの段階から半端なくて、映画館で見るような3Dとは違い、スクリーンが360°あるのでマジの立体映像だった。
  • お話自体はまぁご存知の通りなので割愛するが(知らない人は調べろ)、めちゃくちゃ「俺、今ミュージカルを観ている!」感があった。
  • 私はこれまでミュージカルを何度か観てきたが、観劇リテラシーが足りない人間なのでイマイチ楽しみ方が分かっていない。
  • その中でもギリギリ見つけた落としどころが「ミュージカルは総合芸術なので深く考えずに空間を浴びる」というもので、本作ならびに本劇場はそことの相性がとても良かった。
  • 席運も大変幸運で、ちょうど客席のど真ん中だったので、客席通路でのパフォーマンスも観ることができたし、真ん中であるが故に客席の回転による遠心力をほぼ感じないまま、場面だけが転換しているような感覚だった。本当に没入感があった。
  • キャストさんでいうとトニー役の蒼井翔太さんとアニータ役の三森すずこさんだけ知っていて、おふたりとも大変素晴らしかった。
  • 蒼井さんは宮野真守さんとのWキャストで、おそらく宮野さんだと見た目の派手さとか滲み出る人気者オーラみたいなもので主人公オーラがあったのだろうと想像するが、蒼井さんは見た目というよりも声色で勝負するタイプの役者さんだと思っていて、それがかえって等身大のトニーを感じられて良かった。そして歌が上手え。
  • 三森さんは、まずめちゃ身体を仕上げてるなぁというのを感じた。あとはこんな歌い方もできるんですね……みたいなのも感じた。つい最近スタァライトでの演技を(映像だけど)観たので勝手に近しい存在と錯覚していたのだが、やはりステージ上の存在なんだなと再確認したし、とても誇らしく思った。
  • あとは、ドク役の小林隆さんも素晴らしかったですね。そりゃ大俳優なので素晴らしいのは当たり前なのだが、それでも素晴らしかった。
  • 個人的にMVPだと思うのが、エニィバディズ役の伊藤かの子さんである。
  • 非行少年グループ・ジェッツの一員になりたがる男勝りな女の子というキャラクターである。彼女は男性キャストに混ざってダンスをする機会が多かったのだが、他の女性キャストと比べても一際目立つほど小さな身体でパフォーマンスをしていて、目で追っていないと気付けないくらいであった。
  • こんな舞台に立つほどなので男性キャストも錚々たる面子のはずなのだが、その中で「埋もれる」ことの凄みというか、普通にやっていたら悪目立ちしてしまうわけで、この役者さん凄ぇな……と感動していた。
  • 第一幕の時点でエニィバディズに感情移入してしまい「頑張れ!!!!」と思っていたのだが、第一幕の最後にジェッツの中核から「兄弟」と呼びかけられて俺は泣いた。
  • エニィバディズというキャラ名、まさに「何者」というわけで、本当にマジでエニィバディズだったんスよ……あいつは俺……俺はあいつ……みんな何者かになりたがっている……!みたいな。
  • ほんと良い役者さんだった。
  • ほんと観てよかった。はぁ。舞台はいいね。

 

  • 「IDOLY PRIDE」の生放送を見た。
  • TrySailの3人はわりと当て書きな印象があったが、スフィアの4人はそうではなく、わりとチャレンジングなキャラクターを演じるのかな、という感じである。なんなら自分とは違うキャストへの当て書きのようにも感じるので興味深い。
  • 曲はあんまりきちんと聞けていないが、ざっくりAB田代+田淵、サビ黒須、作詞畑という分担かなぁと思っている。分からんけど。
  • これからも注視していくか……。