- 舞台「タイプ」、2回目の鑑賞。今日は阿澄さんの回。
- 私は私のことをアドリブが多い舞台はそれほど得意ではない人だと思っていて、どちらかというとアドリブが一切入らない、計算され尽くした舞台が好きで、アドリブのように見える台本化された演技が好きだったりする。
- 「タイプ」はアドリブが本当に多く、まぁ脚本が川尻さんだからそうなのだろうなぁとは思っていたし、1回目に観た時にも「ここがアドリブだな」というのはすぐに分かるレベルのアドリブだったので、それを確認する意味も込めて再び劇場に足を運んだ。
- あ、1回目が楽しくなかったわけではない。
- 結論を言うと、アドリブのキレが増しすぎてて笑い転げたし、アドリブによって脱線しかけた流れを引き戻すためのキッカケ台詞のタイミングが上手で、なんというか、アドリブする側は引き際を分かっているし、される側は引き戻し方が分かっているし、そこの空気感が素晴らしいなぁと思った。
- 舞台というものは観る度に好きなところが見つかる。なかなかやめられない趣味である。
- 赤坂で9/1(日)までやっているので是非。1回観た人も、是非。
- あと、以前から薄々感づいていたことではあるのだが、私は吉岡茉祐さんのお顔がとっっっても好きである。演技も好きになってしまった。恋かもしれない。