- 9月2日。球児の日です。
- 今となっては22番が定着した藤川球児さんだが、名前にあやかって92番だった時代があった。
- そこから22番になり大活躍した藤川は大リーグに行ったり高知に行ったりしたが、今は22番を背負っている。やはり似合う。
- 球児のひとつ下で、阪神一筋で長年看板選手として活躍してきた選手がいる。その選手、鳥谷敬については、まぁ、結論が出てから話すかもしれないし話さないかもしれない。少なくとも、今のところは球団に対して憤っている。
- 昨日までの3日間、アニサマが開催された。私は2〜3日目に参加した。
- 毎年賛否両論あるイベントである。あれだけの規模なので仕方ないとは思うが、個人的には、参加したときは「来てよかった」と思うし、参加しなかったときは「まぁこんなもんかー」と思うので、そこまで不満はない。
- といいつつ、数年前に女性声優のデビューが活発になった時期があって、その時のアニサマはあまり好きではなかった。新曲発表会のような雰囲気があったからだ。
- で、今年のアニサマはというと、新曲はあまりなくて、あったとしても非常に意味のあるもので、「今年ライブやるから来てねウェーイ」みたいな寒い告知もそれほどなくて、あったとしてもさらっとしていて、まぁ、つまり熱量の高いまま時間が過ぎていた感じがある。
- ちなみに私はここ1年ほどアニメを見ていない(「SSSS.GRIDMAN」を除く)。それでも楽しかった。
- 2日目の目当てであったTrySailは、今回はトリから2番目でのパフォーマンスで、「High Free Spirits」「Sunsetカンフー」「adrenaline!!!」の3曲を披露した。
- アニサマ的文脈に沿うのであれば、当然最新シングル「azure」を披露するものだと思っていたが、盛り上がるし認知されている2曲と、飛び道具のカンフーをやってくれたのは嬉しかった。
- やっぱフェスが上手だなぁというのと、カンフー初見勢に対しても巻き込めていたなぁというのと、こういう遊びが許される立場になったんだなぁというのと、アニサマってこういうのできるんだなぁという、色んな嬉しさがあった。
- TrySailのあとのAqoursも良かった。今年公開の映画の曲をやり、恐らくアニメファンには最も認知されているであろう1期のOPをやり、今やる意味合いの強い1期の挿入歌をやり、2期のEDで締める。まさにSTORYである。
- 今回で15年目のアニサマにおいて、アニメ発のアーティストがトリを務めるのは2016年初日のアイドルマスターシンデレラガールズ以来2組目である(アニサマ公式、セトリ残してくれてるの、すごく偉い)。
- つっても、まぁJAMとか水樹奈々とか茅原実里とかGRANRODEOとか、安定メンツばかりではあるのだが、それらを押しのけてトリをやってのけるのはなかなか容易いことではない。
- 「ラブライブサンシャインは見てないけどAqoursの○○って曲は知ってる」という人と、「SAOは見てないけど藍井エイルの○○って曲は知ってる」という人の数を比べたら、まぁ間違いなく後者の方が多い。アニメ発のユニットというだけで一気に楽曲認知度が落ちるのである。
- でもトリってのはトリなので、みんなを気持ちよく帰らせてあげなければならない。ほとんどの場合、知ってる曲の方が気持ちいい。
- つまり、トリにアニメ発ユニットを持ってくるのは、分かりやすく矛盾しているのである。
- でも、上記のように、今年のアニサマのテーマに沿いながらAqoursとしてのストーリーもなぞりつつ、きちんと認知度の高い楽曲で固めたセトリは「偉い」なぁと思う。セトリ決めたの誰かは知らんが。
- アニサマにおけるシークレットゲストと、今回のアニサマにおける京都アニメーションについては、気が向いたら追って個別に記事を立てるつもりなので、気長に待つといい。エモな記事になる予定である。
- 電池がないので終わり。9月も生きましょう。