せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20190505

  • 日記をサボっていた。令和ですね。
  • 5/1は元バイト同僚の方と飯を食った。定期的に開催しているが、8時間くらいガストで過ごしても退屈しないの結構レアな関係性だと思う。
  • 5/2は麺(目当てのところが永遠に臨時休業なので他のところに行ったよ!早く営業再開して)→ふともも展→鳥貴族という高尚ムーブを決めた。
  • 5/3はnano.RIPEのライブへ。行かねばならないライブに行かねばならない人と行けたのは意味のあることだった。とても良い時間だった。
  • そのまま銭湯に行き、5/4はオタク車で新潟へ。久しぶりのTrySailだったが非常に楽しかった。連番相手にも席運にも恵まれた。ライブも米も酒も大満足である。運転手マジ感謝しかない。
  • そして今日は「アイアンマン2」を見たあと寿美菜子さんのライブに向かっている。当日券完売の可能性にビビってはならない。衝動的かつ無計画に生きるべきだ!!

 

  • ライブが終わった。
  • 衝動的かつ無計画に生きているのでライブの下調べをしていなかったのだが、フルライブではなかった。おそらく雨宮さんのリサイタルとか夏川さんの417の日に該当するイベントなのだろう。
  • 結論から言うと、とんでもないイベントだった。声優界の三浦大知がいた。
  • 二階後方立ち見席での参加だったので基本的にステージは見えない(比喩ではなくマジで基本的に見えない)のだが、たまーーーに隙間から姿が見える。
  • 3曲目くらいで初めてチラ見できたのだが、クソほどビビった。なんなら引いた。バリバリのゴリゴリに踊っていた。「こんなに踊りながらアレを歌っていたのか……!?」となった。
  • 寿さんが歌って踊れる方であることはもちろん知っていたが、それは間違いで「めちゃくちゃ高水準で歌って踊れる(しかもそれを同時にやれちゃう)方」が正しかった。
  • イベント自体は90分くらいのパッケージで、MCは少なめであった。それもまたよかった。密度と満足度がとんでもない。
  • なんかもう頭の先から足の先までキレキレの、なんだろう、何なのかは分からんが確実に何かの「聖」だった。楽聖……はベートーヴェンだっけ。まぁそんな感じの超越的存在であった。

 

  • 二階後方立ち見エリア、先述の通りステージが見えないのだが、それ故に素晴らしい点もあった。
  • 寿さんは超越的存在であるのだが、声優でもある。
  • 声優・アニソン文化は一体感があってナンボみたいな風潮がある。サイリウムの色を揃えましょう、このコールしましょう、一緒に拍手をしましょう。などなど。近年はアニソンに限らないかもしれないが。
  • 「寿ロック」を掲げる寿さんのライブでは、そのアニソン的一体感と、ロック的非一体感の混ざり具合がとても心地よい。というのを以前書いた気がするので暇な人は探してみてください。
  • で、立ち見エリアに話を戻すが、はじめのうちは「見えないンゴ……楽しみ方が分からないンゴ……」みたいに背伸びしてなんとかステージを見ようとしたりオドオドしたりしていた方が、最後のほうはただ音に身を委ねて踊っていた。
  • もちろんはじめから踊っている方もいたし、最後まで身体が揺れない方もいた。でもそれで良いと思った。
  • あの閉鎖的には空間にはひとつも一体感がなく、ただ音とそれに向き合う自己のみがあった。それこそが音楽の本質だと思いたいし、そう思うように演者に育てられてきた。
  • きっと今日の寿さんのライブを通して、音楽の新たな楽しみ方を見つけられた人がいるはずだ。それが勝手に嬉しい。良いライブだった。

 

  • 今年の夏はどこでも良い(ただしUNISON SQUARE GARDENが出ているやつに限る)ので夏フェスに行きたい。一緒に行く人を募集中である。興味ありニキは連絡をください。