- 風邪気味である。気味なだけで風邪ではない。
- 昨晩はトマトスープのパスタを作った。あと会社でもらったバウムクーヘン。
- 具は鶏肉とキャベツとタマネギとキノコをオリーブオイルで炒めたやつ。こいつら万能すぎる。
- 完全に具が多すぎたので、余ったやつは冷蔵庫に入れといた。
- 今朝は昨日のあまりを使ったうどん。あとバナナ。
- 食事で野菜ジュースを飲み、寝る前にプロテインを牛乳に溶かして飲んでいるのだが、それらの飲み物の消費量がエグい。
- かと言って大切に飲むと賞味期限が来てしまうので困りものである。
- で、今朝の食事で冷蔵庫がだいぶカラになった。めちゃくちゃ達成感がある。完璧な計算だ……と恍惚してしまった。
- あとはハムと漬物と卵くらいなので、雑に消費できそうだ。非常に良い。
- 食事を終え、ようやく夏川さんの「Ep01」を聴いた。ちゃんとヘッドホンで聴いた。めちゃくちゃ良かった。
- 全5曲入りなのだが、1曲目の歌詞の乗せ方が田淵みがあって、4曲目のベースラインがユニゾンみがあった。
- と思ってクレジットを調べたら、1曲目の作詞が夏川さんだった……。
THE KEBABS / 恐竜あらわる (Official Music Video) https://t.co/Eeq9I5u97K @YouTubeさんから
— せーはく (@sehaku_) 2019年11月22日
0分30秒、完全に田淵が夏川さんに楽曲提供することの隠喩じゃん pic.twitter.com/IkwWK6mDHm
- 間違いなく実現する未来だと思う。てかしてくれないと困る。
- とにかくライブが楽しみである。
- ツアーに1回しか参加しないというの、いつ以来か思い出せないくらいには久しぶりのことなのだが、ステージ凝視マンになるか、ライブキッズになるか迷いどころである。と思ったが、円盤化も発表されてるしライブキッズ一択だった。よし。
- アーティスト夏川椎菜の方向だと作り込まれたステージになると思うのだが、ブロガー&YouTuber夏川椎菜の方向だとトーク要素もかなり重要な気がしていて、どちらで魅せてくれるのか楽しみである。
- ライブ終わり。とても良かった。本当に良かった。
- 別の記事を立てて書くほうが良いとは思うのだが、この日常の延長に参加できたことが私にとって意味深いものでもあると思うので、このまま感想を書く。
- 始めに言っておく。来年の前半ごろに商品化されることが発表されている。必ず買え。間違いなく、このライブは伝説になる。
- 開演のブザーが鳴ると、夏川さんではなくヒヨコの衣装を着たふたりのダンサーが出てきた。そして無言で、しかしめちゃくちゃ楽しそうにステージを駆け回り、もう一度ブザーが鳴ると、手に持っていたおもちゃを放り出して袖にはけていった。
- そして続いて、パンダが出てきた。パンダはとぼとぼと歩き、ヒヨコたちが落としていったおもちゃをゆっくりと拾い上げ、棚に戻して袖にはけていった。
- まずひとつ、この時に確信した。パンダは過去の夏川さんだと。もちろんヒヨコは夏川さんの周りにいる、キラキラした眩しい人たちである。
- そして夏川さんが登場し、デビューシングル「グレープフルーツムーン」を歌った。
【懺悔】以下の「プロットポイント」は全て「ファーストプロット」のことです。訂正はせずにお詫びいたします。警察さんありがとう。
曲名警察です「ファーストプロット」です
— ケイスケ (@gkeisuke) 2019年11月23日
- そして、さらにひとつ確信した。このライブは「パレイド」から「プロットポイント」に至るまでの物語を描く構成になっていると。
- そして、「パレイド」のオルゴールアレンジと、それに合わせて楽しげに踊るヒヨコと、ヒヨコから隠れるように過ごすパンダの描写を挟みながら、ライブは進んでいく。
- 中盤。「イエローフラッグ」のラスト、旗を掲げる夏川さんに対して、パンダが送風機で風を送る→夏川「カット!」で送るのをやめる、みたいな演出があったのだが、それだけは未だに意図がわかっていない。
- 終盤。ついにステージ上のパンダにスポットライトが当たった。パンダは、ふたつあるうちのひとつのトロッコに乗って踊りだす。しかしそれはどこか悲しそうで、パンダは踊るのをやめてトロッコの上に座り込んでしまう。
- そして夏川さんが出てくる。パンダが座り込んだまま、ついに「パレイド」を歌い始める。
- 曲が後半に差し掛かると、夏川さんはもうひとつのトロッコに乗る。するとパンダが立ち上がる。そして、ふたりが同じ動きをする。
- これまでの「パレイド」で明確な振付がついたことはなかった。明らかにこれまでの「パレイド」とは違った。
- そして「パレイド」が終わると、そのまま「プロットポイント」が始まる。ふたりはステージの中央に集まる。夏川さんがこちらを向き、パンダは夏川さんと背中を合わせるように向こうを向く。
- 歌い終わると、オルゴールの「パレイド」が流れる。しかしそれはいつのまにか「プロットポイント」のオルゴールに変わり、「FIN」の文字と共に舞台が暗転して終演。
- 完璧か…………?????
- 無言でアンコールを待つ。すまん。完璧すぎてアンコール言う気になれなかった。
- 夏川さんが出てくる。「Ep01」の曲を4曲歌い、最後のMC。「夏川は一番じゃなくても、夏川にしかできないことがあると分かってきたから、夏川のことが好きになれた」「でも好きなだけじゃ進めないから、同じくらい嫌いになりたい」「その分みなさんは夏川のことを好きでいてください」みたいなやつだった。
- MC締めの「期待しててね!」の一言と共に「キタイダイ」のイントロが始まる。さらにラストは、「ログライン」収録曲の「チアミーチアユー」。これ以上ないセトリである。
- そして退場時は、「Ep01」リード曲の「ワルモノウィル」のオルゴールアレンジが流れ、夏川さんとパンダは手を繋いで扉から退場。このBGMは、このツアーが夏川さんにとっての「エピソード第1話」になったことの証明である。ほんまもんの天晴である。
- で、ダブアンを求める声。いらんやろ……と思いつつまたも無言で待つ。
- 出てくる。泣きながらMC。「これまで頑張ってきてよかった」「もう半端者なんて言わせない」「全部込めたから、これだけ言いにきた」「ありがとう」。拍手を送る以外の選択肢がなかった。
- 夏川さん、自分に対しての一人称が徹底的に「夏川」で、意識的に三人称なんですよね。それがすごく出ているライブだと思った。
- 夏川椎菜になるまでのストーリー(=いわば「Ep00」)を描いた本編と、夏川椎菜として歩むストーリー(=「Ep01」)を描いたアンコール。それらを第三者的な視点から描いた最後に、「応援するから応援してね」と歌う。本当に素晴らしかった。伝説にも程がある。
- そして去り際。これまで自動で開いていた扉(というか舞台裏からスタッフさんが開けていた扉)を、自らの手で勢いよく開けて退場。この瞬間に、「あぁ、始まったんだ」と感じた。
- その扉、本当は自然と元に戻るはずなんだけど、なんか中途半端な感じに半開きになってしまって、泣き顔で照れながらいそいそと扉を閉じる夏川さん。めちゃくちゃ良い。本当に夏川さんはこういう星を持っている。
- おわり。とりあえずBlu-rayを待ちます……夜行で帰ります…………。