せーはくの備忘録

備忘録(びぼうろく)は、記憶すべき事柄を簡単にメモするための個人的な雑記帳である。

20190114

  • まさかの1日2投稿である。かといって特段暇なわけではない。なぜだか意味のない文章を無性に書きたいのである。

  • 今日は、元バイト先の人たちとの新年会だった。新年会と言ってもお酒は飲まないやつである。新宿ど真ん中のクソ安いしゃぶしゃぶで昼食を取るだけの、健全な新年会である。
  • 女性陣が8人くらい、男性陣が私含め3人だった。
  • 2時間の食べ放題を終えた後、女性陣はガストだかサイゼリヤだか、その辺にあったファミレスに行った。男性陣は帰った。
  • しゃぶしゃぶは程々に美味かった。良くも悪くも食べ放題で2000円くらいの味であった。

  • その後、紀伊國屋書店に行った。新宿の紀伊國屋書店には週1くらいで行くが、基本的に漫画館の方にしか行かない。今日はふと思い立って文庫本コーナーを物色してみた。
  • あさのあつこ著「THE MANZAI」を全巻購入した。昔図書館で借りて読んだ記憶があるが、手元に置いておきたかった。
  • 基本的には電子書籍派である。が、誰かに貸す可能性がある本は紙の書籍で集める必要がある。「THE MANZAI」はその可能性があったので、紙で買った。
  • 電子と紙のどちらが好きかと言われたら当然紙である。だが、紙は置き場所が限られる。本を買う時に、スペースの問題で購入を断念するのは非常にもったいないと、個人的には思う。なので、電子書籍はとても良い。Kindleならばガンガン読んでも一週間くらいは充電が持つので、旅行先にも手軽に持っていける。
  • それに、友人の会話で気になった本があれば、その場でポチって端末にDLし、読むことが出来るというスピーディさも良い。テクノロジーは積極的に活用していくべきだ。
  • その割に、音楽はサブスクリプションiTunesを活用せずにCDを粛々と購入し続けている自分がいる。
  • DLといえば、DLsiteという素敵なサイトがある。
  • TVCMも流し始めたらしい。コスプレイヤーのえなこさんが出演されているそうだ。
  • 声優さんの実写CMがお茶の間に流れる時以上に無を保つ必要がある。私はDLsiteなど知らない。そういう顔つきを今から練習しておこう。
  • DLsiteでは、伊ヶ崎綾香さんと藍沢夏癒さんが出演されている商品を購入する傾向がある。最近は逢坂成美さんも良いと思っている。

  • その後、新宿~渋谷の自転車ショップを練り歩いた。折り畳み自転車が欲しいのである。
  • 私はクロスバイクRAIL700というやつである)を所有している。最近は乗るタイミングがなかなか無いが、自転車に乗るのは好きなので、旅先でもできれば自転車に乗って移動したい。
  • だが、クロスバイクを電車に積む(これを輪行という)のはなかなかに手間がかかる。それに電車内でスペースを取ってしまう。なので、折り畳み自転車を買いたいというわけだ。
  • 折り畳み自転車といえば、ダホンというメーカーが実質的には一強状態である、というのを店舗に行ってみて感じた。そもそも折り畳み自転車のコーナーが少ないというのもあるが、そこに陳列されている自転車はほとんどがダホンのものであった。
  • だが、ダホンは価格が非常に高いのである。平気で10万以上するのである。一応5万円程度の商品もあるが、安さを求めるならばダホンはやめておきたい。
  • 私が検討していたのは、ルノーというメーカーの「ウルトラライト7」シリーズである。その名の通り、7kg台という超軽量が売りのシリーズである(ちなみに一般的な折り畳み自転車は12kgくらいである)。
  • メインバイクとして使用するわけではなく、完全に輪行用なので軽いほうが良い。そしてそこまでの機能は求めていない。とりあえずママチャリより走れればいいか、くらいの感じである。その条件にベストマッチなのが「ウルトラライト7」シリーズであると私は考えている。
  • しかし、先述したように、店舗にはダホンしか置いていない。非常に困った。
  • 自転車というものはメンテナンスがつきものである。そして、多くの店舗は「当店で購入した自転車以外のメンテナンスはお断りしております」というスタンスで営業している。つまり、店舗で買えない=ネットで買うしかない=メンテナンスを自力でやるしかない、ということである。
  • まぁメンテナンスつってもそこまで大変なわけでもないので、勉強すれば良いという話ではあるのだが。
  • 渋谷にあるミニベロ(折り畳み自転車もこの中に含まれる)専門店に行ったら、定価7万円の「Tern LINK C8」を数量限定で4万5千円で販売しているという。真剣に数時間悩んだが、やはり12kgは重いと考え、断念した。
  • 未だに悩んではいるのだが、現時点ではウルトラライト7シリーズを通販で購入する可能性が高い。有識者(いるのか)の見解を伺いたい。

  • その後、渋谷のユーロライブにて開催されている「渋谷らくご」に足を運んだ。
  • もともと落語には興味があったのだが、なかなか踏ん切りがつかなかった。
  • しかし、「たっちレディオ」最新回にて、「渋谷らくご」のプロデューサー(?)であるサンキュータツオさんが本公演の宣伝をしており、その姿勢に感銘を受けたことと、このタイミングを逃したら一生行けなくなる気がしたことの2つの理由から、思い切って行ってみた。
  • 結論から言うと、とてもおもしろかった。
  • 思ったよりも老若男女が集っていた。思っていたよりも前知識なしで楽しめた。思っていたよりも演者(噺家というのだろうか)が若かった。そして、思っていたよりも疲れた。話を聞いて、想像して、オチを理解するのは疲れる作業であることを初めて体感した。心地よい疲労感だった。
  • よくある寄席の場合、若手は15分、真打ちは40分くらいの持ち時間が与えられ、それが4時間ほど続くらしい。一方「渋谷らくご」の場合、若手から真打ちまで30分という同じ時間が与えられ、1公演あたり4人、つまり2時間1セットで落語を楽しむことができる。
  • どれだけ人気の噺家さんが出演する回でも、当日券は50枚確保するそうだ。ちなみに会場のキャパは178人である。そのうち50枚を当日券に回すというのだから、相当な勇気とこだわりが必要なはずだ。そこに「落語を知らない人にも気軽に来てほしい」という熱意を感じる。とてもカッコいい。
  • 当日券を購入すると、パンフレットのようなものが無料で配布される。そこにはサンキュータツオさんによる文章が書かれているのだが、これがとても良い。「落語はこうやって楽しむんですよ」というのが非常にわかりやすく、かといって押し付けがましいこともなく、程よい距離感で書かれている。
  • 今回の4人のうち、2人目に出てきた玉川奈々福さんという方は、落語ではなく浪曲という種類の芸を披露する方だった。
  • 三味線を伴奏に、言葉を歌(浪花節、というのだろうか)に乗せて話を展開する演芸と理解したが、ここでも持ち前の歌詞分からないマンが顔を出すことになる。
  • まったく話の内容が頭に入ってこないのである。
  • 思えばミュージカルもそうだった。だから私はミュージカルが苦手なのか。ようやく理解することができた。
  • とにかく落語は楽しかった。2500円で2時間楽しめるのは良い。TOHOシネマズ渋谷とも近い。同じビルにはユーロスペースというマニアックめな小さな映画館もある。暇つぶし場所には最高である。
  • 少なくとも、ハチ公前の交差点近くにあるクソでかいスタバの窓際に腰掛けて室内なのにニット帽を被ってMacを叩きながらナントカフラペチーノを飲むよりも有意義な時間を過ごせるはずだ。
  • 別に、ハチ公前の交差点近くにあるクソでかいスタバの窓際に腰掛けて室内なのにニット帽を被ってMacを叩きながらナントカフラペチーノを飲む奴をディスっているわけではない。

 

 

想像の5倍くらい長くなった。日記というものは難しい。

 

おわり