せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20151024ここさけ舞台挨拶川崎

2015年10月24日に川崎チネチッタで開催されたイベント、「心が叫びたがってるんだ。」大ヒット御礼舞台挨拶。

この日最後となる5度目の舞台挨拶。
登壇者は、成瀬順役水瀬いのりさん、仁藤菜月役雨宮天さん、ここさけ応援隊長として茅野愛衣さん。

上映後の挨拶だったためネタバレありです。
司会はアニプレックスの村山さん。
下手から、司会水瀬雨宮茅野の順。

水瀬「ご来場ありがとうございます。ここさけは私にとっても大切な作品になりました。今日はよろしくお願いします」
雨宮「仁藤菜月役雨宮天です。ここさけを見てくださりありがとうございます。上映後なので、心置きなく話せたらと思います」
茅野「出演していないのですが、応援隊長をやっています。あの花はご存知でしょうか?ここさけと同じ、長井さん岡田さん田中さんの作品なんですが、そこでめんま役をやっています。今回コラボという形で、まさかステージ上で話すとは思いませんでした」
司会「あの花は現在再放送中なので、是非見てみてください」

司会「公開してからひと月以上経ちますが、まだ舞台挨拶をやらせていただいています。今日は海老名横浜、そして川崎と、多くの方に来てもらっています。それについてはどうですか?」
水瀬「評判や感想をTwitterでもらうんですけど、顔を見れるのは舞台挨拶ならではだと思います。上映前はワクワクした顔を、上映後は色んな感情に浸った顔を見られて、そんなところに出演している声優として登壇できるのは、なんて素敵なことだろうと。個人的には、ネタバレを気にしなくていいので上映後のほうが気楽です。声優という、普段は表に出る仕事ではない分、頑張っています」
雨宮「公開して日が経っても見てくれて、こうして話す機会があって嬉しいです」
茅野「あの花ラジオでここさけについて話しているんですけど、そこでしか聞けない話もあるので是非聞いてみてください。次の回は天ちゃんが来てくれるので、聞きたいことなどあったらメールしてください」
あの花ラジオの公録には水瀬さんも今後参加するそうな。
司会「おふたりは始球式もされていました」
茅野「いのりちゃんが肩強くて。すごい速い球を投げてました」
水瀬「村山さんとキャッチボールで練習したんです」
村山さんは元野球部だそう。
茅野「自前のグローブでしたね」
司会「張り切っちゃいました」

司会「今まで『今一番叫びたいことは?』と聞かれてきたと思うので、ちょっと変化球を。作品の中で、いちばん笑ってしまうシーンは?」
雨宮「相沢の『ボッ!』ですね。『なにあれ、アドリブ?』って裏でコソコソ言われてるのが面白かったです」
司会「さっきの舞台挨拶で、水瀬さんが相沢推しであることが判明しました」
雨宮「衣装とか、色んな具合が相まって面白かったです」
茅野「私は笑ったっていうよりニコーってしちゃうのは、田崎くんが『今から告白してくる』っていうところです。順の顔が赤くなって、台詞はないけど想像できるところがニヤニヤしちゃいました」
水瀬「冒頭の、『おい、坂崎』のやり取りです。クラスは同じだけど交わったことはないならではの距離感が、あるあるだな、学校だなって思って」
司会「惜しかったな、って物言いもなかなかですよね」
水瀬「大樹は2番目に好きです」
雨宮「1番はどうしても相沢じゃなきゃいけないのねw」

司会「クラスメートの中で、自分と一番近いなと思うのは?」
茅野「2人は自分のキャラに似てるよね」
雨宮「…髪型のせいじゃないですかね」
茅野「中身もだよ」
雨宮「なんだか騙してるようで申し訳ないです」
茅野「あの花もキャラとキャストが似てるなと思ったんですけど、ここさけも似てるなと思うところがたくさんありました」
司会「髪型といえば水瀬さんもですかね」
水瀬「下ろしたら順と同じような長さになりますね。舞台挨拶をしている間は順として立とうと思っているので。でも、最近美容院いけなくて髪が重いです。私がクラスの中にいたら、順ほど端にはいないと思うけど、趣味のことだけは熱くなると思います。DTM研みたいな。また相沢が」
雨宮「私が似てるキャラがいるとしたら、きっと記憶に残っていないと思います。とにかくマイペースだったので、一言も喋ってないかも。好きなことでテンションが上がる様子は岩木と似てるかなと」
司会「DTM研すごいですね」
茅野「天ちゃんもちゃんと人を惹きつけてるから!菜月に似てるって!」
雨宮「あ~///」
茅野「私は天ちゃんがひとりでいても話しかけに行くよ!」
雨宮「ありがとうございます、自分からはいけないので…」
司会「ここにいないのですが、細谷さんや内山さんは大樹や拓実と似てると思いますか?」
茅野「思います」
雨宮「細谷さん似てますかね」
茅野「髪剃ったら」
雨宮「見た目ですかw」
水瀬「でも細谷さん意外と繊細なとこあるから。内山さんは拓実よりSだと思う」
雨宮「じわっとSだよね」
茅野「言いたい放題w」

茅野「サントラ聞いてて、声優さんってすごいなって。学生らしく歌ってるのが声優ならではだなと。歌手とは違って、役として歌ってるのが素敵だな、いいなぁって思いました」
照れる2人。
茅野「ここさけが本当に好きなので、2人を見て『本人だ―!』ってなりました」
雨宮「素晴らしい応援隊長ですね!」
茅野「サントラ持ってるって方はどれくらいいますか?」50%くらい。
司会「ということは半分くらいは…」
雨宮「もったいないなー!」
茅野「個人的には、天ちゃんが汚い言葉をいっぱい言うやつが好きです」
雨宮「word word wordですね」
水瀬「先週まで配布されていた特典のボイスドラマに、その練習風景が収録されていて。言われて60番目に嫌な言葉、59番目…っていうふうに挙げていくストーリーで。岡田さんの言葉選びの巧みさが出てると思います」
茅野「歌詞カードを見ると気持ちが汲み取れて新たな発見もありますね。営業トークみたいですけど、私も本当に素晴らしいと思ったので是非手にとってみてください」
司会「近くにタワレコさんもあったので、是非w」

司会「最近叫びたいと思ったけど叫べなかったことは?」
雨宮「ここさけのアフレコの前日か前々日かに、昼夜で2.5時間ずつくらいのライブがあって。でもすぐアフレコがあったので台本チェックをしないといけなくて。台本チェックが嫌とかじゃなくて、とにかく『ワーッ!』って叫びたかったです。でも夜中だったからできませんでした」劇場版のアフレコスケジュールはわからないけど、5月のSail Outかも。
茅野「声優さんって、アフレコで噛んでも叫べなくて。反対に、うまく言えたら『よしっ』ってなります」
雨宮「なりますねー」
茅野「私、天ちゃんの『よしっ』っていうの見たことあるよ」
雨宮「えっ、うそっ」
茅野「いのりちゃんの癖もわかるし、アフレコで後ろ姿で癖を見てるのも楽しいです。でも2人はそんなに間違わないので」
雨宮「いやいや…」
水瀬「私は、電車で降りますって言えなくて、結局降りられませんでした」
雨宮「え、次の駅まで行ったの?」
水瀬「前の人がイヤホンしてて、気付いてもらえなくて。でも、後ろのお婆ちゃん2人がリュックを押してくれて。その気持ちに応えたかったんだけど勇気が出ず…。そのお婆ちゃんに謝ったら、『次は絶対に道を切り開くからね!』って言ってくれました」
雨宮「www」
茅野「ツボった?」
雨宮「感動のエピソードがw」
茅野「その話、順ちゃんで再現できそう。イヤホンの人はぽっぽにやってもらって」
司会「収録決定ですね」

最後の挨拶。
茅野「ここさけファンとして話ができて嬉しいです。ぽっぽが映り込んでたの、気付きました?」
会場「えっ」というどよめき。
司会「これはもう1回ですねw」
茅野「くまごろしTシャツやウサミチグッズ、順の家に来たおばちゃん2人も、じんたんの家の前の2人ですし、そういったところまで、何度も見ていただけたら」
雨宮「あの花とのコラボもそうですが、ここさけは注目ポイントが多いと思います。メインの4人はそれぞれ違うものを抱えています。それぞれに寄り添ってみたり、ミュージカルに耳を傾けてみたりすると、新たな楽しみ方があると思います。ここさけを何度も味わって、いろんな思いを受け取ってください」
水瀬「あの花とここさけは時間軸や場所がリンクしているので、ifの物語を想像すると楽しいと思います。ミュージカルは、本当にたくさんの人の頑張りでできたシーンなので、サントラでおうちでも浸ってもらえると嬉しいです」



以上です。
ここさけ応援隊長ってなんじゃと思ったけど、あくまで第三者目線で話す人がいる舞台挨拶ってのも珍しくて貴重でした。
水瀬さんは毎週たくさんの舞台挨拶をされていて大変だと思うけど、客席の反応やその場のトークの流れを大事にしてコメントをうまく組み立ててる感じがして、毎回深いコメントをしてくださるのでありがたいなぁと思いました。