2017年11月3日に下北沢Com.Cafe音倉で行われた、「橘哲夫ワンマンライブ Naked Color vol.3 - Unplugged Show -」。
登壇者は、橘哲夫さん(Vo)、斉藤広哉さん(Pf)、KAZUさん(Perc)、Tagさん(Sax)の4人。
開演13:00
終演14:52
セトリは公式サイトのブログに掲載されるようなので割愛。
橘哲夫さんって誰やねんという方もいるかもしれませんが、僕は先日開催された雨宮天さんの「音楽で彩るリサイタル」で橘さんのことを知りました。
そこでピアノを演奏されていたのが橘さんです。
プロフィールを見てもらえば分かるけど、まぁ色々とやってる方なのだ。
リサイタルの東京公演が終わって、あのピアノの人誰なんだろって調べて、ライブがあることを知って、行くかどうか悩んで、「今行かなかったら一生行かないで終わるだろうな」と思って、チケットを買ったのが昨日の夜のこと。
今回の会場をライブカフェとカテゴライズしていいのか分からないけど、今まで行ったことなさそうな会場だったし、なんか楽しそうだったし。
客の入りは15〜20人。
僕以外にひとりだけ男性がいて、ほかは30〜40歳くらいの女性ばかりでした。
MCを交えつつ、基本的にはアコースティックな雰囲気で進行。
ライブ全体を振り返ってみて、楽しい良い時間を過ごせたと思います。
でも、もう一度行くかと言われたらすぐにハイとは言えないのも正直な気持ち。
何故かと言うと、一回で満足してしまったから。
というのも、僕が今回ライブに行った目的のひとつに「橘さんってどんな人なんだろう」という興味が湧いたのがあって。
リサイタルでは喋らなかったからね。そこが良かったんだけどね。
でも、TrySailやスフィアのボーカルの先生だし、なんなら「声優ユニット」である以上、それぞれよく名前が上がる人(TrySailの振付先生、スフィアのスタイリスト等)よりも本質的な影響力は大きいかもしれない。
だから、どんな人なのか気になった。
で、一回ライブに参加してみてどんな人なのか分かっちゃった、って言うと橘さんと橘さんのファンの方に失礼かもしれないんだけど、僕の中ではわりとしっくりくる感触を得てしまった。
それは「この人、めちゃくちゃ音楽が好きなんだな」っていうもの。
そうであってほしいと思っていたし、そういう姿を見るためにライブに参加して、実際にそういう感触を得られたので一度で満足してしまった、だからもう一度は行かない、ということ。
これはもうどうしようもないことで、僕は橘さん本人ではなくて橘さんを通して僕の好きな人たちを見てしまうから、「僕の好きな人の音楽は、ちゃんと音楽が好きな人が作り出してくれてるんだ」っていうのを感じ取れた時点で「良かった~」って思っちゃったし、そのおかげでまた好きな音楽をもっと好きになれる気がするんです。
そして、またTrySailの歌を聴いた時に「いい歌だなぁ」って思って、「だってあの音楽好きな橘さんがレッスンしてるんだもん、そりゃいい歌だ」って思える。
その循環を想像ではなく確信に変えるためにライブに参加して、ちゃんと確信できた、とても有意義な2時間でした。
ここまで自分で読み返してみて、純粋じゃない目的でライブ参加してるクソ嫌味な客みたいな感じがあるけど、まぁそれは事実といえば事実だし。
でも、いい音楽だったことと、いい時間だったことと、いい経験になったこともちゃんと事実として残ったので、きっとライブに参加しようと思ったのはいい選択をしたと思うんだ、ウム。
伝えたい事がちゃんと伝わったブログになったかはわからんが、僕の中ではとても大切な一日になりました。
みんなも音楽たのしもうぜ~
おわり