- ランティス祭りの3日間が終了した。
- 最終日である今日のハイライトは、間違いなくSOS団である。
- 5人が集結したのは実に12年ぶりだそうで、その盛り上がりたるやとんでもなかった。
- 私は「涼宮ハルヒの憂鬱」を見ていないが、「ハレ晴レユカイ」という楽曲のことは知っているし、ハルヒが当時からオタク界隈の共通言語として存在していることも知っている。そのくらい凄い作品なのだろう。
- ちなみに、私がまともにアニメを見るようになったのは2011年からである。
- これは良くない性格であることは自覚しているのだが、私はリアルタイムで追ってこなかったものにさほど興味を持てない。いわゆる旧作(これは世間的な旧作ではなく私から見た旧作である)に触れようという気が起きないのである。
- だから、「君の名は。」は好きだが新海誠作品を遡ろうとは思わなかったし、「けいおん!」をはじめとする京アニ作品は好きだがハルヒは見ようとしなかった。
- だからハルヒは見たことがないのだが、今日という日が後世に語り継がれる伝説の1日であることは直感的に理解できた。
- だが、もちろんハルヒやSOS団がスペシャルな存在であることを理解した上で敢えて言わせてほしいのだが、SOS団と同じくらい凄い人は、今日の会場にも沢山いた。
- 10数年前、SOS団に憧れて声優や歌手を目指し、その夢を叶えて同じステージに立った人がいる。
- 10数年前(あるいはそれよりももっと前)からステージ上に立ち続けた人がいる。
- 10数年前から続く作品の現時点での顔として、受け継いだそのバトンを落とさずに走っている人がいる。
- 彼らをまとめ、機能させ、場を与え、彼らを待つ人に届ける人がいる。
- そしてその全部を熱い声援で迎え入れる人がいる。
- 小野大輔さんが「お前らがハルヒなんだよ!」と仰っていたが、たしかに会場みんなハルヒだった。みんなハルヒくらい凄かった。
- アニソンって凄いな、と思った。音楽ジャンルの垣根がどんどん無くなっていて、氷川きよしや鈴木雅之がアニソンを歌う時代だが、それでもアニソンはやはりアニソンだと思った。
- そのブランディングに間違いなく一役買ってきたランティスレーベルは凄いと思うし、なんかこう、凄いなァ!!!って感じだった。
- おわり。明日からも楽しく生きましょう。