せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20160605 TrySail3rdライブ"Smooth Sailing"

2016年6月5日にパシフィコ横浜で開催された、「TrySail Live 2016 ”Smooth Sailing”」。

出演者は、TrySail麻倉ももさん、雨宮天さん、夏川椎菜さん。

 
男もすなる前書きといふものを、女もしてみむとてするなり。

ということで、前書きしてみます(男だけど)。


まずはこちらをぺたり。


こんなことを公式側から発信するのって今までなかったけども、せっかくならと思うので、基本は今までのブログと変えずに、でもちょこっとだけ見られてるのを意識しつつ書こうかと思います。
でもお世辞書いたりするの好きじゃないし、それだと意味ないと思うし、まぁ感じたままってことで。
曲ごとに感想書くのも苦手だけど頑張ってみよう。

ちょっとリプ欄遡っていろんな方の感想ツイートやブログ見たけども、興味深いというか、新鮮だったなぁ。

前書き終わりだよ~






セトリ。


00.TrySail30分劇場「逆風探偵」
01.ひかるカケラ/TrySail
02.sewing dream/TrySail
MC1
04.コバルト/TrySail
MC2
MC3
09.夏を待つセイルのように(ZARD)/TrySail
MC4
10.パーリー☆パーティ/TrySail
11.あかね色/TrySail
12.明日も晴れる/TrySail
13.primary/TrySail
14.Baby My Step/TrySail
MC6
Encore
16.僕らのシンフォニー/TrySail
MC7
17.Sail Out/TrySail


開演17:43
終演20:25くらい


16時頃に会場についたら、ガチャ含め物販がほとんど売り切れてて驚き。
事前通販もすぐなくなっちゃったし、ぐぬぬ


ステージ構成はこれまでのライブに比べてぱっと見はシンプルなように感じました。
1階があって、2階があって、2階脇の上手下手に向かって階段を上がるとお立ち台がそれぞれあって、3階があって、という感じ(伝わらない)。
メインステージは2階にあたる部分。
3階には旗が3色×2セット、上空部分には繭のようにカーテンがありました。
帆をイメージしてると思われ。

開場が15分押したため、当初の予定(17:30)から少し遅れてのスタート。



00.TrySail30分劇場「逆風探偵」

夏川さんが探偵、麻倉さんが助手、雨宮さんが依頼人の劇(台本は手持ち)。
場所は「夏川探偵事務所」。
いきなり古畑任三郎のマネを夏川さんがするところからスタート。
これはオマージュの嵐の予感…。

猫探しの依頼しか来ないほどに暇な探偵事務所のふたり。
さっきも麻倉さんが猫探しをしてきたとか。
麻倉「真実はいつもひとつ!」
夏川「それ言いたいだけじゃん!コスプレしてるし!」
麻倉「ナンスだってしてるじゃん、ミルキィホーm」
夏川「シャーロック・ホームズだよっ!」

「逆風な探偵事務所のため、廃業するかもしれない」と切り出す夏川さん。
夏川「猫探しから、すごい事件に発展しないかなぁ。人探しとか」
麻倉「さっき人探しの依頼きたよ。あの3年前に越してきたお家から。でもうち猫専門だから断っちゃった」

そんなやり取りをしていると、依頼人が。
雨宮「あの…依頼をしたいんですが」
雨宮さんが自己紹介をする前に、依頼人のプロファイリングをする夏川さん。
麻倉「ナンスはホームズに憧れてるんです」
「わかりました」と言って、様々な点から考察した結果を披露する夏川さん。
夏川「そしてそのホワイト!それが付いている職業なんて、ペンキ屋か漫画家しかいない!あなたは漫画家ですね?」
雨宮「ペンキ屋です」

雨宮さんの依頼は、やっぱり「猫探し」。
雨宮「この写真の猫です」
夏川「三毛猫ですね。名前は?」
雨宮「茶太郎っていうんです」
夏川「珍しいですね」
雨宮「そうですね、今はカタカナの名前が多いですし。これは私と姉と茶太郎で写ってるものなんですが」
麻倉「どれどれ~」
雨宮「ヘックシ!…すみません花粉症で」
そう言って写真を見せる雨宮さん。
どうしてもサバゲーの話をしたい雨宮さんを何とか落ち着かせて、その写真についてエピソードを話してもらうことに。
雨宮「これは3年前に私達でキャンプに行ったときの写真です。茶太郎が隣でキャンプをしていた男性から餌をもらっていて、それに対して姉が怒って、その男性と喧嘩しちゃって」
麻倉「この男の人どっかで見たことあるなぁ…」

夏川さんのホームズ愛を聞く間、しきりにくしゃみをする雨宮さん。
そして麻倉さんのコスプレにツッコミをいれる雨宮さん。
麻倉「憧れてて。ほら、ネクタイもあるんです!」
雨宮「じゃあ声も変えられるんですか!?」
麻倉「もちろんです!」
雨宮「ドラえもん!」
麻倉「ぼくドラえもん!」
雨宮「ピカチュウ!」
麻倉「ピッカ!」
雨宮「箱崎星梨花!」
麻倉「プロデューサーさんっ!」
雨宮「ただのモノマネじゃないですか」
麻倉「違います!最後のは特に!」
雨宮「とにかく、コナン好きなんですね」
麻倉「他にもいろいろ漫画が好きなんです。『Yesterday Diver』とか!」

ここで夏川探偵の推理のお時間。
夏川「雨宮さん、あなたは猫を飼っていませんね?もちょが近づくとくしゃみをしています。猫アレルギーのある人が猫を飼っているわけがない。もちょは先ほど猫探しをしていたので、服に毛でもついていたのでしょう。そして、私が『茶太郎とは珍しいですね』と言ったとき、『今はカタカナの名前が多い』とあなたは答えました。私が珍しいと言ったのは、三毛猫なのにオス、という点です。猫を飼っている人なら、三毛猫はオスが少ないことは知っているはず。あなたはそれを知らなかった。猫を飼っていないあなたが探しているのは、茶太郎を飼っている姉。そうですね?」
麻倉「お姉さんを探しているなら、こんな回りくどいことしなくても」
雨宮「…そのとおりです。姉は3年前のキャンプのあとに姿を消しました。その姉を探しているんです。でも、以前母が探そうとしたことが姉にバレてしまって、姉は再び姿を消しました。だから、姉にバレないように探さないといけないんです」
夏川「そのお姉さんは見つかっていますよ。さっきもちょが行った家の夫婦。それがあなたの姉と、キャンプで喧嘩していた男性です。お姉さんが消えた時期と、夫婦が越してきた時期も一致します」
麻倉「だから見覚えあったんだ!」
夏川「そして彼らも、はぐれてしまった親戚を探していると言っていました。あなたのことなんじゃないですか?」
雨宮「…!」
夏川「でも私達は、他の依頼人の情報を渡すわけにはいきません」
雨宮「じゃあ…」
夏川「あなたが探しているのは、猫。そうですよね」
雨宮「はい…!」

夏川「これが、私が解決する最後の事件です。プロファイリングを100回外したら辞めるって決めてたから」
雨宮「あの、プロファイリング当たってました。私、『アマゾラレイン』で漫画を描いているんです」
麻倉「アマゾラレイン!あの『Yesterday Diver』の!パシフィコでやってた舞台見ました!」
雨宮「実家のペンキ屋を継ごうと思ってたんですが、あなたたちを見ていたら漫画を描きたくなってきました。次は探偵ものを描いてみようかな」
麻倉「ナンス、追い風来たじゃん!」
雨宮「タイトルは、『名探偵もちょん』で」
夏川「主役私じゃないのかよ!」

最後のセリフはもちろんコレ。
麻倉「麻倉もも、探偵さ」

台本は、毎度おなじみ伊福部崇さんでした。
6月6日放送の「伊福部・向のラジオ スターダストボーイズ」で、伊福部さんにも楽屋が用意されていたとの裏話が。
4人目のTrySailは伊福部さんだったのか。



3人が退場し、舞台が暗転、スクリーンにはOPムービー。
Youthful Dreamer』『コバルト』『whiz』『High Free Spirits』をカッコよく繋いで(DJみたいな感じ。多分)、MVやライブ映像と共に流していました。
今までのOPムービーのなかでも、一番好きだったなぁ。
過去の映像見ると、やっぱりグッときますね。

3階上空のカーテンが開き、お揃いの白い衣装に身を包んだ3人が登場。
 

 
01.ひかるカケラ/TrySail

この曲が最初に披露されたことで、「このライブは1stアルバムを引っさげて行いますよ」っていうのが明確に示されたような気がしました。
「こんなに広い世界でキミを見つけたよ」のところで観客席を指してくれる3人に対して振りコピするのが、歌詞の中身も相まってすごく好き。
うん…やっぱ良い曲だ。泣いちゃう。


02.sewing dream/TrySail

直後のMCで麻倉さんも触れていましたが、「Say oh oh oh」が気持ちよかったなぁ。
アルバムに4曲ある完全新曲のうちのひとつで、もちろん初披露だったわけだけども、なんだかそんな感じしなくて、前からずっと歌っていたと言われてもそう思えるくらいに、もうTrySailの歌だった。


MC1

挨拶。
夏川「古畑が癖になりつつある…(笑) アルバム発売してから今日まで、なんだか長く感じました。みなさんにお見せできるのが本当に楽しみです!」
麻倉「始まるまで緊張していました。最初に新曲をふたつ披露しましたが、みなさん聴きこんでくれましたか?(歓声)俄然楽しみになってきました!」
雨宮「1stアルバムが発売となって、改めてまたここに立てました。アルバムには色々な曲がありますが、振付がついてより好きになった曲がたくさんあるので、そこも楽しんでください!」

夏川「パシフィコは3回目です」
麻倉「3rdライブで3回目」
夏川「実家って言えるってすごいよね」
麻倉「なんか広く感じるよねって話してたんです。増築したのかな」
夏川「アルバムが発売となって、よりTrySailらしいものがお届けできると思います」


03.whiz/TrySail

ここから怒涛のシングル3連発。
この曲はCDでもかなり好きなんだけど、ライブで聴くとなんて言うんだろ…永遠感っていうか、3人と一緒に遠くに行けそうな感じが強くなるような気がして、すごく好きです。


04.コバルト/TrySail

そんな「whiz」から、冒頭の「果てない宇宙」で雰囲気を一変させられるのは、さすが雨宮さんといったところ。
この曲があったことで、次の「High Free Spirits」への流れがちゃんとあるというか、ライブとして曲間のバトンタッチが成立してるような、うん(語彙不足


05.High Free Spirits/TrySail

そして、満を持して最新シングルのこの曲。
MVでもそうだったけど、共通してる振付がない分、3人の感情がステージ上で爆発してるような印象を受けました。
そういう意味ではライブ向きな曲で、歌う度に化ける曲になる気がして楽しみです。


MC2

High Free Spirits』が終わり、何も言葉を発さずに即水分補給する夏川さん。
麻倉「汗が目に入るよ~」

ここで麻倉さんはソロ準備のため退場。

夏川「なんか、ドヤ顔恥ずかしくなくなってきたんだよね」
雨宮「それはいい傾向だねぇ。だんだん、『本来の私の姿ってコレ…?』ってなってくるよ」
夏川「でも、こう(雨宮さん)はならない。笑」
雨宮「で、ドヤ顔やるってことだよね?」
夏川「振られると違うっていうか~」
観客「え~」
雨宮「ほら、3・2・1、どうぞ」
カメラに抜かれ、ドヤ顔を見せたあとすぐに照れて舌をぺろっと出す夏川さん。なんだこれ…ありえん…。
雨宮「かわいいかよ」完全に代弁者でした。

ここで麻倉さんが準備を終えて3階部分に再登場し、雨宮さん夏川さんは退場。
麻倉さんは肩を出した衣装でした。
麻倉「(退場するふたりに向かって)ロミオ~!」

麻倉「さっき、スタッフさんに『ステージのからあげクンの蓋は開けてあるから、持つときは気をつけてくださいね』って言われたんです。いつ食べよう。でもケータリングがお肉だらけだったんですよね~」
麻倉「私が歌うのは、自分に関係しているような曲です。前から気になってて、歌ってみようかなって。コールもあるので、知ってたらよろしくお願いします」


06.桃色片想い松浦亜弥)/麻倉もも

もちょ色の肩想い…いやなんでもないです。
麻倉さんにすごく似合うというか、馴染みますわなこういう曲。
以前カバーで披露されていた松田聖子さんの曲のときも思ったことだけど、すごくいい笑顔で歌うから聴いてて楽しい。
本人は「バラード苦手」ってしきりに仰っていますが、表情で魅せる力がある方だと思うから、いろんなジャンルにチャレンジしてほしい、と思ってみたり。
でも歌いたい曲が歌える機会って結構限られてると思うし、悩ましいですね。


夏川さんが登場(衣装覚えてない)。
夏川「最近、私の事おバカだと思ってません?こないだのリスアニTVでも『終体制』って書いちゃったり。ほかにも、ついこないだまで『隔世遺伝』を『覚醒遺伝』だと思ってたんです。私、いつか覚醒するんだ!と思って20年間生きてきました。あとは、分数が小学生の頃から苦手で。カバー曲は、そんな分数のタイトルです。だから敬遠してたんですけど(笑) でも、ちゃんと聞く機会があって、なんてかわいい曲なんだ!と思って、今回歌うことにしました」

07.1/2(川本真琴)/夏川椎菜

サビの「愛してる愛してる愛してる」のところの響かせ方がキレイだった記憶。
あとCメロのファルセット。
夏川さんは普段のインタビューなどからもライブを意識してる発言が3人の中でも特に多い印象で、そういう意気込み?みたいなもの(決して他2人が意気込んでないというわけではないけど)を感じるというか。
いい曲を届けるぞっていうのと、いいパフォーマンスをするぞっていうのが伝わってくるので、夏川さんの歌は好きです。
これはソロに限ったことではなく、ユニットとして歌うときも、1曲1曲で完全燃焼してる感じがします。


雨宮さんが登場。
青白黒のいつもの3色。

まず、お知らせ。

ソロ1stアルバム『Various BLUE』が9月7日に発売決定!


雨宮「歌うのは昔から好きだったんですが苦手意識があって。でも、前よりも、さらに歌が好きになってきました。これもみなさんのおかげです」

そしてさらにお知らせ。

ソロ1stライブ『Various SKY』が9月25日に大阪、10月8日に東京で開催決定!

(※発表の詳細はこちら

立て続けの祝報に、会場からは大きな拍手。
雨宮「こんなに拍手いただけるんですか!?ひとりじゃ全然ダメだけど、ありがとうございます…!」

雨宮「では、私のデビュー曲を歌わせていただきます」


08.Skyreach/雨宮天

長くなるので最後に回します。


MC3

麻倉さんと夏川さんが登場。
白と赤と青のかわいい感じの衣装にチェンジ。

それぞれのソロコーナーについて、「Skyreachはコレ(スカートの裾をつかんで揺れる振付)やりたくなる」「『もも』って付く曲制覇してほしい」と感想を述べたり、
夏川「おバカじゃないよ」
麻倉「……」
夏川「なんで黙るの!」
麻倉「人それぞれだよ(o・∇・o)」
と漫才したりしてるうちに、雨宮さん登場。

麻倉「ではここで恒例のハモリ曲を!リクエストの中から、今回のライブらしいのを選びました」


09.夏を待つセイルのように(ZARD)/TrySail

こちらが今回のハモリ枠。
ハモリに関しては、今回も素晴らしいレベルで大満足というか、もはや安定感がありますね。
聴いた感じだと、1番サビは「リード麻倉/上ハモ夏川/下ハモ雨宮」、2番サビは「リード雨宮/上ハモ麻倉/下ハモ夏川」、大サビで「リード夏川/上ハモ雨宮/下ハモ麻倉」だったような。
3人が3人とも歌唱力あるから、こういう質の高いことができちゃうんでしょうなぁ…。

ちょっと残念だなって思ったのは、せっかくポータルスクエアで募集して、名前や理由や参加公演まで入力したのに、「〇〇さんからのリクエストです」だったり、「こういう理由でリクエストしてくれました」だったりが無かったことかな。
この曲を選んだ経緯がどうであれ、リクエストした方がどんな理由でこの曲を選んだのかっていうのが個人的に気になるところだったので、それが知れなかったのはちょいと残念。
あと、応募開始段階で「ソロでもOKです」のアナウンスがあったほうがよかったかもしれないですね。
それか最初から「ソロ×3、ユニット」の4枠設けるとか。


MC4

コナンの主題歌を歌ったことに対して、
麻倉「ね!今回のライブらしいのを、と言いました!」劇が伏線だったとは…。

夏川「そういえば衣装が変わりました!パッチワークみたいな」
麻倉「柴犬みたいだよね」
夏川「…独特だね」

夏川「アルバムは完全新曲が4曲、ライブで披露していたのが2曲ありましたが、みなさんどれくらい聴いてくれましたか?」
観客の声に対して、
夏川「うんうん…具体的な数字から抽象的なものまでありがとうございます(笑)」


10.パーリー☆パーティ/TrySail

ちょっと特殊なイントロから始まった、今回のアルバムの目玉というか、ひときわ異質な楽曲。
「フリーダムウォーズ」の楽曲制作陣がそのまま提供しているということで、そういう縁も感じて勝手にエモい。
コールが楽しい曲っていうのはCD段階でわかっていて、案の定楽しかったけども、それ以上に振付がよかったなぁ。
特に「マカロンドラゴン」のとこ。
3人が上手に寄って宝箱を開けて後ろを振り向くと…そこには完全にマカロンドラゴンが。
あのパートを歌い終わったあとの夏川さんがすごくいい顔してて、こっちまで嬉しくなってしまいました。


11.あかね色/TrySail

TrySailで今のところ唯一のバラード曲。
こちらもちょっと特殊なイントロからスタート。
以前に披露された時はステージの階段に腰掛けてのパフォーマンスでしたが、今回は2階上手、2階下手、3階にスタンドマイクが。
CDバージョンとは異なり、大サビのソロパートのところは次の人の歌い出しに若干かかるような感じ。
余韻を残すような、というのでしょうか。
これがディレクションによるものなのか、3人で考えた結果のアレンジなのかはわかりませんが、こっちのほうがライブ映えする感じがして好きです。
「パーリー☆パーティ」の後にこれがくるっていうのが、アルバムを象徴している感じがしますね。


MC5

雨宮「全然違う2曲でした。このアルバムって聴いてて飽きないというか、最近部屋の掃除をしたときも」
夏川「なんか変なの出てきた!?」
麻倉「腐った梨とか!」
雨宮「1年以内のものしか出てきてないからセーフ!で、飽きないなって思いながら掃除してるの」

ここで夏川さんによるイチオシグッズ紹介。
夏川「なんといってもジャージ!上下合わせて、TrySailを背負うデザインになっています」
麻倉「ナンちゃんはレッスンの時も、TrySailジャージにTrySail TシャツにTrySailリストバンドだもんね」
夏川「意識高いからね!」

雨宮「恒例のアレを」と言って、いつものウェーブ。
今回は上手から下手に向かってひとりずつが走り、まさに波のように3つのウェーブが続くというかたち。
夏川さん麻倉さん雨宮さんの順にウェーブをしました。
3人も「ほんとの波みたい!」と嬉しそう。
雨宮「Smoothな感じでした!」


12.明日も晴れる/TrySail

ピースを合わせる振付だったり、サビ終わりで手を振ってくれたり、振付が印象的な曲になりました。
「明日も晴れる」なのに、歌詞の「今日」は結構晴れてなくて、そこが違和感っていうか、どういうことなんじゃろって思ってたんですが、歌ってる3人の優しい表情や歌声を見聴きして、「今日を肯定して明日に希望を抱く曲なんだ」って解釈することができました。
そういう意味では、ライブで聴いてはじめて自分の中で答えが見つかったような感じですかね。


13.primary/TrySail

「ハグしよう」でハグしてたよ…ハグ…ハグ…!
熱い曲だし、実はめちゃくちゃダンス難しいし、こりゃあやべえ曲だなぁと思いました。
まさかこの後にBabyさんがくるとは…。


14.Baby My Step/TrySail

これまで何度も披露されてきただけあって、さすがにコールもバッチリ。
うーん、無条件で楽しい曲っていうのもやっぱり素晴らしい。


MC6

3曲を披露し、「暑いね!」と言う3人。
雨宮「『明日も晴れる』すごかった、ラララ~って。あと、『primary』は『Baby My Step』を超えるフリの速さでした」
麻倉「『Baby My Step』やるたびにすごくなっていくよね。イヤモニしてても聞こえてくる!」

麻倉「次がラストです」

麻倉「皆さんが1stアルバムを聴きこんでくれていて、ライブを皆さんとやれて、素敵なアルバムが、より素敵なアルバムになりました!デビューから1年経って、こんなにたくさんの方に来てもらって、ありがとうの気持ちが溢れています。2年目、こういうスタートができたのは皆さんのおかげです。ありがとうございました!」


15.Youthful Dreamer/TrySail

本編ラストはやっぱりこの曲。
最新アルバムのリード曲で始まりデビュー曲で〆るという、ニクいセットリストですね。
同じパシフィコ横浜の1stライブ、この曲で始まったときになんか色々溢れてきてすごく泣いちゃったんですけど、1年経って、同じ場所だけど確かに違う3人がいて、いろんな曲ができて、本編ラストでYDを歌っているっていう事実がとても嬉しかったです。


Encore


16.僕らのシンフォニー/TrySail

上を各色のライブTシャツに着替えて3人が登場。
この曲も振付が好きで、ソロパートのときに他2人が腰をぱんぱん叩くのとか、サビで指を合わせてぐいーんってやるやつとか。
そうか…実はこれも音源化されてからは初めてライブで歌われたんですね(リリイベなんて知らない)。


MC7

夏川「もうすぐ"Smooth Sailing"は終わってしまいますが、18日も楽しんでいきたいなと思います。お芝居も全然違うので!」

最後の挨拶。
夏川「1stアルバムが発売になり、家族が増えたような気持ちです。そして、今日のライブで曲に対する愛が大きくなりました。これからも皆さんと大切な歌を届けられるように頑張ります!」
麻倉「楽しかったですか?(歓声)それが聞けたら満足です!リハで、いつも間違えないようなところもいっぱい間違えて不安だったんですが、皆さんの笑顔と、そのひかるカケラ…サイリウムが見えたら楽しくなって。なんか出てる!って。アドレナリンですかね?ここまで楽しくなれたのは、皆さんのおかげです、ありがとうございました!」
雨宮「実家と呼んでいるパシフィコ横浜で3回目のライブができて、個人的には大切な発表をさせていただいて。新曲も全部やりましたが、いろんな曲が詰まったカラフルなアルバムが、実際にライブでやってサイリウムやコールが合わさって、よりカラフルになったと思いました。ダンスのレッスンはハードで疲れたりしましたが、これからは今日のコールなどを再生しながらレッスンを楽しくやれると思います。2年目もたくさんトライしていくので、応援よろしくお願いします!」


17.Sail Out/TrySail

歌詞の「もうこれが最後とふと思ったなら急に愛しくなる」が、ライブに対する気持ちみたいで、最後に相応しい曲だと毎度感じます。
ちょっと脱線してアルバムの最後がこの曲じゃなくて「ひかるカケラ」な理由をずっと考えてたんですが、「Sail Out」した先に「ひかるカケラ」を見つけたっていうことなのかな、という解釈に落ち着きました。
でもそれなら1曲目に「Sail Out」が来てもいいのかな…とか考えちゃうと沼にはまりそうなのでやめとこ。



最後は、3人がカーテンの帆に包まれて終了。




では、雨宮さんの発表と「Skyreach」について。

まず、ソロ活動の再開ってのが、めっちゃ嬉しくて。
「Various BLUE」、様々な青、うん…いいタイトルだなぁ…。
そう考えると、これまでの6曲って全部「青」で表せるような気がしてですね。
Skyreach」は意志を持って手を伸ばす空の青、「夢空」は夕暮れに移行するときのちょっと寂しい青、「月灯り」は深夜の青、「チョイス」は雨上がりの青、「Velvet Rays」は高く羽ばたく空の青、「Glitter」は少しひんやりする朝焼けの青、みたいな。

んで、ソロライブ。
発表された時に連番者と抱き合っちゃって、そんくらい待ちわびていたことだったから嬉しかった。
決してTrySailの活動を応援してないとかいうわけじゃなくて、うーん、難しいんだけども。。。
「群青ガラパゴス」で雨宮さんを知って、好きになって、ソロのイベントで流れる優しい時間が好きだったから、やっぱりこうしてソロで活動してくれるのは嬉しい。
またソロラジオやってくんねぇかなぁ。
ソロライブのことに限らず、個人のことを30分なり60分なり話す機会が与えられるといいな。

で、その2つの発表をした時に、会場全体から暖かくて大きな拍手が沸いて、それが雨宮さん自身すごく嬉しそうで、その姿を見られたことが嬉しくて。
そのあとに「Skyreach」を選んでくれたもんだから、「Skyreach」のリリイベのことをいちいち思い出しちゃってさぁ…。

8月10日のプレリリイベ2部で、目の前の観客とのアンケートトークを楽しんだりキズパワーパッドへの絶大な信頼を語ったりする姿。
8月13日のタワレコで、距離の近さとコールの大きさにちょっと戸惑ってる姿。
8月15日のゲーマーズで、強く一点を見つめて「Skyreach」を歌った後、ひとりひとりと目を合わせて「夢空」を歌う姿。
8月23日のとらのあなで、「くるぶし」と「こんにゃく」のイントネーションについて真面目に話す姿。
8月31日のアニメイトで、「誕生日はやずやの日で、あとちょっと我慢してくれたら誕生月がサファイアの9月になったのに。せめて1日我慢したら焼き肉の日なのに」と話したり、「チーチーポイント」について話したりする姿。
8月31日のソフマップで、アニサマに行かずに「ソラサマ」にきてくれた感謝を話す姿。
 
普段すっぽーんって忘れちゃう僕が、当時はなんもメモしてなかったのに、日付も内容も表情も全部思い出せて、それだけ濃密な3週間で、かけがえのない時間で。
Skyreach」を聴きながら、これらの出来事だったり、ここから始まった出来事だったり、ここがあったから出会えた人たちだったり、そういうのがフラッシュバックして、めちゃくちゃに泣いてしまった。

あの時、たった100人くらいを相手に「緊張する」と言いながら一生懸命言葉を紡いで、「深呼吸、一緒にしましょう」と言っていた人が、5000人に拍手をされて、堂々とデビュー曲をパフォーマンスしているっていうのが、うん……幸せだったなぁ。


あかん、止まらん。
止まらん上に、全部「幸せ」とか「嬉しい」とかになってしまいそうだから、これで終えます。


夏川さんについてはさっき「ライブに対する意気込み」のところで触れたので、麻倉さんについて。
「会場が大きく感じる」だったり「リハで失敗ばかりしてて」だったり、それこそ最近の「緊張することが増えてきて」だったり、何かが麻倉さんの中で変わってきてる時期だと思いました。
これは完全に想像なんですが、自分が楽しむことで完結していた以前に比べ、楽しませることを強く意識し始めた、とか…なのかもしれない。
だから僕らの「楽しかった」が聞ければ満足、なのかもしれない。
会場が大きく見えたのって、観客席の隅から隅まで意識しないと感じないことだと思うし、失敗が増えたのも工夫するポイントを多く見つけられるようになったってことだろうし。
これからが楽しみだな、とますます感じました。


で、ライブ全体としての総括的なやつ。
TrySailでは初めて、「ALL既存曲」「1日1公演」 でした。
うーん、素晴らしい満足感だった。

雨宮さんのアルバムの予約のために会場出口が実質封鎖されてしまって、一部では苦情?もあったみたいだけど、あれはパシフィコ横浜の構造上仕方ないような気もする(いつも詰まるから)。

あと、これは前から思っていたことだけど、ライブ後に感想や意見をもっとダイレクトに伝えられる機会(アンケートだったり、ポータルスクエアで特設窓口つくるなり)があるといいなぁとは思った。
今回こうやって公式さんが呼びかけたらいろんな感想が出てくるわけだし、きっと有意義なものになると思う。

で、これは完全に個人的な願望というか、シングル3連発から想像したことなんですが。
「ノンストップライブ」っていうのも見てみたい、とか、思ってしまった。
少人数のユニットだから難しい部分はあると思うけども、TrySailのライブに定番化してる「劇(あるいはコント)」もMCも一切排除して、ひたすらパフォーマンスと楽曲の力で勝負する、みたいなライブ。
実現したらすげえなぁ…疲れそうだなぁ…。

そのノンストップライブとは別の願望で、やっぱり生バンドつけてほしいな。
スフィアがいつから生バンドでやってるのかは知らないけど、リスアニライブの生バンドTrySailに感じた可能性は凄まじかったし、楽曲も生バンド向きなのが増えてきたし。





はい、ながーーーくなりましたが以上です。
読んでくださった方、本当にありがとうございました。