せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

水瀬いのり1stアルバム『Innocent flower』

2017年4月5日に発売された、水瀬いのりさんの1stアルバム『Innocent flower』の感想を書くブログ。

どんくらいの文量になるかわからんけどとりあえず書き始めるよ。


リスアニの全曲セルフレビュー→こちら

ナタリーのロングインタビュー→こちら



収録曲やぞ~

01. 春空
作詞 : 絵伊子 作曲 : 渡部チェル 編曲 : 渡部チェル
02. 夢のつぼみ(1stSG)
作詞 : 絵伊子 作曲 : 渡部チェル 編曲 : 渡部チェル
03. Lucky Clover
作詞 : 白戸佑輔 作曲 : 白戸佑輔 編曲 : 白戸佑輔
04. コイセヨオトメ
作詞 : しほり 作曲 : しほり 編曲 : 齋藤真也
05. 涙のあとは
作詞 : 塚田耕平 作曲 : 塚田耕平 編曲 : 塚田耕平
06. いつもずっと
作詞 : 古屋真 作曲 : 加藤裕介 編曲 : 加藤裕介
07. Starry Wish(3rdSG)
作詞 : nozomi 作曲 : KOUGA、nozomi 編曲 : KOUGA
08. Will
作詞 : 藤原隆之 作曲 : 中野ゆう 編曲 : 遠藤直弥
09. 星屑のコントレイル
10. 旅の途中
作詞 : 新田目翔 作曲 : 新田目翔 編曲 : 新田目翔
11. harmony ribbon(2ndSG)
作詞 : 多田慎也 作曲 : 多田慎也 編曲 : 鈴木雅也
12. Innocent flower
作詞 : 藤林聖子 作曲 : KOUGA 編曲 : KOUGA
 




いのりちゃんのアーティスト活動は熱く応援していたわけではなくて、確かCD持ってるのは1stSGと2ndSGだけで、3rdは買わなかった。
別に嫌いになったとかではなくて、なーんか買わなかった、みたいな、だからホントふわっとしてた気がする。

で、今回アルバムが発売されたけど、買うつもりもなくて、TSUTAYAでレンタルすればいいかな~とか思ってたんだけど、通販で某バンドのライブBlu-rayを買った時、「もうひとつ買うとポイント10倍!」みたいなキャンペーンに乗せられてポチってしまったのが5月の下旬。


んで、聴き始めたら、こりゃバケモンだぞと思って、今に至ります。




とか言いつつも、何がバケモンかっていうのはあんまりよくわかってなくて、ただ、良い曲が12曲並んでるなぁっていう、そういうバケモン良いアルバムだと感じました。

いのりちゃん本人も言っていることだけど、「テーマのないアルバム」。
いのりちゃん自身が選んだ曲に、いのりちゃん自身が選んだタイトルをつけて、1から12まで並べてるアルバムです。
強いて言うなら、歌詞に「つぼみ」とか「いのり」とか、そういう象徴的なキーワードが散りばめられてることくらいかな。

個人的には曲順にもあまりこだわりや意図を感じなくて、その場所に収まる必然性を感じたのは、トラック1「春空」とトラック12「Innocent flower」くらい。

ただ、それでもめちゃくちゃ耳馴染みが良いというか、聴いてて心地よくて、なんでだろうなぁと思って、この心地よさの理由をどうにか言語化したくて、ここ2週間くらいずっと聴いてるんですけど分からなかったね!!!!ハハッ!!!!!

ハハッで終わってたらこのブログ要らんので、頑張って書いていきます。






まず大前提にあるのは、いのりちゃんの歌唱力、これはすごい。

いのりちゃんの声を最初に知ったのは、「恋愛ラボ」だったと思うんだけど、そのときはそこまで意識してなかった。
で、「ご注文はうさぎですか?」とか「アルドノア・ゼロ」とか「リゼロ」とか、そんなにたくさんアニメを見てない自分でもいのりちゃんの名前を目にする機会が増えてきて、調べてみたらマジかよ同い年かよついに95年度に小倉唯以外のスターが現れたかと興奮したのを覚えています。
今の「RE:CREATORS」も大好きだよ。メテオラ可愛い。


そんな数々のアニメ作品の中で、僕にとってはやっぱり「心が叫びたがってるんだ。」が大きくてですね。
今でも覚えてる、最初見た時に順の「私の気持ち…本当に、喋りたいこと…!」でボロボロ泣いちゃったんです。





これの1分20秒くらいのシーン。
にしても主題歌めっちゃ良い曲じゃないですか??アーティスト誰なんだろう!気になる!!!


えっと、確かに名シーンではあるけど、そんな感動台詞でもないし、じゃあなんで泣いちゃったのかっていうと、グアアって魂震えてしまったんです、今俺ヤベぇもん見てるゾ!!!って。
「君の名は」を最初に見た時もそんな感じで泣いちゃったような気がする。




なんだっけ、歌唱力の話だ。

で、そんな僕の心を震わせてしまう声優こと水瀬いのりさん(謎の上から目線)、演技力表現力だけじゃなくて歌唱力もすごくて。
今年のアニメ紅白で初めて生歌を聴けたんですけど、なんかもう凄かったな。

これまで歌が上手い人の歌はたくさん聴いてきたし、上手くなくても特別なボーカルだなぁって人とか、上手いし特別なボーカルだなぁって人とか、いろんな歌を聴いてきました。

ただ、多方面に敵を作りそうでガクガク震えながらも持ち前の素直さを発揮して書いちゃうけど、特別な表現力と特別なボーカルを併せ持ってると感じたことはこれまで無くて。
そんなとき生で聴いて、いのりちゃんが特別なボーカリストだって感じて、先述のここさけ号泣事件があって、こりゃもしかして初の体験をしてしまっているのかも、とようやく気付いたのが一昨日くらい(遅い






僕がアニメで聞いていたいのりちゃんの声は、どちらかというと繊細で可愛らしい声っていう印象だったんですけど、アーティスト活動では力強さだったり、明るさだったり、そういう面もたくさん出ているなぁと感じています。

特に好きなのは、喉で歌っている時というか、なんていうの、高音を裏声ではなく声を張って歌っている時の声。
音源持ってる人は聴いてみると分かりやすいと思うけど、例えば「コイセヨオトメ」のサビの「Happiness」「無いよね」のところ。
歌声全く関係ないけど、最後の歌詞「描く願い叶え!コイセヨオトメ」の後のドラムドコドコドコドコってやつ、アウトロなのにワクワクする感じが大好きですねハイ。

そういう力強さとか、音圧を感じるような歌声を活かすためか知らんけど、アルバム全体的にキメ?(ッンッパーン!!みたいなやつ)(伝われ)(伝わらない)が多用されている感じはあります。
キメ大好きマンだからホントありがたい。もっとキメていこうぜ!



他にも「旅の途中」のベリーキュートな語尾とか、「Starry Wish」の圧倒的アンセム感とか、「星屑のコントレイル」のタイトルだけで名曲確定具合とか、言いたいことはたくさんあるけど、なんかグダグダになりそうなので割愛。



とにかく、良い曲が12曲並んでいて、聴けば誰もが幸せになれるアルバムだと思うので、迷ってる人は今すぐ買いましょう。
迷ってなくてここまで読んだ人=僕のファン=僕と感性が似ている=きっと気に入るので買いましょう。


ワンマンライブ開催してくれたらいいな~そしたら生バンドはもちろん弦楽器含めた演奏チーム揃えてほしいな~ワクワクするな~~~~~!!!!




おわり