せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20191027

  • スフィア10周年ツアーが終わった。良いツアーだった。思ったことを雑に書き残してみる。
  • その1。ビクトレス、最後は平井さんも加わって5人で決めるんだけど、ビクトレスのVサインの「V」って、数字で言う「5」を表すんだよね、みたいな話。
  • その2。スフィアのハモり曲は、客席のみんなに向かって、客席のみんなとクラップしながら歌うんだねという話。TrySailはお互いがお互いに負けないように、三角形の中で闘っている感じだけど、スフィアはやっぱり環なんだよね。
  • その3。FSとFINが同じライブで披露されたのは今日が初めてなんだねという話。やっと繋がった感じがして嬉しかったなぁ。
  • その4。FSを見てて思ったけど、昔の曲って凄く振付が少ないんだなぁという話。ここ10年で「声優」に求められることが多くなってきた(ダンスとか)ことの表れみたいな気がして、スフィアはほんとにパイオニアなんだなぁみたいな。
  • その5。シトラスフラッグの「しーとーらーす!ふらっ!」「ァイッ!」の「ァイッ!」で、ギターの平井さんは上にギターを振り上げて、ベースの平本さんは下にベースを叩きつけるの、めちゃくちゃギタリストとベーシストという感じがしてニヤニヤしちゃった話。僕は下派です。
  • その6。4人それぞれをフィーチャーした曲って、アイドルでいうセンター担当曲みたいなもんなんだなぁという話。もちろん、フィーチャー楽曲をやること自体がとても新しいんだけど、声優音楽って割とバランスよくやってるというか、ユニット曲なのに、あれほど個人が目立って成立するのはとても斬新だなぁと思った。花道に残った愛生ちゃんを、メインステージの3人が手招きするのなんて「スポットライト」以外できないもんね、良かったなぁ。
  • その7。「パルタージュ」と「スポットライト」での、足技が良かった話。パルタージュはカメラでも抜かれてたので拘ってる振付だと思うんだけど、スポットライトはそれぞれの個性が出てて素晴らしかった。足ばっか見てた。愛生ちゃんは前に軽く蹴り出す(さんぽ)。彩陽さんは内股の足踏み(かわいい)。寿さんは膝を曲げて(ロック)。戸松さんは全身で(とまつ)。寿さんはどの曲でもこの拍の取り方をしていて、身体に染み付いてるんだろうなぁと。
  • その8。アンコールがばらばらだった話。「スフィア!」と叫ぶ人と「アンコール!」と叫ぶ人が様々で、でもそれがそれぞれの魂の叫びのように聞こえて、とても良かった。ひとつになるライブも良いけど、ステンドグラスみたいなライブのほうが僕は好きです。
  • その9。ダブルアンコールで、曲をやらずに挨拶だけしたのが最高だった話。まだまだ終わらないからね、レミドで"一旦"終わるのが綺麗だなぁと思ってたから、すごく良かった。
  • その10。10周年ツアーだからその10まで書いといたほうがいいよね、と思って捻り出そうとしているという話。んーと、そうねぇ……シトラスフラッグはとても良い曲ですね。
  • そんな感じ。良いライブ、良いツアーでした。このあとキャスします。暇な人は一緒に10月28日を迎えましょう。

 

  • 思い出してしまったので追記。
  • その11。今日の愛生ちゃんのソロは「一千年の散歩中」だったのだけど、ソロライブの時にどうだったか覚えてないのだけど、最後の最後の「道で集めた花束がある」だけ、客席を見ていたという話。や、僕はスタンド席からだったのでもしかしたら他でも客席を見ていたのかもしれないけど、僕にとっての今日の愛生ちゃんは、わりかし「会場にいない客」を意識していた気がした。
  • 僕は、ステージから見える景色を想像するのが結構好きなので、会場全体の照明を見ちゃったりするのだけど、「一千年〜」の時は、会場の奥(アリーナの後ろ)の壁一面に、水玉みたいな照明がぼんやりと見えて。
  • そこを真っ直ぐに見つめて歌っている(ように見えた)もんだから、「あぁ、きっとこの光の粒は、ひとつひとつが、10年間集めてきた"花"に見えているのかなぁ」とか思ってた。
  • でも、最後は目を合わせて手を差し伸べてくれるから、やっぱりこの人には救われてしまうんだよね、というお話でした。
  • 10周年なのに11になってしまった……!!!!